● 息子の卒業式に参加して感じたこと
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田まどかです。
今日は、息子の小学校の卒業式に参加しました。
一昨日までは、式には出たくないとのことで、
放課後に卒業証書を取りに行くことを考えていた息子でした。
(特に、壇上に上がって、卒業証書をもらうことに抵抗があったようです。)
近所の不登校のお友達も、卒業式に行くけど、
一緒に行くなら、待ち合わせ場所で待っているよ
と、一昨日に学校に行っている友達からLINEをもらい
「〇〇(友達の名前)も行くんだ… どうしよう…
でも、〇〇が行くから… じゃなくて、自分がどうしたいかなんだよな…」
と、自分で自分の気持ちを確認しているようでした。
フリースクールの先生も、息子が納得して、
卒業式に参加するかどうかを決められるよう、
話す時間を作ってくれたようでした。
息子が、
自分は学校に行っていないのに、卒業式に参加する資格がないんじゃないか。
というようなことを先生に言ってきたので、
今まで、フリースクールで漢字などを頑張ってきたりしたんだから、
参加する資格は当然ある
というようなお話をしてくださって、
息子は、卒業式当日に保護者席の後ろの方で
見学することを決めたようでした。
息子の中には、卒業式に対して
面倒くさい、自分が行ってもいいのか?
という気持ちと、
最後だから行っておきたい
という気持ちと、色々な気持ちがあって葛藤していたようです。
親にできるのは、わが子がどんな選択をしても
それを尊重することなのかな…と思います。
今日の卒業式は、フリースクールの先生が、
事前に校長先生と打ち合わせ済みということで、
わが家の近所のスーパーまで、車で迎えに来てくださり、
学校に車で乗り入れて、目立たないタイミングで会場に入る
という段取りをしてくださったそうです。
(かなりのVIP待遇ですね(笑)
UMIを学んだ今だからこそ思うのですが、
母親の私がそこまでやったら、やりすぎ(過干渉)で、
他人であるフリースクールの先生がやってくれたからこそ
良かったのかな…と思います。
私が卒業式を見ていて感じたのは、
卒業生と、在校生の代表である5年生の、
一糸乱れぬ、起立や礼、呼びかけの言葉など…
きっと、疑問に思いながらやっているお子さんもいるんだろうな…
と感じたことです。
このような生徒の模範のような子ども達が標準、当たり前という認識だと、
その期待に応えることに苦痛に感じている子どもたちは、
居場所がないんだろうな… と思いました。
こんな時は、学校を変えようと、
もっと縛りを緩くしてください! なんて訴えても
宇宙の法則から考えても、上手くはいかないんですね。
(マイナスの意識からのコントロールなので。)
周囲(学校)は、規律正しくやっているけど、
自分(わが子)は、無理のない(自分の心の中心がずれない)範囲で
参加すればいいという、自他承認というスタンスだと上手く行きやすいです。
息子の不登校のお友達の卒業式の様子を見ていると
みんなと一緒に卒業式で卒業証書をもらう子、
卒業式は後ろで見学して、後から校長先生に卒業証書をもらう子、
放課後、卒業証書をもらいにくる子、
打ち上げパーティーも同様に、参加する子、参加しない子
とそれぞれの選択で決めていました。
やはり、「みんな同じようにしなさい」ではなく、自分軸というのが、
エネルギーを浪費しない秘訣かなと思います。
息子は、控室で色々な先生に秘密の話を教えてもらったり、
卒業式見学後は、校長室で卒業証書を渡してもらい、
校長先生、担任の先生、フリースクールの先生、息子、私
という特別な写真を写真屋さんに撮ってもらったりと、
他の人には経験できない、卒業式となりました。
個別対応するのは、学校の先生の負担はとても大きいので、
先生方のご厚意により、
このように不登校の子が、それぞれの選択をできるように
配慮して頂いたことに、とても感謝しています。
応援ありがとうございました^^
★残2席!★
「大阪開催!「かみさまとのやくそく」上映会&ランチ会」
【日時】
4月14日(土)11:30~15:00
【上映会場】
〒542-0085
大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-3-31
御堂筋鰻谷交差点のティファニーさんとフェンディーさんの間の道を進み、ユニクロさんの少し奥。
【内容】
・映画鑑賞「かみさまとのやくそく」&昼食 (11時30分~15時)
【参加費用】
6,500円 (映画鑑賞代、室料、ランチ・フリードリンク代含みます。)
※事前のお振込みでお願いします。