お正月のほろ酔い機嫌で勢いづいてゲット
2016年 初買いワゴンの到着。
メルクリンHO&Zゲージ デザイン・イラスト貨車 計19台
クリスマス、復活祭、バースデー、ビール、アメリカ発見500周年記念・・
プチと爆は全く相反する意味。奇妙な略式合体語なのですが、
あながち不自然な造語ではない気がしないでも・・。
リアル爆買いは出来ないけれど、せめて気分だけ爆・・という庶民的なニュアンス。
メルクリンZ 車両修理
ドイツの出品者から落札した3両の機関車
マレー式蒸気 BR96、電気機関車 SBB Ae6/6、Re4/4
無事に届いたのはいいのですが、いずれも長い間走行させていなかった様子。潤滑油がギアに固着していて動きません。あとでドイツ語で記された商品説明を読んで、故障車であることを知ったのですが、売買契約は成立して支払済なので後の祭り。相場よりも安く落札したので文句は言えません。
加えて昨年末に購入したドイツ新幹線 ICE3 も走行せず。計4ユニットをまとめて修理に出すことに相成りました。
今回も頼りになるお助けマン、エンリケ氏にお願いします。
エンリケ氏のアトリエは、いわば「機関車クリニック」

可能性としては接触不良かモーターの故障です。まずは通電チェック。最初は動きませんでしたが、テスター棒で電極周辺を探っているうちにモゾモゾと回転を始めました。モーターは若干焼け付き気味ながらも、なんとか作動します。
現代ドイツを代表する高速列車 ICE3 Zゲージ動力車の内部。
1週間後には修理が終わるとの由、感謝です。
ニースからオリエント急行に乗車する。
これからコートダジュールを走っていくので沿線風景が楽しみである。
乗り込んだ客車は6人掛けのコンパ-トメント式。僕の席は5番で、位置は窓側だが、進行方向を背にしている。向かい合った席にはロシア人の熟年マダムが座っている。小学校時代の同級生のTが同行しており、彼は通路側の席。その合間に3人のスペイン人男性が腰掛けた。
発車してしばらく車窓を眺める。ニース郊外に並び建つアパ-ト群の壁はアート性が高く、カラフルな色彩に塗られている。家々の窓にはフラワーポットが置かれていてとてもお洒落。今、南仏で流行している装飾らしい。
さほど寒い季節でもないのに、マダムは洋服を何枚も重ね着している。相当な寒がりのようだ。窓を少し開けたいのだが、風が吹き込んでくるので、気を遣って開けることができない。
旅の途中でデジカメが壊れてしまい、予備のフィルムカメラで撮影している。残りの枚数は僅かなので、これぞというシーンのみを撮って、セーブしなければならない。
オリエント・エクスプレスの長い編成列車は、大きな川に架かる橋に差し掛かった。海岸線に沿った築堤を大きく弧を描きながら走っていく。マダムは次第に打ち解けてきた。初めは気難しそうな印象だったが、見かけよりも気さくな性格の様子。思いがけず、「私はかつてスペインを旅行した時に、アル・アンダルース急行に乗ったことがありますわ」と語ったので、親近感が湧いてきた。
2016年初の鉄道模型ラストロ。
昼過ぎに出かけた時には、それなりの人で賑わっていました。
まずは友人知人たちと新年の挨拶を交わして、縁台の物色にかかります。
以前、ここで見つけて気になっていたメルクリンZ車両、「アメリカ流線型機関車コモドール号は、まだあるかな?」と聞くと、「もう、とっくに売れてしまったよ」という返事。このモデルのeBay取引価格は数年前と比べて2倍近くに跳ね上がっています。ラストロで見た時はちょっと高いなと感じたのですが、当時の値段で入手するのは、もはや無理。一度チャンスを逃すと二度はありません。
アントニオ氏が「家に掘り出し品があるんだが、どうだ?」との売り込み。
アメリカ製の日本型SL、メタル製のHO蒸気。見せてくれたガラケのフォトはピンボケ、車輪配置は1D コンソリデーション型なので、キューロクかもしれません。
買う買わないは別として、とりあえず現物を見てみたいです。
今回はこれぞという注目アイテムは見つからず、小物2点のみ購入。
Preiser HO ビール樽馬車
Arnold N 開閉式無蓋車
やがて強い風が吹き、驟雨が降ってくると、客足は一気に引いていきます。
これでは商売にならないと、早めの撤収が始まりました。
ひさしぶりに見た鉄夢。
トラムが出てきましたので、記憶を辿りながら書きとめておきます。
都電荒川線の大塚駅付近。一区間の停留所のみでカードを使うのは勿体ない気がするが、検札があると罰金なのでルールは守る。対面ホームにはレトロな旧型車両やカラフルなラッピング車が行き交い、見ているだけで楽しい。
そのまま電車に乗って郊外へ向かう。後部座席の周辺は子沢山のフィリピン人の家族が占領している。中に目つきが怪しい子供も混じっているので、バッグとポケットに用心する。
いつのまにか外国に変わり、窓の外は雄大な風景。どうやらポルトガルのポルトの河沿いを走っているようだ。遠くに丘全体を覆って家並みが密集した町が眺められる。
上部の窓から写真を撮ろうとするが、車体がゴトゴト揺れて、うまく撮れない。
そのうちに路面電車は堤防を越えて河川敷に入り、砂地の合間にレールが見え隠れする。
もしも川が増水したら、たちまちのうちに沈んで、不通となってしまうだろう。ひとたび濁流が襲えば線路ごと流されてしまう。ずいぶん危険な場所に鉄道を敷いたものだと呆れる。
やがて、川の両側に山が迫ってきて、終点に近づく。侵食された土林のような崖の傍に電車が停車した。乗客は皆降りて、つづら折れの細い山道を登っていく。まるでトルコのカッパドキアのような風景。岩山をバックに記念写真を撮ろうとするが、デジカメの調子が悪くてシャッターが押せない。モタついているうちに、一緒にポーズしていた人たちは去ってしまう。
駅舎に入ると、中は駅員の住まいとなっていて、リビングに招かれて茶菓子の接待を受ける。モダンな内装の快適な空間で、ベランダから庭先に出ると、地面には延長レールが敷かれている。昔は川の上流の町まで通じていたが、赤字合理化で廃止されてしまった。その部分を復旧して、営業運転を再開しようという計画らしい。
また一両、駅に電車が到着した様子、村人の家族と子供たちが降りてくる。
以上、夢なので、画像はありませんが、一連の風景は瞼に残っています。
将来、頭脳工学の技術が発達して、夢に見た風景の映像化や記録ができると面白いです。いったい夢は脳内デ見ているのか、眼球で見ているのかという問題はありますが、大脳の中の神経バルスの動きを分析して、ミクロン単位で細分化、それをデジタル信号によって再構成すれば、あるいは可能となるかもしれない、などと想像してみたり・・。