前回図書館で借りた岡部英一さんの「緑十字機の記録」、読み終わりました。明日の返却期日に間に合いました。これで返しに行くの忘れたらアホですね。借りたい本があるので、忘れないとは思いますが...。

 

 

295ページ

一番機飛行通訳 飛曹長 大西甫さんの手記

「伊江島の上空に着くと、つい二、三か月前まで激戦地でしたので日本の艦艇がひっくりかえっており」

もし緑十字機の物語が映画になることがあったら、ぜひこの艦艇がひくりかえっているシーンを入れて欲しいです。

 

357ページ

明野飛行場青木部隊 陸軍兵長 伊藤保さんの手記

「思えば昨年此の鉄橋の袂で、車に油を補給し乍ら見上げる空に、若鷲たちの特攻機を見送った」

竜洋(現磐田市)の明野飛行場からも特攻機が飛び立って行ったのですね。

 

ポツダム宣言受諾が決まり、降伏に反対する軍人が、陸軍では宮城事件、海軍では厚木航空隊事件を起こします。厚木航空隊事件は緑十字機による降伏軍使派遣に大きな影響を与えます。
半藤一利さんの「昭和史 戦後篇 1945-1989」が、終戦まもなくのところを読んでいる途中で止まったままになってしまいましたが、厚木航空事件についての記述はないようですので、緑十字機の話はちょうどうまく間にはまったような気がします。
合わせて読もう、「昭和史」と「緑十字機」!
 

今読んでる本。「ガイア・ギア」を2月中に読破しようと思っていたのですが、無理でした。

ガイア・ギア

昭和史 戦後篇 1945-1989

宇宙の始まり

洟をたらした神

 

 
 
 

『100冊読書』宣言