紫と黄色の鮮やかな色の組み合わせが印象に残るアイリス。(和名は西洋あやめ)
フランスの国花でもあるアイリスのお花は、虹の女神が天から降りてきた象徴とされているそう。
フランス王室の紋章「フルール・ド・リス(Fleur-de-lis)」に由来しているお花。
フルール・ド・リス とは、直訳では「ゆりの花」ですが、フランス語では「あやめの花」を意味し、アイリスの一種を様式化したものだと広く考えられているそうです。
アイリスのラテン読みは「イリス」で、ギリシャ語では虹という意味。
美しく慎ましやかなアイリスは、背中に透明な羽を持つ女神です。
重なり合う色合いの美しさと透明感、その美しさをドレスの異素材の重ねと素材の持ち味で表現しました。
素材は、控えめな光沢のシルクサテン(日本製)にシルクサテンオーガンジー(イタリア製)を重ねたもの。
さらに繊細な柔らかさを出すため、決めの細かいチュールをさらに重ねています。
シンブルなデザインなので、シルエットの美しさにおいては、こだわりをもって検討を重ねました。
バックスタイルのリボンの形は甘すぎないもの。古い時代のフランスのコサージュ技術を使い手作りしたコサージュを添えることで、エレガントなアイリスの背中の羽根をイメージしました。
ウエストラインが、どの角度からも美しく見えるようにカッティングしました。
虹の女神、アイリスの美しさにあやかってデザインしたウェディングドレスのご紹介でした。
このところ、取引先の方から「どうされていますか....」とご連絡をいただくことがありお力をいただいています。
メールでも気持ちを伝えられますが、形式的なご挨拶や用件だけでなく、実際にお声を聞くと、まるで会った時の嬉しさを思い出して、「コロナが落ち着いたら、また食事でも行きたいですね!!」と言い合えることで、お互いに元気になれる気がします。
ビジネスでは、相手の時間を奪うので「No Telephone!!」ともささやかれているようですが、気楽にお声を聞ける貴重なツールだと改めて感じました。
そしてやはりありがたいのは、どうしてますか?と思ってくださるお気持ち。だからこそあったかい気持ちになるんですね!!
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
ルーチェ クラッシカ・光田 みどり

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ウェディングドレスへのこだわり
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