M.jayのブログ

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多様性の中にこそ美しさと強さがある〜マヤ アンジェロウ

人間らしく動く、動けるからだを作ることを目的としたクラスを宮城県仙台市、富谷市、大和町にて開催しています。

M.jay表現者ー光と影をテーマに身体表現しています

久しぶりの雨


先日ディオールに行って

香水談義に花が咲いた


「アンブルニュイとスパイスブレンド」



どちらも秋冬にぴったりの香水と思って

箱にしまってしまっていたのですが


店員さんが

「スパイスブレンドは

キューバとかの暑い国でラム酒やらたくさんのスパイスが売ってる露天商のざわめきのイメージもできるよ」

と教えてくれて


なるほど

そう考えると

これからの暑い季節もいい感じです^ ^


そしてスパイスブレンドとアンブルニュイの

レイヤードの提案もいただき


確かに

わたしもこの二つは合うと思ってた


似てる

いや

似てないけど

お互いに無いものが揃ってる感じで

二つ揃うと

最強じゃない?って思ってた



今日は

湿った土の香りも感じながら

雨の中

香りのレイヤードを楽しみました


これが

今一番自分を楽しませることのひとつ

至福のひととき

なのです









自分を楽しませる

毎日、毎日

「今日は(今は)どんな気持ちですか?」

「今日はどんな感じですか?」

「今日はどんなところが気になりますか?」

そうやって

自分の気持ちや感じ方を

細かく観察して

心地良い自分でいるために

日々、自分を楽しませることを見つけてみましょう


今日はどんな服を着ますか?

どんなメイクをしますか?

どんな香りを纏いますか?

ランチは何を食べましょうか?


天気や気温や体調によって日々のコンディションが違い、

気持ちはいつも同じではないのに

やることはいつも同じで

ほぼ無意識

ということを繰り返すと

あっという間に過去の自分の鎧を着てしまいます


今日は曇ってて

朝からやる気が出ないなあ

と思ったなら


じゃあどうすれば

自分が喜び、そこからやる気を出していけるだろうか?

いつも考えてみてはどうでしょうか?


その「喜ぶ」ことは、後で後悔することではいけませんよ


そうやって少しずつ

小さな変化に、心もカラダも揃えていけたらいいと思いませんか?


日々自分を楽しませるために

今を感じてみてくださいね


by. M.jay





今年は庭に出ると

トカゲを見かけるようになりました


今まで気付かなかったのか

それとも

今年増えたのか


すごく可愛い


カナヘビっていうんですね

いっぱい虫をたべてくれることを期待していますよ^ ^


そして今年はツバメも来てしまいました


うちにあった古民家(半分壊れてる巣)

を、あっという間にリノベーションしてしまいました


スズメやらシジュウカラやらヒヨドリも寄っていってくれて

夜にはホトトギスの鳴き声もリズミカルに聞こえて

今年の庭は賑やかになりそうです


春は生命の輝きに満ちてますね


初夏楽しく過ごしましょう


by.M.jay



香りの投稿が続くと思いますが

凝り性なので大目に見てください^ ^


さて

ついに手を出してしまった

ズーロジスト「動物学者」のフレグランス


今回は「moth」について


モス「蛾」



蛾の香水って?


気持ち悪いって思うかもしれませんが

わたしがなぜこれに惹かれたかというと

このような文面があったからです


彼らは孤独な日々を過ごしている。暗くて重いスパイスで始まり、主食の甘い蜜の官能が過ぎると、相手探しのエキゾチックな旅が始まる。唯一の誘惑「炎」に惑わされた時、たちまち命は一筋の煙となる。

調香師は日本人で稲葉 智夫さん


みかきもり
衛士のたく火の
夜はもえ
昼は消えつつ
物をこそ思へ


昼は抑えていた恋心が、夜になると篝火のように燃えだし、この身を焦がしていく


大中臣能宣が詠んだ有名な百人一首の和歌をモチーフに考えたそうです。


真っ暗な中に浮かぶ真っ赤な炎をテーマに、作っていた香りの印象が燃えた樹木に集まってくる蛾をイメージさせるということでMothになったようです。


なんとドラマチックなんでしょう


そうやって

叶わぬ恋心と

炎に自ら飛び込むのか?

炎に引き寄せられるのか?


最後は一筋の煙となる運命だとしても

それが蛾の生涯


蛾って成虫になったら

口が無いので食べないらしくて

生殖行為をして命が尽きるらしいです


こうやって生態を知ってみると

まさにこの句にピッタリですね



さて問題は香りです


わたしの第一印象です


昔の薬箱をあけたような香りが前面にきます

その中にフローラルな香りもあるような、


スパイシーと言ってしまえばそれまでだけど

ちょっと古い香りというか。。。



それで

一瞬で忘れていた昔の記憶を思い出しました



赤紫の夕暮れに不安と恐怖を感じていた、小学校低学年の頃のおばあちゃんの家に行った時の事


あの頃は

何とは言えない恐怖や不安があったのだということを思い出したのです


ああ

あの頃の自分に話しかけるとしたら

「大丈夫

生きるとは今、

目の前のだけのことなんだよ。」

と言いたい

と思ったのです


このトップノートは正直

いい香りとは思わなかったです


スパイシー系の香水も持っていますが

今までの香水では嗅いだ事が無い香りなので、どの香りが今、鼻に届いているんだろう?と

香りを嗅ぎ分けることが難しい感じです


トップがあまりにもすごいので最後の最後まで同じような感じだなと思ったのです


しかし

この香水を寝香水として使った

3日目


眠りの中でようやく理解できたのです


最初は薬品っぽくスパイスが薫っていますが

その後

とってもいいフラワー系の香りに変わります


そして

最後は燃えてる香りになりました


燃えてる香りなんですが

わたしが想像した煙の香りっていうのは

蚊取り線香のような煙たさだと思ってたので、嗅ぎ分けられなかったと思うのですが、

燃えてる香りは

焚き火、薪が燃えるときのような酸っぱいような甘さがある煙たさでした


万人受けする香りではないからこその

唯一無二な存在感のあるフレグランスです


寝香水として

夏にぴったりの香り


現在は日本もカナダも売り切れになっている香りですので

大切に使おうと思うのでした


それに

これからも感じ方が変わると思うので

それも楽しみの一つです


  • トップ|ブラックペッパー、シナモン、クローブ、クミン、レモン、ナツメグ、サフラン
  • ボディ|ヘリオトロープ、アイリス、ジャスミン、ミモザ、スズラン、ローズ
  • ベース|アンバーグリス、ハニー、レジン、ガイアックウッド、ムスク、ナガルモタ、パチョリ、スモーク、ベチバー

  • 次回はウサギかな



香りとストーリーテリング


香りを嗅いだ時


想像力を働かせたとき


香りが

別の時間

別の空間

別の場所に

連れて行ってくれます


ただ想像力に浸ることもあれば


忘れてた過去に一気に連れ戻されることもあり


先日は

小さい頃の不安な気持ちや

なにとは言えない

目に見えない恐怖の感情を思い出したのでした


今日は想像力を働かせて

マダガスカルのカラッとした空気と陽気な気持ちに浸りました


こんなことがが好きなのです


ということで


わたしの場合

ただ単にいい香りよりも

なにを表現してるのか?が気になるポイント


やっぱり表現って

理解しようとすることを

楽しむことができて

わたしは好きです


いろんな表現を楽しむ


これも一種の趣味かな?


一生続く趣味


あなたは一生続く

趣味をいくつ持っていますか?


どんなことでもいいので

毎日を新鮮に感じることが

とっても大事


だと思っています


良い週末を


by. M.jay

月に一回程度ですが

朝早く

森に行きます


大体が土日の朝かな?


スマホから音楽を流しながら


お気に入りの場所や

お気に入りの木の

季節の変化を楽しんでいます


その時につけていく香水が


メゾンクリスチャンディオールのパープルウード

パープルウードの調香は

ウード

サフラン

ピンクペッパー

オレンジ

(調香師フランソワドゥマシー)


緑が無い
シャープな削りたての木の香りが
パーンと弾けるように香ります
いきなりフォルテッシモな感じです
フレッシュでありながら
ドライでスモーキー
例えば
早朝や夕方の
陽の光のような

朝焼けから一筋の朝日がパーンと一直線に刺すような
夕焼けの長い光が一直線に顔を照らすような

そう、まさに一直線

これをいつもまとって朝の森林浴をしていたのですが

今日はちょっとこの香りじゃないな
って思ったのでした






いつものお気に入りの場所には湿り気と若葉があり

1ヶ月でこんなに空気も変わるんだなあって

思ったのです


こうなるともっとウエットなウッディノートの香りが合うよね


何かこの雰囲気に合う香水を探そうと思っているところです


こんな大きな葉っぱの

生き生きとした緑に

エネルギーもらえますね


今日も良い一日をお過ごしください


メゾンクリスチャンディオール

パープルウード

詳細

調香師の言葉

詳細

ネーミング

高貴なすみれ色に希少なウードの香木を組み合わせた名前です。パープル ウードは、まさにオリエントの夢。喜びに満ちた、スパークリングなフレグランスです。


ディオール パフューマー クリエイターの言葉

「パープル ウードは、オリエントの夢を表現した香りであり、明るい、温かみのある色調で描かれた絵画のよう。ピンク ペッパーやサフランいった、フレッシュなスパイスと絡み合うオレンジのいきいきと香るノートがウッドの強さと組み合わさることで、ウードが弾けるように香るのです。このスパークリングなウードは、明るく磨き上げられ調合された香りながらも、ウード特有の動物的な力強さを好む人の心を掴むでしょう。」


フレグランス ファミリー

スパイシー ウード。メゾン クリスチャン ディオールのウード フレグランスの中でもひと際スパークリングな香り。ウード イスパハン、ウード ローズウッドと並び、高貴な香料の異なる表情を引き出します。


香りの強さ

香りはそのままに、柑橘類の果実の皮を絞るように、ほんのりフレッシュに弾けるノートが加わることでウードの力強さが穏やかになります。濃度が細やかに調節された、スパイシーなフレグランス。


色調

モーヴやパープルが入り交じる、ウードの樹皮を連想させるダーク ブラウン。


香りの個性

パープル ウードは、煌めくジュエリーを身につけるように纏う、スパイシーでスパークリングな溌剌としたフレグランスです。


特徴

スパイスとシトラスを加えることで、ウード特有の濃密さを爽やかに仕立てた香り。






久しぶりに映画鑑賞


都合のつく日に観たい映画があると

ふらっと行くことがあるのですが、

今回は舞台挨拶付きの日程が空いたので観に行ってきました


舞台挨拶ツキの映画に関しては

例によって

下調べを一切せずに

まっさらな状態でどう理解するか?ってところを自分に課すことにしています


さて

水平線ってことと

ピエール瀧さん主演の情報のみで

観た感想



まずは舞台が

福島の相馬


この時点でわたしの気持ちはちょっと怒りなのです

震災とか

被災者とか

風評被害とか

現地に住んでいて、実際に体験した監督が現地い続けながらこの十数年の思いを形にする以外、

わたしにはどうしても「集客」ありきで作ったのかな?

って思うのです


まして

ピエール瀧さん起用とくれば

自ずと

「ん〜」

ですよね


内容は

震災で妻が流され

まだ見つかっていない、散骨業の主役のところに

散骨を依頼しに来る男性がいて

その遺骨が殺人者のものだとジャーナリストが騒ぎ立てる

親子の関係や村の人々とのやりとりなども交えながら答えの出ない心情を描いています


その中で車のナンバーや

運転中にラジオの天気予報が流れて、

「ああ福島を強調したいのねって」

思ったし

役者さんも素人っぽい感じがしたり

方言のイントネーションがなんだかみんなバラバラで不自然でした


そしてやたら缶コーヒーを飲んで

タバコを吸うシーンが多く


この目的が一昔前を装いたいのか?(でも震災だよね)なんなのかわからず。。。


最後の舞台挨拶で

映画の作成意図をお話しいただいて


10日程度の撮影期間だったことや

一発撮りで仕上げたことなんかを聞いて

少しは

なるほどと思いましたが


個人的には震災を絡めない方が素直にスッキリ見れたかな〜って

思いました


散骨と散骨せざるをえない遺族と

親子のぎこちない関係性


それだけで良かった気がする


俳優さんの

渡辺哲さんが

とてもよかったです



予告でやってたこちらが気になりました

成功したオタク







3月に入りましたが


最近はちょっと後戻り


薄暗い日曜日の朝


雪が音もなく降ってる


時折風に乱されている様子や


野鳥が餌を探している様子などを


見るともなく


みてる


日曜日が大好き


そんな時に


聴いてる曲をご紹介





良い日曜日を



冬の凛とした空気の早朝に聴きたい

ハニャ ラニ



ハニャ.ラニは

ポーランドのピアニストで作曲家、歌手です


北部のバルト海に面した湾都市グダンスク生まれの彼女の曲は


冬にまさにピッタリ


強い風が耳元でなっていて


髪の毛が風であっちにもこっちにも翻弄されている様子


コートの中にまで入ってくる

冷たい風と

コートの中で体温で温まった空気が混ざり合う


ずっと


その感覚を味わいながら

冬の海に佇んでいる


わたしは

そんな冬が

大好きです


そしてハニャの曲があれば最高なのです


もうすく春がやってきます


もうちょっと冬を味わっていたい


そんな人がいたら


聴いてみてください

by. M.jay






オーノワールについて

口コミを見てみたら

酷評が多くて


「カレーの匂い」

とか

「カレー煎餅」

とか


残念な鼻の持ち主がいて

ほんとに残念


このかおり


わたしがなぜ気になったのか?

というと

スパイスの香りから

最後はミルキーラベンダーがほんの少し香る

という意外性なのかもしれません


今まではお花の香りしかありえんっておもっていたので

スパイスの香りに目覚めてみたら

すごく面白い


酷評の

カレーの匂い

というのが

イモーテル


このイモーテルは

ある時は強く香り

ある時はほとんど香らない


その日によって違うのも

魅力


タイム、セージのスパイスでピリッとした後は

カレーとコーヒーとサフラン

レザーに包まれバニラとラベンダーが佇む


カールラガーフェルドが愛用していたのも頷ける


複雑な日常のドラマを見てるようにドラマチックだと思っています


こちらの記事を参考にしました