の続きです。
お料理大好き♡
食べるの大好き♡の次男。
本当に、美味しそうに食べるんです。
でも、その反面、次男がなんでも
制限なく食べる姿に
こわくてこわくて仕方がなかった。
２歳８ヶ月で、卒乳してから
その量も一気に増えていきました。
満腹中枢が壊れているんじゃないかと
思うくらいに
お腹がパンパンになっていても
食べ続けるんです。
ご飯もお兄ちゃんのお皿に
残っているものがあったら食べる。
そのあと、果物が出てきたら
お腹いっぱいのはずなのに
いくらでも食べる。
当時の私は
今よりもっと、食べるものに
気をつけていて
添加物がいっぱい入ったものは
避けたい。
そんな想いから
おやつなども気をつけていました。
それなのに、家で充分食べて
毎日おばあちゃんのおうちで
おやつを食べたい！ともらったり
ご飯を食べて帰ってきたり。。。
毎日毎日、その食欲に嫌気がさしていました。
ジャンキーなものを
私の目の前で食べる・・・・
苦しくて苦しくて仕方なかった。
そして、２年前のある日ついに
「もうやめて！」
と、爆発してしまったのです。
どうしてわかってくれないんだろう
次男のからだが心配なのに・・・
という想いが溢れて
涙がとまらない。
そんなときに
次男が私の方を向いて
「ママ、どうぞ。美味しいよ」と
ニコッと笑ったんです。
その笑顔を見た瞬間
大きな壁が崩れたような感じがしました。
この子は、私を苦しめたかったんじゃない
ただ、私に
食べることの楽しさと美味しさを
教えてくれていた
それだけだったんだ。
そのとき、私は自分が
食べることに対して
罪悪感を持っていることに気づきました。
食べたら太る
そんなに食べたらあかん
ちょっとにしとき
そんなのからだに悪い
小さいころからずっと母に言われてきたことです。
だから、食べることに対して
楽しい、とか美味しいとか
表面ではもちろん感じていましたが
心の底では
こんなに食べたら太ってしまう
とか
これってからだに良くないよなぁと
思いながら食べていたんですね。
次男がお腹がいっぱいになっても
食べ続ける
明らかにからだに悪そうなものを食べる
そんな次男に対して
それは良くない
そんなに食べんといて
と食べたらあかんと恐怖でいっぱいになっていた・・・
違う。問題は私の中にあったんだ。
そして、次男に聞いてみたんです。
「もしかして、ママに食べることって
美味しいよ、楽しいよって教えてくれてるん？」と
感じたそのままに。
そうしたら
「そうやで。ママ、食べるのって楽しくて
美味しくて、ゆうわ大好き♡」
そして、「ママも一緒に食べよ。」と差し出され
一緒に食べたのを覚えています。
それまでの私だったら
からだに悪そうだなーと思いながら
食べていたおやつですが
そのときは美味しかったなぁ♡
泣きながら
「ほんまや、美味しいわ。ありがとう」と
言うと、本当に嬉しそうに笑ってました。
そして、不思議なことに
その日から、次男の無茶なほどの
食欲はなくなっていったのです。
もちろん今でも
食べることは大好きですが
これでもか！と
こっちが心配になるくらい
食べて食べて食べまくるのが
見事になくなりました。
私が見張らなくなったというのも
あると思いますが・・・
子どもって、母親が本当の意味で幸せになるために
全身でぶつかってきてくれるんだな、と思います。
だから私も
長年、つきあってきた
「過食」と
向き合うことにしました。
もしかしたら、次男が言った
「ママのお料理のお手伝い」って
このことなのかもしれない、と。
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☆ママのお腹の中は・・・
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☆「あの子がおったなぁと思ってお乳を残しておこうと思ったんや」長男の卒乳②
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