記憶の記録 29.六年秋2/2
旅は道連れ世は情け。いつまでもどこまでも。
自分が生まれた日から、家族は家族であり、親戚は親戚である。
死ぬまでずっと続く、家族や親戚の関係。
世の中には身寄りのない人もいるという。
わたしには少なくととここに13人はいる。
たとえ何かあっても、わたしは誰かがいる、と信じたい。
夜中の温泉の湯上がりに、
けい兄ちゃんと叔父さん、叔母さんが泊まる一番広い部屋に集まる。
父と澄音は疲れて、わたしたちの部屋で寝てしまった。
子供は騒ぎ回っていているけど気にせずに、
わたしたちは窓側のソファーに集まって、談笑をしている。
「これからも仲良くしようね」
ほのかがそう言った。
可愛らしい気さくな笑みを浮かべていた。
それから皆で今度はどこへ行くだの、何をするだの、そんな話で盛り上がった。
まづるの旦那はアメリカの話を始め、
行ったことのないシアトルやバンクーバー、アイダホの話をしていた。
異世界情緒溢れる話に皆は興味深く聞いていたけど、
まづるはあまり浮かない様子だった。
あまりアメリカが好きではなかったのだろう。
翌朝は、子供たちをジジババに預けて、若者たちは近場を散策した。
紅葉にはまだ早い季節で、
辺りは少し元気を無くした緑色の葉が生い茂っていた。
山沿いの道を一生懸命上っていった。
昨晩降っていた通り雨は止んでいた。
朝靄が辺りを覆っていて、
山間の道は幻想的な景色に包まれていた。
途中には古いトンネルがあって、
ほのかが、夜の来たら肝試しできそうだね、
なんて言うものだから、
わたしは身震いして、脚をすくませた。
暗いトンネルを抜けて行く。
「あぁあぁ」
と声を上げれば不気味な声が響き渡り、返ってくる。
「やめてよ」
と言えばこの声もまた響き渡った。
アハハハと皆が笑えば、
その笑い声もまた響き渡った。
山間部を抜けて、渓谷に続く錆びた階段を降りていく。
これはこれで崩れ落ちそうな怖さだ。
みかげ君はでっかい図体でぜいぜい言っている。
酷く体力がない。
この人は置いてくるべきだったと少し後悔する。
列を為して降りた先には吊り橋があった。
渓流を川が流れる清々しい音が聞こえた。
「うわ、こわ」
声を発したのはけい兄ちゃんだ。
「ああ、俺も、高いとこ駄目なんだよね」
まづるの旦那が言う。
男どもはだらしがない。
最初に足を踏み入れたのは、ほのか。
やはり言い出しっぺとあって動きは軽快だ。
次にまづる。
なんら躊躇なくマイペースに渡っていく。
ほのかのにこやかな旦那も意外と臆することなく着いていく。
「わたしも行くわ」
と一言気合いを入れてから着いていったのはけい兄の奥さんだ。
よし、わたしも行くか。
と決めて、その後を着いていった。
ギリギリと揺れる吊り橋。
今にも紐が切れそう。
これ以上の人数は危険に感じる。
50メートルはある橋下の渓流がマジかに臨める。
グワーン
と大きく吊り橋が軋んだ。
何かあった!
と、わたしは驚いて、辺りを見渡す。
後ろから、でっかい体にみかげ君が着いてきていた。
「あなたも来たの?疲れてるんだから、待ってればいいのに!」
「いや、せっかく来たから。それにしてもすごい揺れるね。
手すり捕まらないとほんと落ちそう」
「もう!みかげ君が来たからすごい揺れるのよ」
「あ、そうか。ごめん」
その異様な揺れ具合には皆気づいていたけど、
皆微笑んで、ゆっくりと対岸へと渡り着いた。
残った男二人は、うわ、ムリとか対岸で言っていて、結局そのまま帰っていった。
わたしたち橋渡り組は、そのまま渓谷の森を散策し、
マイナスイオンを堪能しながらその旅を楽しんだ。
たくさんの親戚がいる。
わたしたちは生活も性格も違えど、いつもどこかで繋がっている。
また旅行ができたらいいな。
記憶の記録 28.六年秋1/2
澄音も一歳を越し、ヨチヨチ歩きをするようになった。
返事もするようになり、わがままも言うようになった。
相手にするには少し疲れる。
そんな秋の日に、わたしたちは親戚一同で大々的に旅行をすることとなった。
始まりは、わたしの従姉妹のまづるがアメリカから帰国するところから端を発した。
「日本に帰ったら、温泉にでも行きたいわ」
という何気無い言葉から、
ほのかが実兄のけい兄ちゃんに声をかけ、
さらに自分の両親から家の両親、さらにわたしまで広がり、
総勢13名という大がかりな旅行を決行するに至った。
まずは温泉地に近い、我が家の実家に皆で集まって、
動物園を経由して温泉地へと向かう。
集合場所へは少しずつ皆が集まってくる。
「こんにちは。めぶちゃん、ひさしぶりい。
あっ、その子がすみとくん。はじめまして。
お母さんの従姉妹のまづるです」
長い間アメリカにいたけど、特に変わった様子はない。
彼女は相変わらずゆったりしている。
旦那のお兄さんはこれで会うのが二度目だけど、
イメージどおりシュッとしていてすてきな人だ。
「やあ、ひさしぶりだね。めぶきちゃん」
その声は後ろから響いた。けい兄だ。
40過ぎたけい兄も白髪混じりの薄れた頭から少し老いを感じる。
昔はわたしにとっては憧れの兄ちゃんだった。
大学の頃にはドイツの大学へ行ってしまい、
今ではロボット工学の博士として海外を行ったり来たりしている。
「おばさん、こんばんはー」
「おばちゃん、こんちは」
その後ろから10歳と7歳の息子が顔を出す。
「こんにちはでしょ!ちゃんと挨拶しなさい!」
そう言って怒るのは、けい兄の奥さんの茅乃さんだ。
大学時代の研究員の後輩で、東京で再開したあとに結婚した。
わたしが大学生の頃だった。
けい兄の結婚式の時は、憧れの人を奪われるようで、少し気分の悪い思いをした。
それでも綺麗な奥さんの花嫁姿を見たら、
わたしには敵わないな、なんて勝手に思って認めたものだ。
それからは数年に一度正月辺りに会っていたくらいで、ここ最近はまったく見かけなかった気がする。
ひさびさに会うけい兄は相変わらず無口で、挨拶をした後はずっと黙っていた。
「やあ、めぶきちゃん、元気だった?」
そう声をかけてきたのは、しづこおばさんだ。
母の妹であり、けい兄、まづる、ほのかの母親だ。
「ええ、元気にやってます」
「やあ」
さらに挨拶が単調なのは幹夫おじさん。
この性格をけい兄は引き継いでいるのか。
それでも子供の頃のけい兄はとっても言うことの聞かない騒がしい子だったと聞いたこともある。
人とはわからないものだ。
それからほのかに、いつもにこやかなほのかの旦那さん。
父、母、みかげ君、澄音、そんな面々で、紹介しているだけで話が終わってしまう。
わたしたちはそんなメンバーで三台のワゴン車に温泉へと向かった。
動物園に着く頃には、澄音はすっかり眠ってしまっていた。
初めての動物園も寝たままで、ただ澄音を乗せたベビーカーを転がして、ひたすら歩いているだけだった。
けい兄ちゃんの二人の子と、ほのかの長男は喜んでいる様子で騒いでいた。
澄音にはまだ動物園が早かったのだろう。
帰りにライオンのぬいぐるみを買って、それについては嬉しそうにいじくり回していた。
つづく
記憶の記録 27.六年夏
愛夢追って、人乞うて、
いずこの道を定めも知らず、日の輝く方へと足歩ませたら、
まだ形の定まらない感情が表出した。
僕は笑った。
顔いっぱいを光に照らされ、汗を吹き出し笑っていた。
・・・
「6年の月日が流れたのね」
「あれから僕は、
自分の力で何かを手に入れようとしてみました。
船に乗って、
遠くの国にも行ってみました」
わたしは6年前に、
高校時代のあまじょっぱい恋の物語を小説にした青年に再会していた。
光の照り込む明るい海辺の喫茶店だった。
光は強く、熱する明かりと彼の日焼けした姿が、
わたしを南国の海岸沿いに連れ出したように、そこは異国情緒に溢れていた。
・・・
眠り神楽の春の夢は情緒に乏しい。
何かを思い返そうとしたら感情はもう、ここには無かった。
不思議な舞いに催眠を受け、
カサリカサリと鳴る笹の葉の音に、闇は深まり、
相出ることのない個の洞穴へ落ちた。
ぽっかり空いた天の間から誰かの助け手が伸び下りてくるのを待っていた。
柔らかいか細い手ならいいなと心に夢見た。
その手では助けられなくてもそんな手に触れてみたかった。
雫が垂れ落ちてきた。
喉を潤す雨水だった。
光差す中、微笑む老婆に救われた。
僕はどこへ行っても、何を求めても、望み叶わぬまま。
そこ道の先なく、穴にもがいて、辿れず、また一人。
旅続くばかり。
・・・
言葉は意味を持つ。
彼の自作された言葉の一つ一つを追いながら、わたしは居たたまれない感情を受けていた。
「あなたには、答えはあったの?」
わたしは彼に尋ねた。
「答えはありません。
追い求めるばかりで、どこにも行き着くところはないんです」
「どうして?わたしに会おうと思ったの」
「あなたに会って、自分の本を読んでほしかった。
あなたに書いてもらった本を、片時も話さずに旅をしていた。
本は僕にとっての小さな支えでした」
「でも、あの本は…」
「そうです。自分の愚かな過去です。
だから、自分を変えようと、
こうあってはならないと、
求め続けていた。
でも、同じような恋はどこにもなかった。
いつも僕は、誤ってばかりです」
夏の恋を物語にした青年が、今度は自分の本を読んでほしいと現れた。意味不明な自伝的旅行記だ。
でも恐れを知らない心のままの文章はわたしの失いかけていた物書きとしての欲望を呼び覚ましてくれた。
「あなたはこれからどうしていきたいの?」
わたしは彼が物書きになりたいのかと尋ねた。
「わかりません。答えはありません。
ただ生きていきたいです。それから、求め続けたいです」
何をしたいのか、彼の未来はまだ決まっていない。
「わたしと会って、何か見つかった?」
彼はじっとわたしを見つめていた。
何を考えているのだろう。その瞳はわたしの何を見つめているのだろう。
対照的に、わたしは彼の無精な格好を目にしていた。
薄く色褪せたTシャツに、ボサボサの髪、口の周りを覆う無精髭。
でも瞳だけは穢れなく純粋に輝いていた。
会う意味があったのは、むしろわたしの方だ。
「会う意味は、あったわ。
あなたに会って、あなたの本を読んでみて、わたしは何か新鮮な気持ちになれた。
わたしはあなたに会えてよかったわ」
だからわたしは彼にそう伝えた。
「ごめんなさい。でも僕は、
なぜなのか、それもわからないままなんです」
わたしは首を横に振った。
「あなたはわからなくていい。あなたはただ、求め続けてほしい。
そしてまた、わたしに会いに来てみて。また、あなたの小説が読みたい」
青年は深くお辞儀をした。そしてわたしの前を去っていった。
記憶の記録 26.六年春
タンポポの花が咲いていた。
小川はサラサラ流れていた。
ベビーカーを転がして、最近は散歩をよくするようになった。
みかげ君と喧嘩をしたのはちょっとしたことだ。
わたしが忙しく家事をしているのを、
何もせずにただ部屋のソファーに寛いでいたのに苛立った。
彼はいつだって役に立たない。
「何かしようか?」なんて優しく声はかけてくる。
そんなふうに聞いてくるなら、
テーブルの上を片付けたり、お風呂掃除するなり、気づいて行動してほしい。
でも彼は言わないと何も出来ない。でくのぼうだ。
そんな時は家を出て、公園に来て、お日様の光をいっぱい浴びる。
春風が吹いて、
まだしゃべれないであわあわ言ってる澄音とお話をする。
「ほら、あれがタンポポだよ。綺麗だねえ。
春になるといろいろなお花が咲いてくるからね。ママが教えてあげるね」
澄音はあわあわ言って、ニコニコ笑った。今はこの時間が癒しだ。
家に帰ると、みかげ君が掃除機をかけていた。洗濯機も回っていた。
そうやって罪滅ぼしをする。
だけど基本的なところは何も変わらない。
彼は必要なときに求めている行動ができない。
会社ではいつもパソコンのモニターに移るシステムばかりを相手にしているから、
人を相手にするのは苦手なのだろう。
いくら澄音がまだ喋れないからと言っても、無言で見ている。
澄音の体調が悪いとわたしに助けを求める。
ハイハイして頭をぶつけたときはスマホを弄って見ていなかった。
たくさん任せられない態度があり、逃げ出して人任せにすることがある。
この性格の問題は根深い。
「わたし、実家に帰るね」
そう言ってみた。
「あっそうなんだ。気をつけて」
あっけらかんとそう答えた。
もはや本当に帰ろう。わたしは心に決めた。
一通り荷造りをして、大きな荷物をまとめてみる。
みかげ君はポカンとしながらも、動画の画面を見ていて、わたしの態度に気づかない。
澄音を抱っこひもで抱えて、大きなトランクを持つ。
それだけ気づいて荷物を持とうとするみかげ君。
「いいよ。自分で持つ」
わたしは言い放つ。
そのまま素直に従う、出来の悪い彼の態度は甚だ苛立たしい。
「じゃあ、いつ帰ってくるの?」
少し嬉しそうな顔をしている。
澄音のおもりから逃れられて一人のびのびできると喜んでいるみたいだ。
「しばらく帰らないから」
「え?」
「いろいろ整理しないといけないから一度は帰ってくるけど」
「ちょ、ちょっと待って。何言ってるの?」
「わたしと澄音が居なくなってせいせいするでしょ」
「いやいや、そんなわけないよ」
「行くよ」
「いや、行かないで」
みかげ君は強い力でトランクの荷物を奪い、それからわたしの腕を掴んだ。
「どうしたの?」
「何があったとか、そういうのじゃない。でもみかげ君は嫌だなって思ってる。
本当は一人でいたいんでしょ?」
うろたえるみかげ。
図星なのか。
「そんなわけないでしょ。確かに今日はちょっと一人になりたいなって思ったよ。
仕事で失敗して、客に謝って、家で何もしたくなかった。
ごめん、謝る」
「そう。そういう話はしてよ。
いつも笑顔を振り撒いて、何でもないって言って、逃げた態度で話そうとしない。
本当にイラッとするの。そういう態度を変えてほしいの」
「ごめん。少し一人でぼおっとしてればムカムカした感情も消せると思って。
少し一人になりたかった」
「今日だけじゃない」
「そうだね。今日だけじゃない」
「わたしたちのことは?」
「大切に決まってるでしょ。大切にしたいと思ってる。今日は疲れていたんだ」
わたしは頷いた。わたしだって疲れて何もしたくない日もある。
大切なのは、今何に疲れて嫌になっているか、そういう感情を口にしてほしい。
「ちゃんと話してね」
わたしは言った。
みかげ君は頷いた。
今日は仲直りだ。
春の日の一日に乱されても、明日はまた穏やかな一日を送ろう。
わたしはみかげ君とそう願い合った。
記憶の記録 25.六年冬
その冬の大晦日は、澄音を連れて、初めて実家に帰った。
これからは車での外出が増えるからと言って、
みかげ君がカーシェアリング契約をしてくれた。
冬の晴れた穏やかな日に澄音をベビーシートに寝かて、
途中何度か泣き出した澄音をなだめながら、
自動車は実家のある田舎に着いた。
「まあ、よく来たね。ちびちゃん」
母は嬉しそうにわたしたちを出迎える。
車が置いてあったのでわかったけれど、家にはほのかとその子供たちがいた。
ほのかは四年前に、
わたしより、
さらに姉のまづるより先に結婚し、
さらにその年には、
子供も産んだ。
トントン拍子の人生にわたしも少し不安を感じたものである。
それ以上に不安を感じたまづるは翌年に結婚し、
夫とともにアメリカへ行ってしまった。
そしてわたしも続くように結婚した。
あれからもう三年が経つ。時が過ぎるのはあっという間だ。
「ひさしぶり、めぶちゃん。元気してた?」
「まあそうね」
実際には子育てと仕事の両立でてんてこ舞いだけど、
あまり弱音を吐きたくはなかった。
生まれたわけでもない家の中で、生まれた気持ちにさせられる。
「お母さんが育ったお家よ」と、澄音に嘘をついてみる。
わたしは少しだけ過去を思い返していた。
学生の頃、出身地のある地方の子が羨ましかった。
都内で生まれ育ったわたしに田舎はない。
仮屋で生まれ育ったからその生まれた家ももうない。
昔住んでいた辺りを歩くと懐かしい思い出には出くわす。
桜並木のある川縁や
整骨院や歯医者ばかりが並ぶ商店街
古い東京の思い出。
たくさんの光景が浮かぶけれど
今は田んぼに囲まれた一軒家で暮らす父と母が現実の実家だ。
父は恥ずかしそうに澄音を抱いている。
優しい目をして、わたしもあんな風にされていたのか。
今、君は少し大人になった。
少しは上手に笑えるようになった。
泣いてばかりではダメだと我が儘も言う。
再従兄弟のお兄さんは台所を走り回る。
君と変わらないチビはまだ泣いてばかりだ。
いつか、いつの間にか、ほんとの大人になってしまうけれど、
それまではこうしてわたしの胸で眠るがいい。
わたしが思うように、父はわたしを育ててきてくれたのかな。
現実は慌ただしい。
「ほったらかしよ。あまり真面目に相手にするとイライラするだけだから」
ほのかはそう言って苦笑い。
澄音には理由もなく泣き止まない夜がある。
そんな時は抱っこして、優しく撫でるけど、
それも嫌がると、
みかげ君の父親が買ってくれたゆりかごを揺らして、ガラガラ鳴るオモチャを回す。
すると催眠術に掛けられているように少し泣き止んで落ち着く。
顔は涙や鼻水だらけ。
顔を拭くと嫌がって泣き出すから、ちょっとそのまま。
この手に慣れるまでも大分時間が掛かったものだ。
わたしたちは日々格闘して親になっていく。
ほのかはわたしに笑みを浮かべる。
「シワにシミ、めぶちゃんも年取ったね」
嬉しそうなほのかにちょっとムッとする。
「あ、ほら、白髪」
ほのかの白髪を見つけてお返しの一撃。
「ほのか、染めた方がいいんじゃない?」
「めぶちゃんだって」
膨れっ面になったほのかを見てわたしは笑う。
そうやって年々日々過ぎていく。今年もまた一年がやって来た。
まばゆい太陽の輝く元日だった。