● 親御さんの不安から、お子さんの課題を奪っていませんか?【追記】
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田まどかです。
これまでの記事にも書いてきましたが、
不登校の親御さんとお話をすると、
親や世間の価値観に合わせてきた、いわゆる「いい子」をやってきた方が
とても多いように感じます。
※無意識のうちにやっていて、自覚のない方もとても多いです。
本当は周囲を気にせず、自分らしく過ごしたかったのに、
どうして、それを諦めて、「いい子」をやってきたのでしょうか?
「いい子」でいないと、
親から受け入れてもらえない、
世間の基準での、自分の評価が低くなる
自分の居場所がなくなる
将来困る など…
不安を感じないように、無意識で「いい子」をやっていたのですね。
7期のマスターコースの投稿でも、そのような出来事がたくさん投稿されています。
ご自分のことは、不安を感じないように、無意識で「いい子」をやっているので、
目立った問題として認識されないのですが、
お子さんのことでは、「いい子」を強要し続けることができないので、
不安を感じる出来事が起こってしまいます。
そして、ご自分が我慢して「いい子」をやってきたので、
それをやらないわが子に、イライラしてしまうのですね。
(まさにUMI受講以前の私のことです><)
以下過去記事になります。
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お子さんが「学校に行きたくないな…」と言ってきた時、どんな気分になりますか?
不安になったり、またグズグズ言っていると思ってイライラするなど、
いい気分がしない方が多いのではないでしょうか?
そうすると、そのイヤな気分を感じないように、「行きなさい!」、「行けるなら行ったら?」とか、
お子さんを安心させるために「行かなくてもいいよ。」、「行くのやめたら。」
などと言う方もいらっしゃるかもしれません。
私も、以前にお世話になっていた不登校カウンセラーの先生から、
「学校に行きなさい!」というより、「学校に行かなくても、わが家の大事な子どもだ。」
と伝えて、安心させた方がいいと教えてもらったり、
別の先生には、子どもの気持ちを受け止めて、「ふ~ん、そうなんだ。」
と言うといいと教えてもらいました。
私の場合は、どちらも、「本当は学校に行ってほしい。」という気持ちとは、チグハグな
テクニックだけの受け答えになってしまい、なかなか上手くいきませんでした。
師匠の川相ルミさんは、勉強会でも、それぞれが自分の人生を生きるには
「他人の課題を取り上げないこと」と、「自分で選択する」と言われてきました。
こちらの記事に、分かりやすい具体例が書かれていますよ。
特に不登校の親御さんは、相手の課題を取り上げて、先回りをする傾向があり、
お子さんは自分で選択できずに、無力感を感じているケースが多いと言われていました。
このお子さんが、「学校に行きたくない」と言っている場合は、
お子さんが学校に行こうか、休むか迷っている状況です。
「学校に行った方がいい。」とか「学校に行かなくていい。」などと親御さんが言うのは、
お子さんが「自分のことを選択するという課題」を取り上げてしまうことになってしまいます。
そんな時は、お子さんが学校に行くか、行かないかに意識を向けるより、
お子さんが、自分で学校に行くか、行かないかを選択しているか、
日常のことを、親や世間の価値観などではなく、自分の意志で選択しているかに
意識を向けると、親御さんの心も落ち着きますし、お子さんも充電できるようになります。
とは言っても、お子さんが学校に行ったり行かなかったりすると、
日々心を揺さぶられて、しんどいと感じる方には、こちらでその方にあった
意識の向け方をお伝えしています。
応援ありがとうございました^^
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