● 不登校親子にとって辛い卒業式問題
こんにちは^^ 野田祐佳里です。
立春が過ぎて、日が沈むのが遅くなってきましたね。
春が近づいているな~と実感しています。
中3や小6の不登校のお子さんのいるお家には、
卒業式について、どうしますか?
(当日だけでなく、前日までの練習に参加するかや、
校長室などの別室で卒業証書をもらうかなどにもついて、)
このような担任の先生から連絡が来ているのではないでしょうか。
9期のマスターコースの投稿にも、卒業式がらみの出来事があったので、
そろそろこの時期だよな…
と思って、不登校新聞を見てみると、
という記事を見つけました。
一部ご紹介させていただきますね。
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「卒業式は出席しますか?」」
「卒業アルバムに載せる文章や写真はどうしましょうか?」
ご家庭によってはすでに、こうした連絡が学校からきているかと思います。
「最後の節目ですから」という担任の言葉は、親の気持ちをぐらつかせます。
有終の美、人生の節目などの区切りはたしかに大事です。
しかし、ここで大切なのは「それをすることによって心が軽くなるのは誰か」ということです。
最近では、卒業式の本式ではなく、卒業証書授与を校長室で行なうケースも増えています。
校長から卒業証書をもらう姿を見て、「一区切りついた」と、担任は(ときに親も)ホッとするかもしれない。
でも、子どもの気持ちは別です。
本当は行きたくないのに、周囲の期待に応えるべくがんばっているとしたら、満足しているのは大人だけということにもなりかねません。
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読んで、どのように感じますか?
学校の先生から連絡が来ると、節目の卒業式に参加させなくては…
と思ってしまう。
でも、子どもの様子を見ていると、卒業式に参加する気もなさそうだし、
子どもの気持ちも尊重してあげたいと思うけど、
板ばさみになってしまう感じで、しんどい… ザワザワする…
こんな気持ちが、このようなイベントで心を揺すられている
不登校の親御さんの辛さの本音ではないでしょうか。
こんな時に、学校の先生と同じように、
節目の行事に参加しなくてはいけない
周囲の人に合わせなくてはいけない と思うと、
卒業式に行く気がないわが子に対して、疑問や不信感を感じて
どうにかして、行かせようと思ってしんどくなってしまうし、
不登校のわが子の気持ちを尊重しなければならない!と思うと、
わが子の気持ちや状況にお構いなしに、
卒業式の出席について聞いてくる先生に対して腹が立ってくる
ということになりがちです。
どっちもしんどいですよね…
○○しなくてはいけない
という制限なっていて、
その枠から外れることに強い違和感や抵抗を感じるからなのですね。
こんな時は、どっちの考え方もOKというスタンスだと楽になりますよ^^
卒業式に行く必要もないという考え方や、
卒業式に行きたくないという気持ちもOK
卒業式はケジメや区切りだから、参加してほしいという考え方もOK
このようなスタンスになると、学校の先生と戦わずに
お子さんの気持ちも尊重できるようになりますし、
何より親御さんが楽になりますよ^^
【昨年の息子の卒業式の頃の記事はこちらから↓】
応援ありがとうございました^^
長南華香さんから聞く、不登校などの問題行動を通じて、わが子が教えてくれるメッセージとは
4/27(土) 11時~15時(予定)
神奈川県 海老名市 カフェ くろすぽいんと
6/29(土) 11時~15時(予定)
大阪市内 場所未定
遠方で会場に来れない方にもお話を聞いていただけるように、
Zoom参加もできるようにしました。
詳細が決まりましたら、ご案内しますね^^