9月も終わりに近づき、風もすっかり秋の風になってきました。
5月に手術を受け、6月に退院し、
7月の後半から仕事に復帰して2か月が経過しようとしています。
日常生活の中で何となく慣れてきた部分と変わらない部分があります。
右耳は失聴しているので、
右側でふいに話しかけられたり、
遠くから呼ばれたり、
騒がしい中で特定の声や音を聞き分けたり、
という対応は相変わらずできません。
朝、聴こえる方の耳を下に寝ていて、
たまに、目覚まし時計の音が聴こえなかったりすることがあります(^^;
それは、今後もずっと変わらないでしょう。
形だけ繋がっている「聴こえの神経」が突如回復したりとか、
片耳でもステレオで聴こえる素晴らしい機器が発明されたりしない限りは...。
いろいろと不便なことも多い片耳生活ですが、
それでも人間の適応力は凄いと思います。
一対一はもとより、少人数の打ち合わせなど、
相手と向き合って話し合うような場面では、ほぼ会話に問題はありません。
集中していると、いつのまにか片耳が聴こえないことを意識していないほどです。
耳鳴りは普段気にならないレベルですが、
疲れてくると「サー」という音が聴こえてきたり、
耳がつまったような感じはします。
味覚障害も相変わらずありますが、
ちゃんと味がわかる左側で,
知らず知らず感じるような具合になってきました。
そういう意味では、だんだん「適応」して来たと言えるのでしょうか。
さて、音を聴くことのできない、私の右耳の存在意義は...。
気温の変化や風の向きを感じること、
蚊に刺されれれば痒くなるし...、
それから、そう、メガネをかけるときには必要です(笑)
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