へそまがり株式投資家日記 -28ページ目

NYダウ200ドル近く下落

 一言で言えば、『予想以上の下げ』でした。たしかに前日引け後にIBM・韓国サムソンの業績問題が出たのである程度「また100~130ドルぐらい下がるだろ」と思ってはいました。ところがどっこい、マーケットはそれ以上に反応したよう。

 

 気になるファンダメンタルズのニュースもあった。それはニューヨーク連銀が発表したデータによれば、ニューヨーク地区の企業活動が4月に入り急に落ちているというもの。このデータが直接的にマーケットに響いたかはわかりませんが、IBMのコメントに3月に入って受注が落ちてきたことといい、明らかに米国景気の方向性に変化が出てきたといえるでしょう。

 

 加えて、(なんか重大なニュースが多いです・・^^)ニューヨークタイムズの一面に「日中間の政治問題」が取り上げられてますね。

China Is Pushing and Scripting Anti-Japanese Protests

Published: April 15, 2005
China's manipulation of popular indignation against Japan to stir up patriotic sentiment carries big risks, analysts say.
 
内容も日中国交正常化来の危機的状況と伝えており、中国の成長力に頼ってきた日本経済へのイメージに対してマーケット参加者がネガティブな影響が出るかもしれません。
デモ程度のことなら短期的な問題とタカをくくってましたが、日中間の政治的危機とまで報じられているのでタカをくくらないほうがいいかもしれませんね
 
 話を戻すと、3月のFOMC以降明らかに米国景気の方向性に変化が出てきたことで、5月初旬のFOMCでのFRBの対応に改めて注目が集まると思われます。それもいつにないほど重要なので注目度もこれまでのFOMCよりも注目度は大きいでしょうね。逆にいえば、4月は厳しい局面が続くともいえますが・・・。
 
 何度も申し上げますが、国内の中小型・新興市場銘柄は要注意と思ってます。15日の投資信託の基準価額をみれば一目瞭然で、日経平均が200円も安いのに、中には前日比プラスの中小型株投信もあるくらい。
国内外の株式市場でこれだけ嵐が吹きまくっているのに、日本の中小型銘柄は「世界景気とは関係あらへん」という理由付けはナンセンス!と思います。

米国株安、IBM業績下方修正、韓国サムソン業績未達のトリプルショック

 ショックと書くと言い過ぎかもしれませんが、これだけ弱い材料が揃えばショックに近いでしょう。

これなら日経平均が200円安となったのも不思議ではありませんね。これで今週だけで500円前後も下落となったわけですが、新興・中小型銘柄についてはそれほどのダメージはありませんでした。

 

 市場が景気の鈍化を見越した動きをし始めたからで、FRBが示した「景気は加速している」とは全く逆の動きといえるでしょう。この「景気鈍化をみ始めた市場」VS「景気加速をみているFRB」といった構図は好ましいものではありません。このまま株式市場が下落し続ける可能性も出てきたとみています。

 

 まあFRB議長が議会証言あたりでちょっと金利引上げペースの抑制をするかのようなヒントを与えてくれたら市場も落ち着くと思うわけですが、前回のFOMCからそう日数も経ってないし、むしろ景気加速イコールインフレを加速させる要因が増えてきていると判断したFRBメンバーが増えている点からそう簡単に金融引締めペースを抑制する都合がいいコメントが出るのか疑問ではあります。

 

特に日経平均と比較して比較的堅調だった国内の新興市場銘柄や中小型銘柄が時間をおいて本格的に下がり始めるリスクを中小型株を運用する側としては認識しないといけないかもしれません

原油市場の新たな視点

非常に参考になったのでトラックバックさせていただきました

 

>原油価格はそれほどあがらない?

>内外株式市場がさえない。原油価格高止まり懸念からIMF等が経済成長率の

>引下げ見直しを行い弱気なセンチメントが広がっているからだ。

>因みに日本の今年の成長見通しは僅かに0.8%である。

>ところでその悪役になっている原油価格だが、それ程上昇しないのではないか?

>というのが今週のエコノミスト誌の論調だ。

 

http://kitanotabibito.blog.ocn.ne.jp/kinyuu/2005/04/post_0a4e.html

米国株、大幅続落・・・そしてIBM業績下方修正

というわけで今日は厳しいでしょう。
買いたい銘柄があればタイミング的にはいいかもしれません。

IBMの下方修正ですが、彼らのコメントに気になるのがありました

"After a strong start, we had difficulty closing transactions in the final weeks of the quarter, especially in countries with soft economic conditions, as well as with short-term Global Services signings,"

 

減速感が3月以降出始めてきたという点。IBMの顧客だけならいいんですが、IBMの顧客は世界的な大企業ということを考えれば軽視はできないんじゃないかと思います。

 

気軽に買いたくなるタイミングですが短期的なものと割り切るべきと思いますね



大多数の予想と逆に動くのがマーケットの常

なにやら市場は景気低迷へ動き出したような感じです。

原油高を原因とした景気低迷や業績下方修正が出始めてきたのをここにきて株式市場が織り込み始めた感がありますね
 まだ株式市場は米国、日本ともにまだ景気がさらに落ち込むことを織り込んでないと思います。特に日本については景気自体については強気な方で一杯のようです。踊り場になっているというアナリストもいますがそれも短期的なもので夏場以降に立ち直ると(特にハイテク分野の在庫調整が進んでいるので)の予想が大半のような気がします。
現在、景気踊り場は短期に終了して原油価格も落ち着きFRBの金融引締めもきちんと0.25%ずつの引上げ幅が続くというのがコンセンサスではないでしょうか?
私はこのコンセンサスの全く逆のことが起きないかと密かに思ってますがどうでしょうか(笑)

 

というわけで4-6月期は冴えない市場環境で何度か石油関連銘柄を買うことを試みると思います。少なくともハイテクやら金利敏感・景気敏感株ではないと思います。

 

中小型株をメインにしておきながらなんですが、中小型株の出る幕はないかもしれません