雨の土曜日、外を見ると歩いている人も少ない・・こんな日は家でゆっくり過ごしたり、たまっている仕事を片付けるのもいいですね。
今日は、台所にある愛すべき調理道具から２つをご紹介します。
すり鉢とすりこぎです。
今は、すり鉢を持たないご家庭も多いですよね。
代わりに、バーミックスやフードプロセッサーをお持ちの方が多いかもしれません。
でも、これらは同じようでいて、まったく同じ働きをするものではないのです。
ごまをする、味噌を溶く、とろろを作る、白和えづくり・・さまざまな場面でぜひ、使ってみてください。
するという行為が、自分をとても穏やかな気持ちにしてくれることに驚きます。
また、美しいすり方というものがあります。
レッスンでいつもお伝えしていますが、これを覚えると身のこなしがとても優雅になること、そしてすったものの味の違い、に驚きます。
私がご紹介するレシピは、絶対にすり鉢を使ってくださいねとはいっていません。
すり鉢を使える余裕があるときはぜひ、難しいときはフードプロセッサーも便利ですね、とお伝えしています。
忙しい現代人、機械のお世話になり有り難い場面もありますものね。
今月の基礎クラスでご紹介したソース(ドレッシング）も、すり鉢で作りましたが、おいしくて大変人気のあるこのソース、時間がかかるのです。
おもてなしなどで使いたい時、このためだけにたくさん時間をかけられない・・・そんなときはフープロでも♪とお話しました。
体、心が整っていくと、機械調理のもの、手を使ったもののエネルギーの違いが分かるようになります。
味わい、やわらかさやまろやかさ、素材が喜んでいるような感じ・・・
伝統的な道具には意味があり、素晴らしいなと思うことがたくさんです。
マクロビオティックとの暮らしの中で、「温故知新」の意味を実感する場面が多いですね。
すり鉢とすりこぎ・・このデザインが新鮮でかわいい！という若い方もたくさん！
そうそう、昔からの道具ってデザインも優れていると思います♪♪
長く愛されるものはやはり魅力がたくさんありますね。
我が家には、すり鉢が５ｃｍくらいのものから、大きなサイズまで、５種類あります。
大きなものひとつだと、奥の方にしまったきり出さなくなってしまうという方も多いので、いくつかサイズがあるとまめに使うようになりますよ～。
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