こんにちは^^ 不登校カウンセラー 野田まどかです。
「お子さんのいいところを見つけて、毎日ほめると、心のエネルギーが充電できます。」
「お母さんに自分のいいところを認めてもらうと、お子さんは自分に自信を持つことができます。」
などとという、不登校改善方法を聞いたことはありませんか?
私も息子の登校しぶりが始まったころに、本やネットなどで、そのような情報を知り、
不登校ママ友と一緒にやってみましたが、息子や息子の友達の精神状態が良くなることはありませんでした。
当時の私はその理由が分からず、どうすればいいのか分かりませんでしたが、
UMIを受講して、私自身の思い込みや制限を手放していく過程で、やっとその理由が分かりました。
不登校やひきこもりの状態のお子さんは、親や世間の価値観に合わせようとして
疲れきってしまって、親や世間の価値観、その価値観で判断されることに対して
心と身体がNO!と言っている状態です。
※ お子さんが学校に行こうとするけれど、行けないという状態は、
お子さんの頭では、親や世間の価値観(学校には行くべき)に合わせようとしているけど、
心と身体は「もう無理!」と言っています。
こんな時に、親の価値観で見た良いところを、
「学校に行かなくても、勉強を頑張っているね…」
「兄弟に優しくしてくれて、うれしいな…」
などとほめたら、どんな気持ちになるでしょうか?
感受性の強い彼らは、
「親が望んでいることは分かるけど、それに応えるのは、もう無理。」
「親は子どもが自分の理想通りじゃないと、結局認めてくれないのかよ!」
「どうせ学校に行かせるために、急にほめたりしてんだろう。」
などと感じたりして、ほめられたから自信がつくといった単純なことになりません。
おこさんは、親や世間の価値観にNO!と言っているので、そもそも、その価値観のフィルターで
判断されている(ほめられる・注意される)こと自体が不快なんですね。
なので、私達 親がこれまでの経験で身に着けた、今の子どもに対して不要な
思い込みや制限などを外して、良い・悪いとジャッジしない。
「親の私はこう思うけど、子どもは違う考えでもいい」などと、親子の間の境界線を
作り、お子さんの感じ方や考え方を尊重する。
ということを親御さんが心がけていくと、お子さんは「親や世間と違う価値観の自分でも、
自分はこれでいいんだ。」
と自分自身を肯定することができて、心のエネルギーを充電することができます。
とは言っても、具体的にどうしたらいいのか分からないと感じる方には、
こちらで、親御さんの過去の辛い経験からの思い込みを外すところから
お手伝いをしています。
【関連記事】
応援ありがとうございました^^