● 学校に行ってないのに、習い事や遊びに行くのをOKしていいのでしょうか?
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
お子さんが学校を休んで、楽しそうにゲームや動画を見ていると、何だかモヤモヤすることはありませんか?
私も、息子が登校しぶりをしていた頃は、
学校に行けないのは仕方ないにしても、せめて○○したらいいのに…
なんて思ったりしていました。
そして、学校を休んだ日に、
「○○(カードゲームのカード)を買いに連れて行って。」
などと息子に言われると、私は、とてもザワザワして、
「えー、今日学校休んだのに、カードは買いに行けるってどうなの?」
と返事をすると、
息子の顔色が変わって、
「結局、学校に行っているかが大事なだけだろ。
(オレの気持ちはどうでもいいんだろ。) 」
と言っていたのを覚えています。
私の中に、
楽しみは、やるべきことをやってからでないといけない
という制限が強くあって、息子のやりたいことや気持ちを、
無条件に受け入れることができなかったのですね。
不登校のお子さんは、敏感な子が多いと思いますが、
こうした親の反応をよく観察して、自分が本当に受け入れられているかを
シビアに見ていると思います。
子育てアドバイザーの道山ケイさんの記事に
という記事がありました。
一部、ご紹介させていただきますね。
~~~~~~~~~~
最初に大事な考え方をお伝えします。
今回の相談者の方は違うと思うのですが、たまに以下のような考え方をされる方がいます。
「学校に行っていないのに、習い事や遊びだけするのはおかしい。
習い事をしたいなら、まずは学校に行けるようになってからだ」と。
この考え方は、条件付けの愛なので、ますます不登校を悪化させます。
不登校を解決するカギは、無条件の愛で接することです。
不登校であっても、やりたいことはとことんやらせる。これが、最も大事な考え方になります。
~~~~~~~~~~~~
はい、とても重要なことが書いてありますね。
これまで心の学びをしてきた方は、この「無条件の愛」という言葉を
聞いたことがあるかもしれません。
私も、最初に行った気功師さんから、この言葉を言われたのですが、
「???」
という感じでした。
私の中が制限だらけだったことと、自分自身が無条件に受け入れられている
という感覚がなかったからです。
不登校やひきこもりの親御さんは、
周囲に合わせたりする風潮や、制限が多い日本という環境で、
この「無条件の愛」というものを学ぶ機会を与えられているのかな…
と思います。
学校は病気以外で休んではいけない
好きなことだけをやってはいけない
やるべきことをやらないと、好きなことをしてはいけない
やるべきことをやらないと、楽しんではいけない
こんな制限が親御さんの中にたくさんあると、
お子さんが何かやりたいことや希望を言ってきても、
これらの制限が刺激されてしまって、
お子さんのやりたいことや気持ちを心から尊重することが難しいのですね。
お子さんのやりたいことや気持ちを尊重するといいとは知っているけど、
いざそのような場面になると、すんなり受け入れられない…
という方は、親御さんの制限が反応しているのかもしれません。
制限を緩めると言っても、なかなか難しい…と感じる方は、
カウンセリングでお話を伺いながらお手伝いさせていただいています。
【関連記事】
五月雨登校から完全不登校にならなかった近所のお子さんのお母さんから学んだこと…
応援ありがとうございました^^
長南華香さんから聞く、不登校などの問題行動を通じて、わが子が教えてくれるメッセージとは
4/27(土) 11時~15時(予定)
神奈川県 海老名市 カフェ くろすぽいんと
6/29(土) 11時~15時(予定)
大阪市内 場所未定
遠方で会場に来れない方にもお話を聞いていただけるように、
Zoom参加もできるようにしました。
詳細が決まりましたら、ご案内しますね^^