旅立ちの日の記録
2025年6月18日水曜日の記録
キット君は慢性腎臓病で末期だった
この日が来るのは分っていたのだが
まさか今日とは思ってもいなかった
私はキット君を優先すると決めてた
午前中は用事があってお出掛けした
自分の病院と少しの買物して帰った
家に着き玄関を開けようとした瞬間
玄関のすぐそこでかすかに鳴き声が
「1人は心細いよ母ちゃん怖いよ」
玄関を開けたらすぐそこに待ってた
それほど私の事頼りにしているんだ
やせ細って息が途絶えそうな中でも
思いたったように居間に顔を出して
すぐに寝床に帰って行くキット君の
姿を見るとホッとすると同時にいつ
その時が来るかと思うと複雑だった
夕方になり相棒が帰って来てくれた
少し安心した私だったがキット君が
玄関にいたので傍に駆け寄って声を
かけていたらいきなりもう少し前に
トイレにも行けなくなったのだった
がトイレに入り真っ赤なおしっこを
してそのままそこで座り込んだ姿を
見た私はこのトイレともお別れだと
悟ってるようにも見えた瞬間だった
そしてまもなく●子も玄関を開けた
キット君の事が心配だったんだなと
早く帰って来てくれた事嬉しかった
そして夕食の時間私が台所にいた時
キット君が居間に来ていてビックリ
私がテーブルに着いた時テレビ台の
上から私をジッと見つめていたのだ
その時はお別れの挨拶とは思っても
無かったがその後の行動で分かった
テレビ台からふらふらして下りた時
寝てた●子がキット君を受け止めて
くれ触れ合ったその後はいつもいた
テーブルの下に行き相棒の傍に移動
して座ったあと反対に座ろうとした
けど音がするように倒れたのだとか
もう貧血もあって最後の力を使って
家族に感謝の挨拶をしに来たんだと
分かったのはそのすぐ後の事だった
キット君はそのあといつもの部屋に
戻った後は二度と居間に来なかった
そのあとキット君がお風呂場の方に
移動する姿を見たが睡魔に負け寝た
30分くらい過ぎた時●子が叫んだ
「キットがもう死んでるよ」
慌てて行った場所がお風呂の入口で
瞳孔も開き息途絶えていたのだった
その時居間に最後のお別れの挨拶に
来た事がはっきり分かったのだった
私達に見られないように逝ったのだ
最後までキット君は立派に生き抜き
心配かけまいと決めていたのだろう
なんとカッコいい男らしい姿だろう
誰にも見られず虹の橋を渡ったのだ
生死の戦いの中キット君と過ごして
見てる方も辛かったけどキット君は
もっともっと辛く苦しかっただろう
キット君に最後まで寄り添えた事は
キット君の少しの支えにはなったと
思うしキット君も喜んだと思いたい
出逢ってから6年半弱家に来てから
6年2ヶ月弱キット君ありがとうね
これからは私の心の中でいつも一緒
しばらく休みます
3月末から毎日のブログ更新をして
来ましたが事情があって毎日の更新
する気力がなくなりました。
いつまでか分かりませんがしばらく
キット君の事やその他の事もあって
お休みさせて頂くことにしました。
いつの日か笑顔で再開したいです🚪
2025年5月6日
じゅんぺい
今日であれから6年
キット君と出逢って6年5ヶ月
そして
6年前の今日5月4日の出来事
以前飼っていた飼い主が突然💦
駅にキット君を戻しに来た日で
ビックリした日でもあります🙀
我が家は小児喘息の●子がいて
動物は飼わないと決めていたし
かなり悩んだけど仕方なく家で
飼うことにしホームセンターに
ケージを買いに夕方急ぎました
帰って来て籠から出した時驚き
籠の中は荒れて歯が落ちていて
敷いたバスタオルが血だらけで
声も出ないキット君なのでした
そこから動物病院通いが始まり
●子も喘息も問題なくて家族に
なって現在一緒に暮らしてます
今年2月に慢性腎臓病になって
週2回の病院通い中のキット君
少しでも長生きして欲しいです