地下鉄の通気口の上で、白いドレスの裾をはためかせ驚く姿のマリリン・モンロー。
1955年のアメリカ映画「七年目の浮気」の最も有名なシーンで、20世紀を象徴する姿とも言われています。
この時代に生まれていなかった人も、一度は目にしたことがあるシーンですよね。
女性らしいマリリン・モンローの体型はもちろん、ドレスが与える印象が強かったというのも、時代を超えて人々の印象に残ったのではないでしょうか。
映画の中でマリリン・モンローが身にまとっているドレスは、首の後ろで止めるタイプのホルターネック。バストのすぐ下には切り替え線があり、バストとウエストのメリハリを際立たせるデザインのドレス。
アコーディオンプリーツのスカートは、一見Aラインのように見えますが、風が吹いて円形のように、ふわぁっと大きく広がる裾が、見ている人をドキドキさせる場面ですね。
そんなマリリン・モンローの神秘的な美しさとカリスマ性に憧れてデザインしたのが、こちらのウェディングドレス。
首の後ろでとめるデザインは同じですが、肩を出すマリリンとは逆に肩を覆い、花嫁らしい可憐さを表現しました。
胸元と胸の下の切り替えに、柔らかな印象になるように、手で表情をつけながらドレープを施しました。
トップスが綺麗に体のラインに沿っていることが、ドレスを美しく着こなす秘訣でもあるので、ドレープを重ねても、メリハリをつけることを意識したバランスに仕上げています。
情熱的なマリリン・モンローのイメージに合わせて、真っ赤なバラを制作しアレンジしました。
胸元は、大きなリボンのように見えるデザイン。そしてスワロフスキーのラインストーンのバックルのある小さなリボンがアクセントとして左についています。
素材は、フランス製のシルクチュールと日本製のシルクタフタを重ねたもの。
ハリのあるシルクと、柔らかなチュールを重ねることで、お互いの素材が生かされて、ボリューム感の中にも柔らかさを表現できるのがポイントです。
ドレスに袖を通して、撮影が始まったら、すぐにマリリン・モンローのイメージが湧いてきたのか、説明をする前からモデルのチエミちゃんが、「Wow!!」というポーズをとってくれてみんなの笑いを誘ってくれました。
良質な素材には、品格が宿り、丁寧に仕立てたものには、着る人に輝きを与える!!と信じて日々精進しています。
今日もブログを読んでくださってありがとうございました。
ルーチェ クラッシカ・光田みどり

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ウェディングドレスへのこだわり
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