絶賛ダイエット中の私
エルダーベリーと聞くと、ベリー系だから体によさそうなのは想像つくけど、何がどう良いかまでは...
写真見ると見たことあるけど知らないことばかり。
ということで色々見ていこう。
結論から言うと、エルダーベリージュースは、血糖管理や脂肪燃焼の向上に寄与する可能性があるが、直接的な体重減少効果は確認されていない。
エルダーベリー(英名:Elderberry)とは…ニワトコ属(英名:Elder 学名:Sambucus spp.)の一種であるセイヨウニワトコ(学名:Sambucus nigra)という木が作る、深紫色の小さな果実を指す呼び名。エルダーベリーは、ヨーロッパを中心に古くから人々に活用されてきた、北半球で最も広く親しまれる果実のひとつ。
セイヨウニワトコの木は、川岸の安定化や防風林、野生動物の食料や避難場所、装飾、工芸などの日常的な活用をされてきた重要な植物で、その果実であるエルダーベリーは、人々の食料源やハーブとしての活用など、さまざまな用途で利用されてきた。
エルダーベリーの栄養成分
エルダーベリーは、さまざまな果実の中でも優れたたんぱく源であり、果実の3%ほどを占めるたんぱく質には、必須アミノ酸全9種のうちの7種を含む、計16種のアミノ酸が含まれていることが知られている。
また、たんぱく質の他にも、エルダーベリーは果実全体の18%ほどの炭水化物、10%ほどの糖類、7%ほどの食物繊維などの生活に欠かせない栄養素に加え、ビタミンCを代表するビタミン類や、深紫色を作るアントシアニンやフラボノイドを含むポリフェノール、血中脂質を改善する上で重要な不飽和脂肪酸など、非常に多彩かつバランスの良い栄養素を持つことが、研究により明らかにされている。
過去20〜30年間、エルダーベリーの効能に関する研究が活発に行われ、エルダーベリーが高い栄養価を持つことが示唆されてきている。
米国立補完統合衛生センターによると、この果実は主に風邪やインフルエンザの治療薬として、古くから民間療法で使われてきたが公認管理栄養士や肥満医学の専門家によると、この研究結果を鵜呑みにするのはまだ早いと。
研究結果でわかったこと
[研究]
昨年10月、栄養学誌『Nutrients』に掲載された論文によると、この研究では過体重もしくは肥満の男女計18名が1週間にわたり、1日355gのエルダーベリーかプラセボをジュースの形で摂取した。また、普段の食事内容をコントロールするため、参加者には宅食が支給された。
[結果]
1週間後、参加者はジュースを飲むのを一旦やめて、その3週間後に前回飲まなかったほう(エルダーベリーかプラセボ)のジュースを飲み始めた。そのデータを研究チームが分析したらエルダーベリージュースを飲むと腸内フローラに良い変化が現れて、耐糖能(血糖値を正常に保つ能力)が改善し、脂肪を分解する(脂肪酸酸化)能力が高くなるというスゴイ結果に。
また、エルダーベリージュースを飲んだ人は血糖値も24%低下したことから、糖を処理するスピードが速くなったと思われる。
注意すべきことがある。
この研究では、エルダーベリージュースを飲んだ人の体重が実際に減ったわけではないこと。今回のように血糖値が安定し、脂肪酸酸化が改善すれば、理論上は体重が減りやすくなるけれど、それで実際に体重が減ったというデータはないとのこと。
そもそも、この研究は非常に小規模だったので、その結果を一般化することはできない。
でも、米オレンジコースト医療センター付属メモリアルケア外科減量センター長のミル・アリ医学博士は、エルダーベリージュースを飲んでいるうちに、わずかとはいえ体重が減る可能性はあると言う。
体重の減り具合は基本的に、何を食べて何を食べないかで決まるとアリ博士。その意味で、エルダーベリージュースのような食品はダイエットの役に立つと言えるのだろう。食べる前に飲めば、お腹が満たされて食欲が少し収まることも考えられる。ただし、悪い物ばかり食べていれば、体重に大きな変化が見られることはない。
エルダーベリージュースのデメリット・メリットは何?
エルダーベリージュースのデメリット
他のフルーツジュースと同様、エルダーベリージュースには糖分が含まれている。著書に『The Little Book of Game-Changers: 50 Healthy Habits For Managing Stress & Anxiety』を持つ公認管理栄養士のジェシカ・コーディング氏によると、このジュースには糖分が濃縮されているため、何か食べてから飲まないと、血糖値の急上昇(スパイク)と急降下(クラッシュ)につながる恐れが。
また、栄養療法クリニックKeatley Medical Nutrition Therapy共同経営者のスコット・キートリー氏の話では、不適切な方法で作られたエルダーベリージュースや熟していないエルダーベリーのジュースを飲むと、シアン(青酸)配糖体という天然の有毒物質も摂取することになりかねない。シアン配糖体は消化の過程でシアン化水素を発生させて、吐き気、嘔吐、下痢などの症状を引き起こすことがある。
市販のエルダーベリージュースは有害な物質を取り除く処理がされているので通常は安全ですが、自家製のものや不適切な方法で作られているものはハイリスクだと。
キートリー氏によると、エルダーベリージュースには生物活性化合物も含まれている。生物活性化合物は一部の薬(免疫抑制剤や利尿剤)と相互作用して、その薬の効力を強めたり弱めたりすることがあるため、自己免疫疾患や慢性疾患がある人はエルダーベリージュースを避けるべき。
エルダーベリージュースのメリット
エルダーベリージュースにはさまざまな健康効果があると言われているけれど、科学的に証明されているものは少ない。エルダーベリージュースは免疫システムをサポートし、風邪やインフルエンザからの回復を早めるという研究結果もあるけれど、その大半は飲食品業界からの資金提供を受けている。こうした研究は規模も小さいので、そこから本当の結論を導き出すのは難しい。
エルダーベリージュースの選び方
エルダーベリージュースを買うときは、コーディング氏が言うように、糖分の含有量に細心の注意を払って。原材料がエルダーベリーの果汁だけで、砂糖や甘味料が加えられていない商品を選びぶことが大事。
最後に、お知らせしとかなければいけんませんね。
副作用と注意点
エルダーベリーの使用の歴史は数千年にわたり、その効果と安全性は広く認められている。実際に、ヒトを対象とした研究でも有害事象報告は少なく、安全性の高い果実であると認識されている。
ただし、妊娠中や授乳中の女性については、対象とした研究が少ないため、摂取する際には医師と相談することをおすすめ。また、薬物治療を受けている方を対象とした研究もまだ多くはないため、医薬品との相互作用を考えた上でも、治療を受けている場合は医師への相談をするとより安全と考えられる。
なんだか良いのか悪いのか...
まだまだ研究が必要なようなので、このような情報がでても取り入れるのは私は控えておこうと思いました。
無理ない程度にだけど、時には厳しくもしないとだらけてしまうからね。
アラフォーでもがんばる!!!
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