こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 

こちらのブログが初めての方、ご訪問いただきありがとうございます!

「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。

 

第1回目の記事はこちら!

 
 
さて、今回批評する映画はこちら!
 
 
「オンリーザブレイブ
 
 
 
このぉ木なんの木、気になる木〜〜〜〜、見たことぉのない木ですからぁ〜〜〜〜〜
誰もぉ知らないぃ〜〜〜〜〜木に〜〜〜なるでしょう〜〜〜〜
 
 
はい、久しぶりに聴いた人もいるかもしれないですね、日立のCMの歌。私は「特報王国」のCMで流れていたのを覚えています。もう大好きですww
 

 

 

 
 
ただ、この木は映画には直接関係ないですwww
 
 
関係なくてすいませんね笑 映画をすでに見た人は、この木の意味がわかると思います!!
 
 
実話もので山を守る消防士を演じるアメリカの男たち。予告編やポスターを見る限り、ドウェイン・ジョンソンが出てきそうなウホッ!ムチムチ⭐︎アメリカンマッチョ⭐︎映画に違いないですよね!!
 
筋肉モリモリな男たちが滴る汗で火を消す映画でしょ?
 
そうに違いないでしょ! マッチョは地球を救う的な愛の物語でしょ?
 
 

 

それでは「オンリーザブレイブ」批評いってみよー!!!!

 

 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキー監督が、巨大山火事に命懸けで立ち向かった消防士たちの実話をもとに映画化した人間ドラマ。

・学生寮で堕落した日々を送っていた青年ブレンダンは、恋人の妊娠をきっかけに生き方を改めることを決意し、地元の森林消防団に入隊する。

・地獄のような訓練に耐えながら、ブレンダンはチームを率いるマーシュや仲間たちとの絆を深め、彼らに支えられながら少しずつ成長していく。

・そんなある日、山を丸ごと飲み込むかのような大規模な山火事が発生する。キャストには「ノーカントリー」のジョシュ・ブローリン、「セッション」のマイルズ・テラー、「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジス、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリーら実力派が集結。

 

https://eiga.com/movie/88031/

 

 

 

 

 

 

 

[スタッフとキャスト]

監督はジョセフ・コジンスキーさん

 

トロンレガシー、オブリビオンを撮った人。まだ若くて2018年現在で44歳です。

正直ねー、二作とも途中まで見て断念したタチなんですよ。あまり設定に乗れなかったいうか、途中でつまらなくなってしまったパターンですね。

 

続いてキャストのご紹介

 

・ジョシュ・ブローリン

インフィニティーウォーデッドプール、、、もうどんだけ大作映画に出れば気がすむんだよ。。しかも出る映画全てが主役級というね。飛ぶ鳥を落とす勢いのベテラン俳優でございます。

 

 

・マイルズ・テラー

「セッション」、「君といた二日間」、どれも好きですね。

「ビニー」というボクシング映画にも主演で出てたらしいので、チェックしてみたいなぁ、、、

この子はですね、ボコボコにされたりイジメられたりすると真価を発揮するんです。セッションの影響かもしれないけど、僕はそう思う笑

 

・ジェフブリッジス

ベテラン俳優ながら、この人もよく見るんだよなぁ、、、

「さよなら、僕のマンハッタン」「キングスマン ゴールデン・サークル」にも出演し、やはりというべきか重役で出てることが多い。

 

その他、ジェームズ・バッジ・デール、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリーなどなど豪華俳優陣がムキムキな体を出してウホッホ探検隊!!!みたいな映画なのかなぁって思って鑑賞してきました。

 

予告編とポスターしか見ない私にとって、今作はマッチョ系映画としか思えないんですわ。

 

「ネイビーシールズ」だったり、「カリフォルニア・ダウン」だったり「ランペイジ」だったり、ドウェイン・ジョンソンが出てくる映画にしか思えないんですわwwww

 

B級感溢れる映画に思えてしまうんですが、実際はどうだったのか?

 

 

 

それでは映画の感想でっす!!

 

 

 

[映画の感想]

 

ウッホウッホ!!!

 

家族のため、街を守るために鋼の肉体で山火事に挑む実話のプロジェクトX的お仕事物語!!

 

男汁100%の体育会系チームに笑って泣いて、、、、こいつら、何か狂ってるぜwww

 

山火事専門の特殊部隊の力を見よ!!! 

 

ただマッチョなだけじゃない、勉強になるぞ!!!!!!

 

 

 

[ザ・アメリカン・マッチョイズム!!!]

 

はい、鑑賞を終えたMachinakaでございます。

 

思った以上にマッチョでした。何がマッチョかって?

 

肉体だけじゃなくて、行動原理自体がマッチョなわけですよ。海猿的なんですよ。

 

何で山火事を守るかって、「愛してる家族がいるからさ!」と底抜けに明るい返事が返ってきそうな分りやすいキャラクター達。ヤンキーってわけじゃないけど、ちょっと粗暴で人生からはみ出した人が森林消防隊に入ってるらしい。

 

主役のマイルズ・テラーは覚せい剤使っておかしくなって人生破滅してしまったんですけど、森林消防隊に志願するんですね。

 

で、面接の際に司令官のジョシュ・ブローリンから「最後にクスリ使ったのはいつ?」って自分から言ってもないのに質問されることにw

 

アメリカだから薬物にまみれてる人多いと思うんだけど、私的には、森林消防隊の中にも薬物中毒になってしまった人を多く見てきたんじゃないのかな? だからすぐに薬物中毒だって見抜けたんじゃないのかなぁって思うんですよね。

 

私的には、森林消防隊はならずもの達の集まりのような印象を受けましたね。

日本だと消防隊ってエリートが入るイメージがあって、今作のようなならずもの的な連中が入るのは、日本とアメリカで文化が違うのかなぁって思ってしまいました。

 

そんな彼らは、森林消防隊の中でも二流の立場なんですよ。1軍はホットショットという舞台で、現場に駆けつけてもホットショットの下に着くばかりで。。

 

そんな負け犬達のワンスアゲイン的な物語かなぁというのが最初の印象。

 

新卒のマイルズ・テラーを先輩達がいじめ抜く、まるで軍隊みたいな地獄の訓練シーンも爆笑でww

驚異的なスピードで山を走る先輩達。一方で歩きながらゲロを垂れ流すマイルズ・テラーwwwww

 

マイルズ・テラーにはゲロが合うんだよなぁ、、顔がヘタレっぽいから余計に笑えるっていうかw

 

あと、ヘルメットのベルトを隠されて、「おい、このままじゃヘリに乗れないぞ!!!」って怒られて、「しょうがねぇなぁ、テープもってこい!」って言われて、ヘルメットをテープでぐるぐる巻きにされるwwwww

しばらくたつと、「おい、これお前のベルトか?」とドッキリを食らうマイルズ・テラーに爆笑wwww

 

メジャーリーグのニュースでもよくあるけど、最初に新人をいじめてこそ仲間入りを果たすんですよね。いわゆるイニシエーションってやつですね。

 

リチャード・リンクレイター監督の「Every body wants some!!」でも野球部のイニシエーションが描かれてましたが、愛のあるイジメって好きなんですよww イジメっていうか、いじりだよねww

 

そんなチームを束ねるジョシュ・ブローリンが最高に笑えて、もう一生忘れられないキャラになってましたね。

 

事務所で頭を抱え、イライラを隠せないジョシュ・ブローリン司令官。

何かあったのかなぁって思った途端、いきなり叫んで椅子をガンガン殴りつけるwwwww

「え?」「何?」って部下たちは驚くんだけど、司令官の口から「良かったな、お前ら。もうホットショット(一軍の消防隊)だぞ!!!」という驚きの一言が。

 

実は、自分のチームがホットショット(一軍の消防隊)に昇格したニュースを聞いて嬉しくなり椅子をガンガン殴りつけてたというwww なんたるマッチョな表現www 映画史を塗り替える喜びの表現ですよ、これwwwww

 

 

 

[非常にクドいお仕事描写の繰り返し]

 

そんなマッチョイズムが光る作品ですけど、森林消防隊という日本では珍しい仕事を知れる、大変勉強になる映画でもございました。

 

日本でも山火事は起きると思うんですけど、アメリカの土地は日本の比じゃないですからね。それに、極限まで乾燥した地域も多いわけで、山火事の頻度と規模は日本に比べて格段に多いんですよ。

 

え?火事なら水をかければいいじゃない? 

 

違うんだよ!!! 大量の炎に水をかけても、かえって爆発する恐れがあったりするんですよ。

 

どうやって山火事の被害を抑えるかというと、防火帯を定めておいて、その一帯をあえて燃やすというやり方をとるんです。火事には火事で対応するのが正しいやり方なんですよ。

 

あえて一部分の木々を焼くことで、木を燃やすための燃料をなくす。燃料がないと、木は燃えませんからね。

 

こういったように、どのように仕事をするかをひたすら伝える映画なんですよね。

 

ただし、非常に何度も何度もお仕事描写を繰り返すため、2時間越えの映画にしては多少飽きてしまいました。。

 

 

だって、最初から何度も何度も山火事→家→山火事→家を繰り返して、ちょっとストーリーに起伏がないなぁって感じるわけですよ。

これなら100分くらいにしても良かったのになぁ、、、

 

 

以上でっす!!!

 

 

 

 

と思いきや・・・・まだ感想言わせてください。

 

今作は絶対にザ・アメリカン・マッチョ映画だと思ってたのに。ドウェイン・ジョンソン映画だと思ってたのに。。。

ラスト10分で全て覆された。

なんだこの衝撃は。

実話だからこその驚きの結末すぎて言葉が出ない。

 

ラストになるまで、正直同じことの繰り返しで寝かけていた俺。そんな俺を全力で叩き起こす、まさしく慟哭の結末に、ただただスクリーンに釘付けになっていた。。。。

 

 

ネタバレなし感想なので、あまり書けないんですけど、最後の最後で全部覆されたんですよ。

 

いやぁ、、、、、これ予告編もよくできてると思うんですけど、ラストについて一切言及せずに、うまく隠してるんですよ。

 

 

これほどラストでひっくり返されるとは、しかも実話映画で。。。

 

どういう結末かは教えたくないので、ラストを見てどういう感情なのかも言えない。だから、今回は限りなく白に近い文字で感想を書くことにしましたww 

 

ネタバレしてもいいって人は、お手数ですがメモ帳とかにコピペして見てね!!!

 

 

それではラストの感想でっす!!!!

 

 

どんだけ泣いたか、、、 

まさか20人中、19人が死んでしまうなんて、、、 

しかも、生き残ったのは偶然にも療養していたマイルズ・テラー。。。 

あんなにマッチョマッチョして明るかった作風が、一転して最悪の結末になってしまうとは、誰が予想できたでしょうか?

一番衝撃を受けたのは、唯一の生存者であるマイルズ・テラーが被害者家族が集まる集会所に訪れたシーン。ニュースでは、20人中19人が死んだという情報がすでに家族に伝わってる。つまり、一人は生きている。だから、マイルズ・テラーの家族を除く、19の家族が1/20に望みをかけて、父の帰りを待っているんです。

しかし、登場したのはマイルズ・テラー。19の家族は、マイルズ・テラーを見て泣き叫ぶ。。。。 そう、19の家族には、マイルズ・テラーが生きてるって情報がなかったんですよ。マイルズ・テラーが現れたことによって、1/20の希望が打ち砕かれたわけですよ。

映画史を塗り替える驚きのラスト、そしてエンドロールに流れるカントリーソングと実在の森林消防隊の写真と享年が流れる、、、こんなの泣けて仕方ないだろ!!!ずるいよ!!心からお悔やみ申し上げます。

 

 

どうですかね? ちゃんと見えたかな?

 

 

 

[やはり映画は見る前に調べるもんじゃない]

 

ブロガーとしての最低発言をさせていただきます。

 

映画は見る前に調べるもんじゃない!!!

 

 

私がラストで感動したのも、ネタバレを知らなかったから、実話だからって事故の詳細を調べなかったから、最後の最後で感動できたのであります。

 

アメリカじゃ有名な事故であるため、アメリカの観客は結末がわかってる状態で見たと思うんですけど、何も知らない日本人は、最後で驚けるんです。

 

だから、見る前にネタバレありの記事とかを絶対に見ちゃダメだし、あらすじを知ってから映画館に行くなんて言語道断だ!!!!!!!!!

 

(ブロガー仲間さん、勝手なこと言ってすいません。)

 

 

ネタバレなしで鑑賞してほしいと思います!!! 俺と同じく衝撃を受けてください!!! 

 

 

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