● 親の愚痴を聞いたり、問題をどうにかしようとして疲れていませんか？
こんにちは＾＾ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
このところ猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？
不登校やひきこもりの親御さんのお話を伺っていると、
ご自分の親や義両親、家族の愚痴の聞き役をしていたり、
家族の問題を、率先してどうにかしようとしている方が結構な割合でいらっしゃいます。
そのような役割をしているのは、長女の方が多いと思いますが、
必ずしも長女というわけではなく、
その家族の中で物分りのいいタイプ
話を否定せずに聞いてくれそうなタイプ
いわゆるいい子タイプの方が、そういった役割をしています。
本当は、親や家族の愚痴なんて聞きたくないと、心の奥では思っていますが、
他に引き受けてくれる人がいない
親や家族の心のお世話をするのが自分の役目だと思っている
そんな風に思っていると、
本当は聞きたくない！という気持ちにも気がつかなくなってしまいます。
親や義両親、家族の心のお世話役をしていても、本人が気にならなければ、
問題ないのですが、
不登校やひきこもりのお子さんがいると、まわり回って、影響が出てしまいがちです。
それは、どんなことだと思いますか？
まず、親や義両親、家族の愚痴を聞いたり、親戚の問題をどうにかしようとすると、
どんな気持ちになりますか？
多くの方がストレスに感じるかと思います。
何も感じないようにしている方もいらっしゃるかと思いますが、
聞いていて、スッキリした気分になるという方は、ほとんどいないかと思います。
特に、不登校やひきこもりのお子さんがいて、なかなか思うように動けない、サポートできない
という状況だと、不登校やひきこもりのお子さんを責めてしまいがちです。
口では責める言葉を言っていなくても、
心の奥で、あなたが不登校やひきこもりのせいで、手がかかって、
やらなくてはいけないことができない…
などと思っていると、潜在意識の深い部分で繋がっているお子さんには、伝わってしまうのですね。
このようなお役目を引き受けている方は、子どもの時から、
そのお役目をやっている場合が多いので、
不登校やひきこもりを選択して、好き勝手にやっているように見えるお子さんに対して、
私は、親や周囲の期待に応えていい子をやってきたのに、
好き勝手にするなんて、許せない！
というような、親御さんの幼少期の満たされなかった思いが刺激されることが、多々あります。
こんな意識で、過ごしていると、お子さんは家で充電するのが難しくなります。
こんな時は、本当はイヤなのになぜ親や義両親、家族の愚痴を聞いているのか？
問題をどうにかしようと頑張っているのか？
をご自分に問いかけてみるといいですよ＾＾
いい子、いい人と思われたり、感謝されたりすることにメリットがあるのかもしれません。
いい人と思われたり、感謝されるメリットと、
しんどいのに親や義両親、家族の愚痴を聞いたり、親戚の問題をどうにかしようとするデメリットを
比較してみるといいかと思います。
親御さんがしんどいことをしていると、そのストレスのしわ寄せがお子さんにいきがちなことも
合わせて考えてみると、答えは出やすいかもしれませんね。
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応援ありがとうございました＾＾
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