不登校だと犯罪を起こしやすい? 東海道新幹線殺傷事件を考える | 不登校・ひきこもりを根本解決する方法

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不登校・ひきこもり、ゲーム依存、暴言、暴力、昼夜逆転、不眠、起立性調節障害などの心身の不調は、様々な原因があります。

親御さんとのカウンセリングで、潜在意識にある根本原因(メンタルブロック)を特定し、
お子さんに合った改善方法をお伝えしています。

● 不登校だと犯罪を起こしやすい? 東海道新幹線殺傷事件を考える

 

 

こんにちは^^ 不登校カウンセラーの野田まどかです。

 

 

先月、新幹線殺傷事件の報道に思うこと

 

の記事を書いたところ、皆さんの反響が大きかったようで、

 

6月に開催したZoom無料質問会でも、

 

不登校のわが子がこのような事件を起こしたら…

 

と思うと、不安になってしまいます…

 

などというお話も伺いました。

 

 

7/1の不登校新聞で、児童精神科医の高岡健先生が、

 

不登校だと犯罪を起こしやすい? 東海道新幹線殺傷事件を考える

 

の記事を書かれていました。

 

 

同じように心配されている不登校の親御さんの質問と

 

児童精神科の先生の立場からの回答が、

 

とても参考になりましたので、一部紹介させてもらいますね。

 

 

~~~~~~

 

【質問・読者

先日、東海道新幹線のなかで刃物を持った男性が乗客を切りつけ、1人が死亡、2人が重傷を負うという事件が起きました。

 

しかも容疑者は、中学生時代にいじめや両親の不仲により不登校だったという報道を見ました。

 

被害にあわれた方のことを思うと胸が痛む一方で、不登校中の息子も同じことをしないか本当に不安です。

 

そこで率直にお聞きします。やはり不登校だと「危ないこと」をしやすくなるのでしょうか?

 

 

【回答・児童精神科医 高岡健】

いわゆる無差別殺傷事件のほとんどは、「自殺の裏返し」です。
 

人間的なつながりが、すべて断ち切られてしまったと感じたとき、

自殺へ向かうか、それとも無差別殺人へ向かうかの分岐は、

偶然の理由に基づくというしかありません。

 

つまり、どちらへも転びうるのです。

 

では、不登校だと、人間的なつながりが、断ち切られてしまうものでしょうか。

 

あなたは、すでによくわかっていらっしゃると思いますが、不登校によって、かえって強まるつながりもあります。

 

あなたが不登校の意義を認め、ゆったりとエネルギーを蓄えられる安全な環境を、あなたの息子に提供しているなら、それは親子のつながりを強めるでしょう。

逆に、あなたの信条に合わない息子を矯正しようとし、うまくいかなければ放り出すようだと、つながりが断ち切られるのも当然です。

 

~~~~~~~

 

 

 

 

この記事を読ませて頂いて、人は「人間的なつながり」が絶たれてしまったと感じると、

 

刃の矛先が自分に向かうか、他人に向かうかの違いはあっても、

 

人は破壊的な方向に向かってしまいやすいということがよく分かりました。

 

 

この事件の容疑者は、かなり前から自殺願望があったと報道されているので、

 

今回の事件も「人間的なつながり」が絶たれてしまった結果かと思います。

 

 

では、子どもの「人間的なつながり」が絶たれないために、親として何ができるのでしょうか。

 

 

>あなたは、すでによくわかっていらっしゃると思いますが、不登校によって、かえって強まるつながりもあります。

 

と高岡先生は書かれていますが、

 

お子さんの不登校は、お子さんとのつながりを取り戻す

 

親子関係を改善するチャンスなのですね。

 

(学校に行かないこと自体だけを問題視していると、なかなかそうは思えないのですが。)

 

 

そして、お子さんにとって親子関係は、親以外の社会との関係も投影しているので、

 

親子関係が上手くいっていると、人間関係での苦労が少なくなります。

 

 

でも、親御さんが不登校の意義に気づかずに、

 

>あなたの信条に合わない息子を矯正しようとし、うまくいかなければ放り出すようだと、つながりが断ち切られるのも当然です。

 

と書かれているように、お子さんに自分の理想を押し付けても、

 

親子関係は改善されません。

 

 

特に、不登校やひきこもりになるような敏感で繊細、

 

独特の物事の捉え方をするようなお子さんだと、

 

親御さんからすると、世間の当たり前の程度のことを言っているだけで、

 

難しいことを要求している訳ではないのに、

 

何で、こんなに親子関係がこじれてしまうのか分からない

 

と感じている方も多いかもしれません。

 

(UMI受講前の私のことですね…(汗)

 

 

UMIを受講した今となっては、息子に私が考えている世間の普通を満たしてほしいと、

 

必死に息子を矯正しようとしていたので、

 

それに対して、息子が違和感を感じて反発をしていたことが分かります。

 

 

でも、ご自分の信条や思い込み、制限は、その人の中で当たり前のことになっているので、

 

一人で考えたり、似たような考え方の人との交流の中では、

 

なかなか気づくことができず、時間だけが過ぎてしまうことも多いのかな…と思います。

 

 

不登校やひきこもり、発達障害やHSP、スターシードなどなど…

 

対人関係に苦労しているお子さんが、

 

安心して「人とのつながり」を作れるように、

 

発達障害の二次障害で苦しむお子さんが減るように、

 

一人でも多くの親御さんにUMIの手法を伝えていけたらいいな…

 

と思っています。

 

 

 

【関連記事】

 

 

発達障害やHSCのお子さんを不登校やひきこもりにしないためには…

 

 

HSC(人一倍敏感で繊細な子ども)や発達障害の子どもが教えてくれること

 

 

 

 

 

 

 

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応援ありがとうございました^^

 

 

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