心の広さと深さを君に | 『もの想い』macoto

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子供は体がちっちゃいけれど

 

心は経験が少ないぶん

 

たくさん入る広さがあるんだよ

 

だからあんなにワクワクしてて

 

キラキラと瞳を輝かせているんだね

 

 

 

大人は体はおっきくなったけれど

 

心は嫌な経験も増えてきて

 

どんどん埋まって余裕がなくなっちゃう

 

だからこれ以上は入らないって思ったら

 

今までの経験は深い所に押しやっちゃうね

 

 

 

もしも君の心がいっぱいいっぱいで

 

嫌なものばかりで占めているなら

 

わざわざ嫌なものを見る必要はないよ

 

そんなもの心の奥深くに沈めてしまおう

 

そのぶん君の好きなものに目を向けてごらん

 

 

 

心の奥深くに沈めた嫌なものも

 

そのときの気持ちが熟成されて

 

君の強さと優しさにきっと変わるよ

 

それが人間としての深さになるよ

 

 

 

嫌なものを心の奥深くに沈めたら

 

心を占めてた場所に空間ができるから

 

そこには君と周りへの愛情を注ぎましょう

 

それが君の心を広くするよ

 

 

 

嫌なものすらちっぽけに想えて

 

周りの優しさや愛情に感謝できるよ

 

嫌なものは心の広さと深さを君にくれる

 

そんな風に考えられるといいね

 

僕はそう想って愛情を注ぐよ

 

 

 

 

 

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202008251800詩集(ポエム)

 

あとがき

子供ゴコロを忘れないことも大事だけど

せっかく大人になったんだから

子供ゴコロ+大人ゴコロの両方を

楽しめるようになる方がお得でしょ?(笑)

 

心には広さと深さがあって

そのどちらも無限に広げられるのが

心のなかでは可能ですよね?

 

心が広ければひとつの出来事が

ちっぽけなことに感じることもできるし

たくさんの想いを受け入れることもできる

 

心が深ければ必要ないときは

奥深くにしまっておくこともできるし

人間としての深みもそこには蓄えられます

 

心が狭くて浅ければすぐに溢れてしまい

すぐに自分で自分を傷付けるような

可哀想な人間になってしまいます

そういう風になってしまった人は

可哀想だと私は思いますが、

本人が自分で気付かなければ

その沼からは抜け出せません^^;

 

まずは誰かにしていることは

回り回って自分に還ってきてることに

気付くことから始めてみましょう^^

 

 

 

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