私が裁判員になったときの事件と

発達障がいを多少なりとも

持っているお子さんと

中学受験準備が

なかなかうまくいかないお子さん

 

そんなお子さんをお持ちの親御さんたちへ

 

 

何かヒントになるものがあればと思いまして

今後もリンクを貼れる状態にして

残していきたいと思って書き直しています

 

 

IMG_7670.jpg

 

いつもでしたらこの

【子どもを壊さない中学受験】のついて

どの回から読んでいただいても

何かの参考になるようにと思って

書いているつもりですが

 

今回は前回『その4』から

読んでいただいたほうが

もっと様子が分かるかもしれません

↓↓↓

 

前回は

高校を辞めてなかなか定職に就けない

弟のことを思って

長男が自分の上司に頼んで

内装工事の仕事に就くところまで

書かせていただきました

 

今日は事件を起こすまでのことを

書いていきます

 

~~~

 

被告のお兄さん=長男は

 

覚えの悪い弟でも

きちんと手順を見て教えていけば

出来るようになるのではないか

 

他人と一緒にいるわけではないし

楽しくやれるのではないか

 

自分がじっくり付き合えば

きっと出来るようになるのではないか

 

そう考えるんですよね

 

~~~

 

ここ、実は中学受験の

パパ塾ママ塾にあてはめてみてください

 

塾では猛スピードで進んでしまう

でもお父さん、お母さんと

じっくりやれば

きっと出来るようになる

 

そう考えますよね

 

もちろんです

そういう子も多いでしょう

 

ですがそこも押したり引いたりに

気を付けなくてはならないんです

 

パパやママに教えてもらっても

全然分かんないよ!

って言える子だったらいいのですが

 

子どもって気を使うんですよね

 

「分かった」と言わないと

親に悪い気がしてしまう子もいるのです

 

ですから私は

ケンカしているならまぁいいのかな

と思うこともあります

もちろん問題により蹴りですが

 

親ととても素直に取り組んでいるのに

全くテストに反映されない場合も

この気を使った「分かった」を

連発している場合があります

 

要注意ですね

 

私たち個別指導もそうです

 

子どもながらに

「前も教えてもらったのにな」

「また教えてもらうことになって悪いな」

と思う子もいて

 

そんなとこ気を使うところじゃないから

ちゃんと言いなさい!

ということもあります

 

まぁ、ちゃんと言わなくても

こちらでは理解出来ているのか

出来ていないのか

もちろん分かるのですが

 

説明しいてる最中に

この

「悪いなぁ」

が出てきてしまって

結局腹から聞いていないということも

お子さんによってはあります

 

話を戻します

 

~~~

 

こうして内装業に就いた被告は

お兄さんと家でも仕事場でも

共同生活を送ることになります

 

ところが・・・

 

石の上にも三年と言いますが

3年経ってもなかなか自立しない弟

なかなか出来るようにならない弟

 

お願いしたの手前

お兄さんは焦るようになります

 

現場で罵声が飛ぶこともあり

家に帰ってからも

どうして出来ないんだ!と

叱ることはもちろん

時には手が出ることもあったそうです

 

そのときのことを

二人の母親は

 

行き過ぎたときには注意をしたけれど

もともと心優しかった長男が

必死であることも

仕事場での立場も分かるので

あまり口を出さなかったと

言っていました

 

また被告人弟のほうも

兄を恨むというよりは

 

どうしてこんなに出来ないんだろう

なぜ失敗するのだろうと

思い悩んでいたそうです

 

そして2016年

熊本地震

これが決定的なダメージとなります

 

地震直後は

内装業の方たちは大忙しなんですよね

 

兄弟の勤める会社も

熊本の仕事を引き受けます

 

そして兄弟で熊本へ長期出張となりました

 

初めての兄と弟の2人暮らし

 

でもお互いストレスが

溜まっていくことになります

 

仕事場も一緒

帰る家も一緒

この環境がお互いを

追い詰め、追い詰められていきました

 

兄の暴力は激しくなりました

母親がいない分

見る目も止める目も無いのですから

エスカレートしていきます

 

1ヵ月経ち弟被告人は毎日

帰りたい

辞めたい

この場を離れたい

と、強烈に考えるようになったと

言っていました

 

そしてある晩

お兄さんがちょっと家を空けた隙に

10数万円を持って家を出てしまいます

 

熊本から博多に向かい

翌日新幹線で東京へ戻ります

 

母親に言っても

兄のところへ戻るよう言われるだけだと思い

家に帰ることもしませんでした

 

10数万ですからね

直ぐにお金は底をついてしまい

強盗致傷という事件を

起こしてしまいます

 

~~~

 

もちろんお分かりだと思いますが

皆さんのお子さんが

ちょっと間違えると

直ぐに犯罪を犯しますよと

言っているのではありません

 

ただ、こうしてみると

境界性パーソナリティー障害であること

そのうえで学習障害があることが

分かりづらいと思うのです

 

誰にどんな落ち度があったのか

判断が難しいです

 

 

学習障害的な事に気が付かずに

子どもに無理を

強いている場合がある

 

ただの準備不足なのに

かなり過酷な結果を求めて

子どもの思考を

歪ませているかもしれない

 

そうなると怖いのは二次障害です

 

~~~

 

二次障害

 

頑張っているのにうまくいかない

またやってしまった

 

この悔しい思いや

失敗体験の繰り返しと

 

学習についていけないことで感じる

周囲との差や劣等感と

親からの叱責や

友だちからのからかいなどが

積み重なり

 

だんだん子どもは

どうせ出来ない

頑張っても無駄

また叱られるんだ

と自信を失っていきますふあnそして

どうせ自分はダメな子なんだ

自分が悪いんだろうななど

自分を責めるようになり

心を大きく傷つけていきます

 

すると今度は

周りの環境を信じられなくなります

 

良い関係を築きづらい子に

なっていってしまいます

 

~~~

 

二次障害の症状について記して

今日はこの辺で終わりにします

 

二次障害の症状

 

頭痛、食欲不振、不眠など

 

精神面

過剰な不安と緊張

抑うつ、社交不安、対人恐怖

不登校、引きこもりなど

 

行動面

強い反抗、暴言、暴力など

 

~~~

 

親からみて今の結果は本当に

「訳が分からない」のかどうか

 

よく考えると準備不足だった

中学受験をするには

教育的環境が

少し足りなかったかもしれない

と思えたら

 

もう少し待ってあげましょう

 

一気に高いところへは登れません

今出来る問題を

確実にすることに重きをおき

じっくり進めることです

全部に手を出さない

 

もし、そうではない

何かある

兄弟で大きく違い過ぎる

上だから厳しくし

下は甘やかしたという

レベルではなく

そう感じるようであれば

きちんと然るべき対応を取りましょう

 

 

お子さんをしっかり見て

ご自分の子育てを振り返って

冷静に判断して欲しいのです

 

 

今後ともご興味ある方は

お付き合いくださいませ

 

 

今日も一日お疲れさまでした

合格合格合格

 

 

~~~

 

 

 

 

 

 

~~~

 

 

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