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溶連菌について

溶連菌とは、正しくは溶血性レンサ球菌という名前の細菌で、溶連菌感染症は、この菌に感染して起こる病気の総称です。最も多いのは扁桃炎(のどの感染症)です。38~39℃の高熱が出て、体がだるく、急にのどが痛くなります。頭痛、腹痛、嘔吐などを伴うこともあります。舌の表面が赤くイチゴのようになるのも特徴の一つです。全身に赤くて小さい発疹が出て、その後、皮膚がぽろぽろとむけることもあります。猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれることもあります。


検査と治療

  検査は、のどの壁を綿棒でこすって、菌があるかどうか調べます。溶連菌が確認されたら、抗生物質(抗菌薬)で治療を行います。抗生物質を飲めば1~3日で症状は軽くなることがありますが、医師の指示どおりの日数分、きちんと飲み続けてください。勝手にやめると、しばらくして急性腎炎やリウマチ熱を起こすことがあります。念のため、症状がおさまってからのどや尿の検査をすることもあります。


家庭で注意することは

薬を勝手にやめないことが、最も大切な注意点です。のどに痛みがあり食欲がないときは、熱いものや硬いもの、刺激の強いものを避けて、食べやすいもの、のどごしのよいもので、水分や栄養を補給しましょう。


 お休みは、いつまでするの

条件によっては出席停止になる病気です。医師とよく相談して、大丈夫と言われるまでは登園・登校は控えましょう。


小 児 喘 息

  気管支がいつも炎症を起こしているためにとても過敏になり、ちょっとした刺激で気管支が収縮し、空気の通り道(気道)が非常に狭くなって、呼吸が苦しくなる病気です。ヒューヒュー、ゼイゼイという音が胸やのどから聞こえ、せきも出ます。この発作はくり返し起こり、数時間から数日続くこともあります。ひどいときには横になっていられず、座って呼吸をしなくてはならなくなったり、チ

アノーゼ(唇や爪が青紫になる)を起こすこともあります。

ほとんどは成長するにしたがって症状はおさまりますが、一度おさまって再発する場合や、大きくなっても発作を起こすこともあります。


◎どうして起きるの

気管支ぜんそくのほとんどは、アレルギー反応によって起こっていると考えられています。アレルギー反応とは、ある特定の物質に身体が過敏な反応を示すことで、その物質(アレルゲン)は、人によって違います。気管支ぜんそくのアレルゲンの代表的なものは、空気中にあるダニ・カビ・ほこり・ペットの毛・花粉など。また、ソバや小麦粉、魚介類、野菜などの食べ物や薬品で起こることもあります。これらのアレルゲンが体内に入ると、気管支の筋肉が収縮して気道が狭まるという反応を身体が起こしてしまうのです。

一部には、アレルギー反応ではなく他の要因によって同じような反応を起こし、気管支ぜんそくの症状が出る人もいます。


◎過敏になっている気管支

 ぜんそくの人の気管支はいつも炎症が起きている状態なので、少しの刺激にも過敏に反応するようになります。すると、アレルゲンだけでなく、冷たい空気や煙、香水、大気汚染、激しい運動、ストレスなど、さまざまな刺激で発作を起こすようになります


◎ 原因を突き止めよう 

 ぜんそくを起こしているものは何かを明らかにすることで、的確に対策を立て、治療を行うことができます。検査には、血液検査(アレルギーの有無やアレルゲンを調べる)、皮内反応検査(アレルゲンと思われるものを注射して反応を調べる)、誘発試験(原因と思われる物質を吸入して反応を調べる)などがあります。


◎ 治療方法は

気管支ぜんそくの治療には、①発作が起きそうなときや起こしたときにそれを鎮めるための治療と、②普段の生活の中で発作を予防する治療があります。

気管支の炎症を止める薬(抗炎症薬)や、気道を拡げる薬(気管支拡張薬)、アレルギーを抑える薬(抗アレルギー薬)などを、患者さんそれぞれの状態に応じて最も効果的に働くように使います。


◎ 家庭で注意することは

ぜんそくの原因となったり、発作をひき起こす要因となるものを、できるだけ生活の中から排除しましょう。

部屋の掃除をこまめにして、ほこりやダニなどをできるだけ残さないようにしましょう。

布団にも直接掃除機をかけ、シーツやカバーをこまめに取り替えましょう。

 ●犬や猫などのペットを飼うのは避けましょう。

 ●室温の変化や換気に注意しましょう。

 市販のかぜ薬の中には、ぜんそくをひき起こすものがあるので注意しましょう。

市販のかぜ薬の中には、ぜんそくをひ発作を。 発作を起こしたときの処置の仕方を、かかりつけの医師に普段からよく相談しておきましょう。       治療薬でおさまらない場合は、命にかかわることもあります。どのようなときに病院へ運べばよいのか、よく理解しておきましょう。




毛ジラミは心の傷にもご用心!

なぜか復活!『頭ジラミ』

     

少し前までは過去のものと思われていた『頭ジラミ』が、幼稚園や保育園を中心に、小学校まで再び広く流行を繰り返しています。

とくに夏場は帽子の貸し借りや、プールでうっかりタオルを共有してしまうことも多いため、どうしてもその発生の報告を多く耳にします。

大人になるまでには、誰しもさまざまな伝染性の病気を経験します。親も自分自身が経験をしたことのある病気であれば、その時の病状の変化や身体のつらさなども想像ができるので対処もできますが、現在猛威をふるいつつある新型インフルエンザのように、親自身経験をしたことがない病気に関しては、情報も少なく病状の推移も見当がつかないので、どうしても過剰に反応してしまいがちです。


誤った対応がいじめにつながるケースも 



実は頭ジラミに関しても同様のことがいえるのです。幼児たちの親世代が子どもだった時代には、実は頭ジラミはほとんどみられませんでした。そのためそもそも頭ジラミの存在を知らないので、当然、子どもたちの頭の異変にはなかなか気づくことができませんし、いざ、我が子が頭ジラミになったことがわかった時には、必要以上にパニックに陥っていまいます。そして同様のパニックが、残念ながら幼稚園や保育園でも起きてしまっている現実があります。

実際に、以下のような事例がありました。


・頭ジラミに感染してしまった女児に対し、幼稚園が「他の子どもへの感染予防のため」とし   て、ターバンのように包帯で頭をグルグル巻きにしてしまい、そのことで傷ついて登園拒否になってしまった。


長い黒髪を大切にしていたのに、ベリーショートになることを強要された。


頭ジラミは不衛生が原因で起こるものではないことが常識となっているのに、園の職員自らが「あの家は普段からぬれ髪のまま登園したりしているから」などといった不用意な発言を他の保護者に向かってしていた。


正しい知識で子どもを守る!



頭ジラミに感染した場合、熱が出るわけでもなく、また、処置に関しては多少の根気強さが求められるものの、それほど複雑なケアが必要なわけでもありません。むしろ問題となるのは、こうした大人の側の心ない言動で子どもの心が傷ついてしまうことです。そしてその心ない言動のそもそもの原因が、一時は忘れられた存在であったがゆえの、大人側の知識のなさに起因している場合が多いようです。