● 不登校のお子さんの夏休みの充電方法【追記】
こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田祐佳里です。
早いもので、7月も後半になり、明日で、終業式の学校も多いのではないのでしょうか。
終業式の後に通知表を受け取ったりと、学校に行っていなくても
学期の終わりを感じますよね。
息子が不登校になる前は、この通知表の評価が気になり、
息子が学校の勉強を理解しているのか、ということにとても関心がありましたが、
これまでの日本の価値観は、進路を決めるにあたって、
学校での評価や、テストに反映される学力をとても重視したけど、
そこに反映されない子どもの力もあるよな…
と思えるようになると、
学校の勉強をどの程度理解しているかとか、
評価の欄が斜線になっている通知表を見ても、
特に何も思わなくなった気がします。
以下過去記事になります。
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不登校のお子さんの親御さんは、学校から解放される夏休みに充電して、
新学期に備えてほしいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
息子が不登校になる前から、わが家の夏休みを振り返ってみると、
保育園や学童で、息子のペースでのんびする暇はなく、
海の日の連休には、伊豆諸島などへの旅行、お盆は帰省、
週末はモトクロスの練習や大会といった感じで、
できるだけ多くの経験をしてほしいという私の思いが反映された
ハードスケジュールだったように思います。
息子が不登校になってから、かなりのんびりするようになりましたが、
ゲームや動画以外は何もせずに、家にこもっていると、
だんだん不安になってきて、
外に行って、太陽の光を浴びたり、身体を動かすと体に良い。
規則正しい生活をすると、健康に良い。
などとカウンセラーの先生や、病院の先生に聞くと、
息子に健康的な生活をしてほしいと、あれこれやってきましたが、
息子の状況が改善することはありませんでした。
今思うと、ゆるくはなっていても、親の私がどうにかしようとしている
エネルギーの質が変わらなかったから、変化がなかったのかな…
と思います。
そんな時に、過去に旦那さんがうつになったママ友から、こんな話を聞きました。
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よく、うつになった人を元気にさせるために、周囲の人が旅行に連れて行ったりするけど、
本人が休みたい時に、連れて行こうとすると逆効果なんだよね…
うちは、旦那さんに気を遣わずに、特別なことをしないで、相手に任せて
好きなようにさせていたら、自然と良くなったよ~^^
~~~
これって、うつの方や、うつに似た状態の不登校のお子さんへの接し方の極意なんですよね。
気を使うというマイナスの意識や、どうにかしょうとコントロールするという
マイナスの意識をで接していないので、相手はエネルギーを奪われずに、
充電することができます。
でも、「旦那さんがうつで、このまま働けなくなったらどうしよう…」などと
不安や焦りがあると、このような接し方ができずに、ついあれこれ言ったりやったり
してしまい、充電させてあげることができません。
お子さんが夏休みに充電できるようにするには、お子さんをどうにかしようと、
あれこれ言わずに、お子さんが自分の意志で選択し、行動するように見守ることです。
そして、お子さんの選んで行動したことを、信頼し、尊重すると、自己肯定感を育て、
お子さんのエネルギーを充電することができますよ。
とは言っても、お子さんの選ぶものが理解できない、お子さんの行動が信頼できない
と感じる方は、こちらで、親御さんのブロックからくる思い込みを外して、
お子さんを信頼、尊重できるようにお手伝いをしています。
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応援ありがとうございました^^
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