今年から導入された第1回シニアワインエキスパート呼称資格認定試験が4月23日行われ、ソムリエ協会会員のみHPで今日合格発表されました。

私は合格でしたが(シニアワインアドバイザー受験資格にはまだ年数が足りません)、ご参考までに試験内容をごく簡単に下記します。詳細はいずれソムリエ協会会報に掲載されると思います。

それにしても、大阪で受験したのはたったの7名でした。1996年から2001年までに認定された人が対象なのにこの数は信じられません。これから毎年試験が行われますので、私の講座で資格を取った人は是非受験してもらいたいものです。ワインエキスパート資格認定後5年以上経過した人が対象ですので、来年は2002年までに認定を取得し、年齢30歳以上が資格者です。

筆記試験1時間で58問、選択問題のマーク解答形式でした。出題範囲は、昨年のエキスパート資格試験の範囲(公衆衛生も3問ありました)の他に、ポルトガル、オーストリア、ギリシャ、カナダ、アルゼンチンなどからも出題されていました。

協会の教本で勉強していればそれほど難しくありません。私の「虎の巻」を持っている人は、さしあたり、これで勉強して、今年7月発行の協会教本を参考にすれば充分だと思います。

デギュスタシオンは、40分で4つの飲みものを二次試験と同じ形式で解答します。エキスパートは、フランス・シャルドネ、オーストラリア・シラーズ、《これら2つはソムリエ・アドバイザーと同じ》、フランス・ピノノワール、カナダ・Vidalのアイスワインでした。


先月「ワインを楽しむ会」でお世話になった苦楽園口ブラッセリー・ピエロ http://www.pierrot-club.com/ が4月17日に大阪、西本町に開店したばかりの炭火焼フランス料理、Le Comptoir du goutル・コンプトアール・デュ・グに行ってきました。

幅の広いカウンターに10席しかありませんが高級感があり、料理も高級な食器と共にピエロ系の上級のものでした。もし会社勤めが現役であれば一寸した接待に使えるし、お忍びでひいきにしたい店です。

注文したワインがDomaine de la SerreのSerre Longueセル・ロングでした。A.O.C. Côtes de Roussillon Villagesで14度のアルコールでも充分にバランスしたシルキーなタンニンと凝縮感のあるワインでしたが、重く感じさせないスムーズな飲み口で楽しめました。

おむすびが3つ並んだようなラベルに興味を持ちました。店の国武マネージャとwebsiteの説明を総合すると、Corbieresコルビエール山の麓のMauryモーリー村の近くにある生産者で、2000年に創立されたが、ぶどう樹齢は100年以上のものもある。品種は80%グルナッシュ、15%シラー、5%カリニャン。

ラベルのおむすびは、グルナッシュのシスト(片岩)、カリニャンの石灰粘土、シラーの花崗岩の3つの土壌を表わしているそうです。



大阪堺筋本町のレストラン ミツヤマにて10人で開催しました。一人1本のワイン持ち寄りで、評判通りの繊細で美味しい料理を楽しみました。ワインのある席は楽しい。すっかり皆さんお互いに打ち解けましたので、今後教室でもお互いに勉強で刺激あって、全員合格を果たしてもらいたいものです。
出席者の一人から送られた写真です。



シャトーホテルに泊まって夕食後に客間でディジェスティフでくつろぎました。今回の旅行でグループが一番まともに写っている写真です。左から、(敬称略)ワインエキスパート部門2位 中村正志、同1位 小原陽子、私、ワインアドバイザー/コンセイエ部門2位 元場章人


2月7日:3日目の見本市を午後早めに切り上げてアンジェにあるCointreauコアントローの工場見学に行きましたが、入り口の張り紙に4月まで工場を閉鎖通知があり、残念ながら入れませんでした。

ナント地区委員会の女性の自動車で17:70ホテルを出発、約1時間半でナントの町の南東にありSevreセーヴル川とMaineメーヌ川の合流点近くのLa Hale-Fouassièreという村にあるシャトーホテルChâteau du Breil 【http://lebreil.monsite.wanadoo.fr/】 に到着しました。まさにミュスカデの中心地です。大きな門をくぐると広い前庭につきました。シャトーホテル泊を経験させてあげようというINTERLOIREの粋な計らいでした。

2月15日から12月5日までオープンするので、営業日ではなく、案内の女性を含め6人だけに特別に開けてくれたそうです。19世紀の造りの館で、周囲は広い牧場が広がっています。

ゆったりとした客間でアプレティフを飲んでから、オーナーの上品な老婦人が手作りのフルコース料理でオーナー夫人も一緒に豪華な食堂で夕食しました。勿論ワインはムスカデでした。

オーナーのご主人はモロッコにゴルフに行っているとかで、優雅な生活をしていらっしゃいます。

宿泊した2階の部屋はベッド、浴室とも広く天井が高く由緒ありげな調度品が豪勢。窓の外には牧場が広がり貴族気分でした。(カタログで調べたら1泊朝食込120ユーロでした)

朝食もオーナーと一緒にとった後、2件のミュスカデの生産者を訪問に出発しました。

写真は客間から食堂を望む。



本サイトにリンクされているカマッチョママの教室開設祝いを兼ねてワイン入門講座「ワインをより美味しく味わうために」を行ってきました。

医師、学校の先生、レストランシェフなど多彩な顔ぶれの出席者でした。始まりが午後8時近くになりましたので、講義は1時間弱で切り上げてカマッチョママが造った細かく配慮された料理でワインを飲みながら談笑しました。

テキストの最後のラベルクイズの説明をしないまま終わってしまいましたので、解説をします。

1. AOC Macon VillagesとAOC Macon Blancでは、AOC Macon Villagesが格上です。
  同じ地方名AOCでも、上等ぶどうを産する限定された村々のぶどうから造られたワインがAOC Macon Villagesになるからです。

2. Château Smith-Haut-Lafitteのラベルで同じ図柄ですが「Grand Vin de Graves」「Grand Cru Classe de Graves」と書かれた2種類があります。後者が赤ワインです。

  ボルドー・グラーヴ地区の格付けに同社の赤ワインのみが入っていますので、赤ワインのみが「格付けされたもの=Grand Cru Classe」と書くことができるのです。しかし同社の白ワインは格付けこそされていませんが素晴らしいワインで、格付けされている赤ワインに劣らない値段です。

3. Pavillon Blanc du Château Margaux、Le Blanc Sec de Château Broustetは共にAOC Bordeauxです。

AOC Margauxは赤ワインのみに認められるので、この白ワインはMargaux村にありますがAOC Bordeauxになってしまいます。

Château Broustetはソーテルヌ格付け2級の貴腐ワインですが、AOC Sauterunesは甘口ワインにしか認められないので、この辛口ワインはAOC Bordeauxになります。



見本市会場で、初日にケーブルテレビと地方局がそれぞれ取材にきました。

ロワールワインをどう思うか?
日本向けに売れるか?
この見本市の感想は?

などが質問でした。無難な答えをしておきましたが、地方局の方はその夕方のTVニュースで流れましたが、ほんの数秒で至極簡単でした。日本人が来ていることがニュースなのでしょう。



見本市初日の晩に、アンジェ市内の中央会議場で開催されたガラパーティに招待されました。

ドレスコードがあり、服装のどこかにロゼ色のものをつけてくるようあらかじめ注意がありました。日本出発前に百貨店に行ってピンクのポケットチーフを探しましたが、意外に男子用品売場では見つからず、婦人用のハンカチを買いました。さすがに派手なので、更にピンクのネクタイも買いましたが、パーティ当日は結局二つとも身につけて出席しました。

会場玄関は綺麗にピンクの照明で飾られて雰囲気満点でした。しかし、アプレティフを飲みながらの待合室では、殆どの出席者は何処にもロゼ色をつけていなくて拍子抜けでした。

メイン会場では300人くらいの出席者でしたが、腰掛けるテーブル席は満員で、空いているのは大きなテーブルに座布団が置かれている日本式でした。

ガーデンパーティといわれていたので、屋外で寒いのではないかと心配していましたが、室内をガーデン風にアレンジしていただけでした。座布団席もガーデン風ということでしょう。

でも、ビュッフェスタイルの食事はさすがに美味しく、更にワインがすべてロゼ。別にお偉方の挨拶も無く、私たちのグループだけで一つのテーブルを独占しているので、他人との挨拶もなく大変気楽な食事でした。

ワイン雑誌WANDSのパリ在住、松浦敏雄氏が初対面でしたが同席され、いろいろフランス事情を話してくれました。帰国前日パリの日本人経営のレストランを紹介してもらいましたが、この話は後日のお楽しみ。

写真は、パーティ会場にて、左から、ワインエキスパート1位の小原さん、松浦氏。