不登校の原因にもなりやすい共感欠如、こんな原因があるかもしれません | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校の原因にもなりやすい共感欠如、こんな原因があるかもしれません

 

 
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
 
 
不登校カウンセラーの新井てるかず先生のページに
 
 
という興味深いタイトルの記事がありました。
 
 
人は安心したり、癒されるには、自分の気持ちを理解してもらう
 
受け入れてもらうということが必要なのですが、
 
不登校の親御さんは、お子さんの気持ちを理解したり、受け入れる
 
いわゆる共感ということが難しい方が多いように思います。
 
 
親御さん自身も、自分の親に自分の気持ちを理解してもらったとか
 
受け入れてもらったという実感がないからなのですね。
 
 
その具体例を、記事の中でこのように書かれています。
 
 
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私が実家に帰った時です。私の母が私たち家族を乗せて車を出してくれました。

 

私の母は運転が荒いのです。

 

スピードを出すのではなく、急発進、急ブレーキが激しいのです。

 

私はまだ平気でしたが、同乗している私の家族はこれで車酔いしてしまいます。

 

なので、私が母に「おばあちゃん、運転荒い、急発進、急ブレーキもうちょっと柔らかくして。」と言うと、

 

母は苦笑いして、「ああ、そうか。」と言った後、自動車教習所時代の話をし始めました。

 

そして、教官の人に対して「あのおっさんは・・・」と言い出したり、

 

教習所で使っている車に対して、「あんなボロ車、乗れるか!」などと言い出したのです。

 

お分かりでしょうか。

 

一旦、母は話を受けるのですが、その後、母は教習所の話にすりかえてしまいました。

 

そして母の持っている優劣感を見せつけられました。

 

これがずらしであり、すり替えなのです。

 

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この例を読まれて、どんな感じがしましたか?

 

 

私の例でお話しすると、

 

息子が保育園に通っていた頃、

 

園長先生が、パンツ一丁で顔を真っ赤に塗った怖い鬼に扮して出てきて、

 

年長の子は、年下の子を守る為に必死に戦わなければならない

 

とても怖い節分がありました。

 

 

息子は節分の前になると、怖いから行きたくないと何日も前から訴えていたのですが、

 

私は息子の怖い気持ちに寄り添うことはできずに、

 

なんとかして保育園に行ける方法や、園長先生扮する鬼と闘って勝てる方法など、

 

そんなことばかり話していました。

 

 

この時のことを思い返すと、

 

息子の節分が怖い、保育園に行きたくない気持ちに寄り添うと、

 

息子が保育園を休んで、私が仕事に行けなくなる

 

病気以外で休むことを許すと、今後もズルズル休むのではないか?とか

 

イヤなことを我慢できないと、将来大変なことになるという不安…

 

こんな感じで、私自身に不都合な状況になったり、

 

自分が感じたくない感情を感じるのを避けるために、

 

無意識に息子に共感することを避けていたのですね。

 

 

先ほどの例の運転が荒いと指摘されたお母さんだったら、

 

自分の非を認めてしまうと、さらに注意されるというような不都合な状況を避けたり、

 

自分の運転のせいで、孫達が車酔いしてしまうという罪悪感、

 

自分が気が利かないなどという劣等感

 

孫達が車酔いしたらどうしよう…という不安

 

などを感じるのを無意識に避けて、

 

今の自分の運転のせいで車酔いする話とは直接関係ない、

 

昔の自動車学校の話にすり替えてしまったのですね。

 

 

もし、自分もこれやっているかも…と気づいた方、

 

自分は何を感じたくなくて、お子さんの話をすり替えて答えているのか

 

自分の心の奥に聞いてみると、いろいろな気づきがあると思いますよ^^

 

 

 

 

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