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スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

メルクリンZ 

ICE3 4両編成 

エンリケ氏に修理を頼んでいた車輌が上がってきました。アトリエルームで試運転した時には作動しましたが、自宅であらためて走行させると、すぐにモ-ターストップで心もとない状態。根本的な機能回復は難しい様子です。一応再度チェックしてもらうことにしましたが、静態保存機になるかもしれません。

ICE1との比較

ドイツを代表する高速列車

ICE1

1991年 運行開始 最高速度250km/h

ハンブルク~ハノーバー~フランクフルト~シュトゥットガルト~ミュンヘン

1992年 チューリヒ、バーゼルまで運行

1993年 ベルリン乗り入れ

ICE3

2000年 運行開始 ハノーバー万博開催

      アムステルダムまで運行

2002年 ブリュッセル乗り入れ 最高速度300km/h

2006年 ウィーン乗り入れ

2007年 パリ、コペンハーゲン乗り入れ


海外輸出された同型車輌

 スペイン  ヴェラロ E マドリッド~バルセロナ間 

 中国     和諧 CRH3

 ロシア   サプサン モスクワ~サンクト・ペテルブルク間 2012年


日本のように頻繁に新型車を開発導入しないため、ドイツ新幹線の過去25年間のモデルは基本的にこの2種類のみです。

へレス・デ・ラ・フロンテラ駅 Jerez de la Frontera 

1930年建設 異国情緒が漂うムデハル様式の駅舎。

1929年にセビーリャで開催されたイベロアメリカ万国博覧会の地方整備事業の一環として建設。

待合室ホール  

ホームの壁を飾る見事なタイル。

僕が初めてこの駅を見たのは約30年前、殆ど変わっていません。

メンサケ社をはじめ、セビーリャの名門陶器工房が制作。

第2回ポエニ戦争、ローマとカルタゴの戦いで活躍したスキピオ。

駅のバル  

立派なトイレ 

セビーリャ側ホームの倉庫

カディスと結ぶ区間電車 

左側はかつて扇形機関庫と転車台があった場所。

2004年 元扇形機関庫跡にバスターミナルを建設。

ヘレス鉄道フェアにおける写真展示。


複写とブログ掲載は写真の所有者マヌエル氏の許可済

写真展示コーナーより主な写真を抜粋

1854年 アンダルシア地方で最初の鉄道敷設 

ヘレス~プエルト・デ・サンタ・マリア間 15km 

シェリー酒の樽を港に運搬するための路線。

まだ牛車が使われていた頃

シェリー酒蔵 ミサ

シェリー酒蔵 ドメック


ドメック専用輸送タンク ブレーキキャブ付


市内ビルバオ教会傍の軌道を走る単機

タンク機 020-0201 

タンク機

タンク機 020-0201 

タンク機


Andaluces 465号 テンダー蒸気 

ヘレス駅 1930年頃に蒸気新鋭機を導入 

機関庫横 1900年代型の機関車

左側に扇形機関庫と転車台 

1970年代まで見られた風景

ヤード全景

木造客車に乗る旅客 低いホーム位置

1960年代に地方旅客輸送の主力となったレールバス

316型ディーゼル機関車 120 km/h 1600 CV 

1955年アメリカより輸入 計17両

ヘレスの鉄道愛好会がジオラマ展示をしているという友人からのFB情報を得て出かけました。

郊外のラ・グランハ文化センター

町外れで探すのが大変でしたが、地元民に聞いて路線バスで到着。

Nゲージ展示会場 金曜の午前だったので閑散。

初対面と思いきや、鉄道模型市で僕の姿は目にしていたという話。親切に説明して戴きました。ディテールの表現が素晴らしいです。

最初に目に飛び込んできたのは日本の名機 D51 

こちらではミカドという愛称でお馴染み。

カディス湾沿岸の塩田風景 

カディスに向かう海岸線  

赤いラインのスペイン塗装になっています。

なぜにモスク?と聞くと、サウジアラビアの新幹線建設をスペインが受注した記念とのこと。D51、回教寺院、椰子の木の組み合わせはレア。

目に止まったナローゲージ 綿の煙がたなびいています。

メルクリンZの改造機 

BR89ユニットにスペイン機関車CucoのNゲージボディを乗せたもの。

そのアイデアにしばし感心・・是非トライしてみたいものです。

古城と湖、恐竜化石と鍾乳洞 

湖水から長い首を出しているのは、ネス湖のネッシー君?

洞内の見学風景 

ストーンヘンジ遺跡 

修道院と墓地 

小麦畑 昔の収穫風景 

ヌーディストビーチのカップル 

山間部を走る1960年代のモーターカー 

廃車スクラップ置き場 

城と修道院の傍を走るスペインの貨物列車 

パソコンのマウスとモデムを利用した手製機材 

舞台裏のヤードまで案内してもらいました 

協会のデイレクター 弁護士のぺドロ氏 

運転士の大学生ジェライ君 

ヘレス鉄道協会の幹部。この場には居りませんが、協会唯一の女性鉄道愛好家がメンバーに参加しています。

3月はハエン県リナーレスで、初夏にはレオンにて展示を行なう予定。レイアウトはモジュール30個の組み立て式、トラックで輸送して丸一日でセッティング。

情報としては、スペイン北部の旧鉱山駅で有名なポンフェラーダから25km、トラル・デ・ロス・バドス村には鉄道愛好家が多く、毎年フェアを開催しているとのこと。


Toral de los Vados 2014

https://www.youtube.com/watch?v=8ARLbslYBt0

さっそくアクセスして見ました。なるほどレベルが高いです。

18世紀に全盛期を迎えたメキシコの銀鉱山の町グアナファト。

2000年 ユネスコ世界遺産登録。

1910年 メキシコ独立100周年記念の建造物。

当時のディアス大統領が出席して落成。

元闘牛場があったガビラ広場に建つ100年以上前の建築。

計画の段階では駅舎となる予定でしたが、実現しませんでした。

宮殿のような風格のアーチ型ファサード 

中に入ると洒落た階段も残っているのですが・・

現在はイダルゴ市場として使われています。

グアナファト駅 

1882年11月22日落成 

この頃はまだ鉄道趣味を復活させていなかったので、この建物が何かを知らず、興味も持たず、内部やホームに入ることもなく、外観のみ1枚撮って立ち去ってしまいました。今では考えられないことです。

2008年2月撮影

メキシコのハリスコ州テキーラ。

竜舌蘭アガベの茎根を原料として醸成させる蒸留酒で有名な町。

2006年 ユネスコ世界遺産登録。

市内を走る観光用の電気トレイン

さすが酒蔵の町、樽型カーもありました。

メキシコ旅行の写真を整理していたら出てきたので載せました。

2008年2月撮影

エレクトロトレン製 HOゲージ 

ヘレスの酒蔵 ゴンサレス・ビアス社

樽貨車3両+デザイン貨車2両

個人的にはシェリー酒党なので、バルに寄ると立てつけ一杯の定番になっています。








キブリ製 中世の城 Nゲージ用 

城砦への登り道側 

既に所有している小さな城 Nゲージ用 

レイアウトにお城がある風景は憧れです。

2月のラストロ。

天気明朗なれども風強しといった休日。

毎月出かけると何かしら買ってしまいます。

今回は動力機関車などの大物ではなく、ストラクチャーと貨車1両。

中世の城 Nゲージ用 中古品 25ユーロ

目に留まるなり、どうしようか考えましたが、キットを買って自分で作れば、それなりに時間と手間を要するし、ある程度の土台の造作がなされていることを思えば安い買い物。


シェリー酒で有名なゴンサレス・ビアス社のワゴン 

初めて見るデザインなのでゲット♪


友人のラファエル氏から、アトリエのレイアウトのHOエンドレスレールの敷設が終わり、走行可能な状態になったので、いつでも来ていいよ、という誘い。昨年秋以来、ご無沙汰しているので、近々訪ねようと思います。

メルクリンZ

SBB Ae 6/6 電気機関車

潤滑油のギア固着は解除できても、モーターユニット自体の修理までは及びません。一方の向きには良く走りますが、逆向きはギクシャク。

西ドイツ時代、すなわち1990年以前の製品なので、26年以上は経過しています。老朽化はやむを得ません。

レッド塗装の同型機も持っていますが、そちらの方も動作はイマイチ、出会いの相性が悪いのでしょうか。

1952年、1955~1966年 120両製造

最高速度125km/h


オリエント急行がスイス領内を通過する際には、この機関車が牽引していた時代があったので、コレクションに加えた次第。