ドイツでの生活や育児について綴っています。
たまに愚痴(主に姑/たまに旦那)も含まれますので、愚痴告知がページの中に現れたら、『愚痴は苦手』という方はスルーをお願いします。
さて、皆さん『胎脂』ってご存じですか?
赤ちゃんが生まれてくる時に、肌にべっとり付いてる白いクリーム状の脂肪の膜がこれ。
生まれる時の潤滑油になったり、赤ちゃんのデリケートな肌を守ってくれたり、羊水の中にいて肌がふやけすぎないように守ってくれたりする役目を持っています。
娘ちゃんが生まれた時(予定日より6日早い)は、ベットベットにこの『胎脂』に包まれていて、頭も髪の毛にグリース塗ったようになってました。
しかし、息子ちゃん(予定日5日超過)が生まれた時は、サラサラで、ほぼ『胎脂』がない状態。なんなら、肌はカサカサで、日焼け後の肌のようにカサカサで皮がむけていました。
助産師さん曰く、この『胎脂』は、予定日を境にどんどん減っていくんだそう。なので、予定日超過で生まれた赤ちゃんは、比較的乾燥肌に悩まされがちなんだとか。しかも、凄く敏感な赤ちゃんの肌が、さらに敏感に…
我が家も例に漏れず、息子ちゃん乾燥肌です。
生まれた直後のハゲてくる乾燥肌に、助産師からの勧めで使ったのが、Weleda社のWeiße Malve(白ゼニアオイ)シリーズ。敏感肌からアトピー肌まで使える、優しいケア製品です。
敏感肌な為、お尻にはこのベビークリームを使い…
朝晩、外出前後は顔用のクリームを塗り…
ぶっちゃけ、dmの自社製品の基礎化粧品を使っている私。私の基礎化粧品より高いこの製品。かなり優秀だと思います。息子ちゃんの肌もサラサラ スベスベ モチモチになりました。なんせ、ローションは200mlで、約16€ 2ヵ月で1本使い切りましたよ
やっと綺麗になってきた〜
と喜んだのも束の間…
やってきました。乾燥の時期
赤ちゃんの肌は、だいたい生後2ヵ月くらいになると、皮脂の分泌も落ち着いてきて、乾燥し出すんです。
そう。息子ちゃん、ちょうど肌乾燥の時期。
今まで綺麗になっていた、ローションを使っても使ってもすぐにカサカサに…
娘ちゃんの時は、顔に2ヶ所湿疹で赤くなり、これも治すのが大変だった…
そこで、予防接種で小児科に行ったついでに、主治医の先生に肌を見せて相談すると、
「WeledaのWeiße Malveも凄く良いんだよ〜。でも、もしかしたら、脂肪分が足りないかもね。」
と言われ、日本では『健康な油の成分』として有名な、必須脂肪酸である、リノール酸入りのかなりベタベタのクリーム…というか、脂を処方されました。(娘ちゃんには、このクリームの軽いバージョンが処方されています)
どちらも市販で処方箋なしで購入できて7€以上しますが、保険でカバーされました。
そして、それに加えて、週2回の入浴時(ドイツは硬水の影響か新生児・乳幼児は、基本は入浴は週2回)に、入浴剤のように使うオイルも処方されました。
これもだいたい7€くらいで、処方箋無しでも購入可能。処方してもらっているので、これも保険で100%カバーされてます。
処方されたばかりなので、ガサガサになってきた息子ちゃんの腹部の肌に効き目があるかは、追ってレポりたいとは思いますが、治ってくれるといいなぁ〜
という事で、この冬、姉弟共に乾燥肌に悩まされて、朝夕、2人に全身クリームを塗る手間が増え、超大変。(しかも娘ちゃんは2種類)
クリームを塗るのにもちょっとしたテクニックが… 長くなったので、このテクに関しては別途アップしたいと思います。