先週末、学生時代に所属していたマンドリンオーケストラのOB演奏会を聞きに行きました。
同期のメンバーとは、現役時代から毎年旅行しているのですが、この2年はコロナで休止中。
演奏会に出演する人もいるので、それにかこつけての集合でした。
今まで、「アマチュアは、学生の頃のパフォーマンスが一番では?」と思っていましたが、そんな先入観が吹き飛ばされる素晴らしい演奏会でした。
パンフレットによると、約50名の出演者のほとんどが60代以上。
リタイヤしたり、余裕ができてからの再開で、経験年数が多いわけではありません。
関東・関西で集まって練習し、自主練にも励んだそうで、時間に余裕がある分、練習量もとれたみたいです。
学生時代に演奏した曲が何曲もありました。
自分たちの演奏会の音源は何度も聞き返して耳に残っているのですが、
意気込みが空回りするような箇所もあった記憶があります。
それに比較しても、今回の演奏会では、全体の音を聞きながら調和して曲想を作り上げている、気持ちの余裕を感じました。
わたしはふだん年下の人とばかりいて、自分の年齢を忘れると言いつつ、年齢を言い訳に使うこともよくあります。
年齢だからこその特質(時間や気持ちの余裕)で素晴らしいパフォーマンスが出来ると知れて、目からウロコ。嬉しくなりました。
●歳だけど出来る…ではなくて
●歳でも出来る…でもなくて
●歳だから出来る…をインストール。
現在、捨て活やデジタル終活中で、なんとなく「終わりに向かう」下り坂感を感じていたのが、気持ちも上向きになりました。
演奏会には80代の先輩も3名出演!友人たちと「まだまだ先は長いね」なんて笑いながら、次回の約束をして別れました。
将軍塚青龍殿 大舞台から、学生時代を過ごした京都を一望
■わたしたちは、さまざまな勘違い・思い込みにとらわれて、自分自身を低く見積もり、心の自由を自ら手放しています。