型にはまったお菓子なお茶の時間 -3ページ目

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

主に子どもが飲むため、キッチンに置いている加糖ココア。

朝晩は冷えますが、日中は夏日になることも多く、最近はほとんど飲んでいない様子。


アイスココアも美味しいのですがたまにしか飲みませんし、開封したら早めに使い切ったほうが良いので、まずはアガーで固めてゼリーにしました。

スイーツにすると消費が早まります。


ぷるんと揺れて、甘すぎず、のどごしが良いやわらかさは暑い日のおやつにぴったりです。





無糖ココアを使うレシピはこちら。





【材料】


90~100cc容量の容器 3~4つ分


 水 100g

 アガー 3g

 グラニュー糖 20〜25g

 ココア 150g

 生クリーム 30g



※ココアはパッケージ通りに作ったもの。



【作り方】


①グラニュー糖とアガーを予め混ぜておく


★アガーと砂糖類は先に混ぜておかないと、後からだまになりやすく溶けにくい部分が出てくる場合がある。


②加糖ココアのパッケージ通りに作ったココアを、生クリームとよく混ぜる。ココアが冷えていれば、生クリームと合わせてレンジなどで約40度に温めておく


★ココアが作ってすぐで温かい場合はそのままでOK。

 冷たいままだと後から混ぜた瞬間そこに偏って固まって全体がうまく固まらなかったり、口当たりも悪くなるので注意。


③小鍋に水を入れ、①のアガーを少しずつ振りいれて混ぜながら火にかける。沸騰しかけたら弱火にし、30秒程度縁が軽く煮立つ程度の火加減を保ち、アガーを煮溶かす


④温めておいた液体を加えて、なめらかに混ざれば火からおろしてカップに注ぎ分ける。あら熱が取れたら冷蔵庫でよく冷やす


★生クリームを牛乳に変えるとよりあっさりとした味に。

 甘さはグラニュー糖や加糖ココアの量で調整しても。


 

 



ひとつ前の投稿に続きまして、こちらはココア生地×ココアクリームを組み合わせたダックワーズケーキです。


シロップを打たなくてもしっとりしていて、周りのコーティングも必要ないので、ホールケーキとしては比較的簡単に作れます。





表面は一部、ココアで犬の足跡模様をステンシル♪


 

 


全体的にそこそこの甘さはあるのですが、生地にもクリームにもココアを加えているので他のダックワーズケーキよりは控えめで、チョコを使わなくてもまるで入っているかのような濃厚な風味。

長めに冷やして生地とクリームが馴染むとより美味しく感じられます。



 


【材料】


16cmのタルトリング

出来上がり 約17cm×H5cm


☆生地
 卵白 180g(M5個分)
 グラニュー糖 50g
 薄力粉 13g
 ココアパウダー 13g
 粉糖(生地用) 100g
 アーモンドパウダー 110g
 粉糖(仕上げ用) 適量

☆クリーム
 生クリーム 150g
 グラニュー糖 20g
 ココアパウダー 10g


【下準備】

○オーブンは180度に予熱する

○天板にオーブンシートを敷く

○薄力粉・生地用の粉糖・ココアパウダー・アーモンドパウダーを一緒にふるう



【作り方】


①ボウルに卵白をほぐして白っぽくなってきたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら都度ハンドミキサー(またはスタンドミキサー)でしっかりと泡立て、垂直に引き上げると少しおじぎする程度までメレンゲを立てる


②メレンゲにふるっておいた粉類を一度に加え、ゴムベラでさっくりと切り混ぜるように合わせる


③オーブンシートの上にタルトリングを置き、1枚につき150g程度を型の内側に乗せ、L字パレットやカードなどで表面を平らにならす


★型を使わない場合は、2cm程度の丸口金で渦巻き状に絞り出してもOK。

 

④水をつけた楊枝で淵をぐるりと一周なぞってから、型を外す


⑤表面に仕上げ用の粉糖を2~3巡、表面に少し残るくらいにふるいかける

⑥予熱が終了したオーブンに入れて170度に下げ、18分ほど焼く。表面にほんのり焼色がつき、裏面にも濃いめの焼色がついていたら取り出し、粗熱が取れたら天板からシートを外してしっかり冷ます

⑦使用する直前にクリームをつくる。
 ボウルにココアをふるい、グラニュー糖を混ぜ合わせる。生クリームを少しずつ混ぜながら加え、全量加えたら8分立てにする

⑧ダックワーズ生地とクリームを交互に重ね、最後に泣かない粉糖をふる。冷蔵庫で半日ほど冷やす
 
★生地を挟むとクリームは横に広がるので、クリームは少し厚めに、生地の縁より1cmほど内側に塗りひろげます。
 食べる際は毎度温めたナイフで切り分けてください。

最近ハマって焼いている、ダックワーズ生地のホールケーキ。

今回はコーヒークリームを挟んだバージョンです。


少し前に同じ生地のサイズ違いを載せましたが、今回はひとまわり小さく焼ける分量です。





アーモンドパウダーの消費量もそれなりにはなってしまいますが、長らく冷凍されていた卵白が着々と減るので嬉しい限り。


生地が甘いので、少し苦みが感じられるクリームは好相性。

できたてよりも、翌日まで冷やすと生地がよりしっとりとした食感になり、甘さもなじんでより美味しく感じられます。





【材料】


16cmのタルトリング

出来上がり 約17cm×H4〜5cm


☆生地

 卵白 180g(M5個分)

 グラニュー糖 50g

 薄力粉 25g

 粉糖(生地用) 100g

 アーモンドパウダー 110g 

 粉糖(仕上げ用) 適量


☆コーヒークリーム

 生クリーム  150g

 インスタントコーヒー 4g

 湯 8g

 グラニュー糖 30g

 


【下準備】

○オーブンは180度に予熱する

○天板にオーブンシートを敷く

○薄力粉・生地用の粉糖・アーモンドパウダーを一緒にふるう(大きめのザルなどがやりやすい)



【作り方】


①ボウルに卵白をほぐして白っぽくなってきたら、グラニュー糖を2~3回に分けて加えながら都度ハンドミキサー(またはスタンドミキサー)でしっかりと泡立て、垂直に引き上げると少しおじぎする程度までメレンゲを立てる


②メレンゲにふるっておいた粉類を一度に加え、ゴムベラでさっくりと切り混ぜるように合わせる


③オーブンシートの上にタルトリングを置き、1枚につき150g程度を型の内側に乗せ、L字パレットやカードなどで表面を平らにならす


★型を使わず、2cm程度の丸口金で渦巻き状に絞り出してもOK。


④水をつけた楊枝で淵をぐるりと一周なぞってから、型を外す

⑤表面に仕上げ用の粉糖を2~3巡、表面に少し残るくらいにふるいかける

⑥予熱が終了したオーブンに入れて170度に下げ、18分ほど焼く。表面に焼色がつき、裏面にも濃いめの焼色がついていたら取り出し、粗熱が取れたら天板からシートを外してしっかり冷ます

⑦使用する直前にクリームをつくる。
 インスタントコーヒーをボウルに入れて湯で溶かし、グラニュー糖を混ぜ合わせる。生クリームを少しずつ混ぜながら加え、全量加えたら8分立てにする

⑧ダックワーズ生地とクリームを交互に重ね、最後に泣かない粉糖をふる。冷蔵庫で半日以上冷やす
 
★生地を挟むとクリームは横に広がるので、クリームは少し厚めに、生地の縁より1cmほど内側に塗りひろげます。
 食べる際は毎度温めたナイフで切り分けてください。

夫が近所のスーパーのパンコーナーでたまに買っている、袋入りドーナツ。


私は食べたことがないのですが、ドーナツならすぐ作れるのになぁと何種類か揚げてみたところ、オールドファッションだと硬すぎて、流動性のある種を揚げるケーキドーナツだと柔らかすぎるとのことでした。






ということは、昔ながらのタイプかな?と商品の口コミをいくつか読んで甘さや食感を調整し、昭和や平成初期あたりに家庭で作って食べられていたようなものをイメージして揚げたのが写真のドーナツです。


するとやはりこの味(が近い)と言ってもらえたので、忘れないうちに記録しておきたいと思います。

そのうち私も本物を食べてみなくては。





といっても配合は、よく作るオールドファッション生地の水分を増やしたものです。(こちらも名前は訳せば昔ながらのという意味になりますね)

ドーナツの細さや揚げ方で微妙に食感は変わるのですが、外はさっくり、中はソフトな仕上がりで、そのままだと甘さは控えめ。

溶かしたチョコレートやメープルシロップなどをかけても美味しく、冷めたらトーストするのもおすすめです。


↑こういう型やセルクルがあると便利ですが、コップなどでも可。



【材料】


7〜8個+味見用


卵 M1個(約50g)

砂糖 70g

米油or溶かし無塩バター 10g

牛乳 50g

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 3g

塩 少々


強力粉 打ち粉用に適量

揚げ油(あれば米油)適量

細目グラニュー糖 適量



※砂糖は上白糖もしくはきび砂糖を想定しています。

 グラニュー糖を使う場合は甘みが少なく感じるので、90gほど加えます。

 牛乳は卵と合わせて100g程度になるよう調整を。


【作り方】

①ボウルに卵を割り入れて、泡だて器で溶きほぐし、砂糖・油(またはバター)・牛乳をよく混ぜる


②薄力粉・ベーキングパウダー・塩をふるいながら加え、ゴムベラで切り混ぜる

★扱いにくければ冷蔵庫で休ませても。

③打ち粉をした台に取り出し、1~1.5cm厚さに伸ばす。型にも毎回打ち粉をしながら、好みの大きさの丸型で抜き、更に中央を抜く

★写真では直径7cm、中央は4〜5cmの丸型で抜いています。
 抜いてすぐ生地を揚げるか、抜きながら揚げるのが難しい場合は10cm四方に切ったオーブンシートの上に置いてください。

④揚げ油を低温に熱し、③を入れたら箸で中央の穴の形を整えつつ、たまに返しながら、全体的に程よく色づくまで揚げる

★シートを敷いた場合はシートごと入れ、自然に剥がれたら取り出します。
 油が高温になりすぎないよう注意してください。

ココア入りのクロワッサン生地を焼きました。


おやつ用には多めのチョコを巻き込んで、カットした時に少しとろっと流れる感じに。(チョコの種類や巻き方で生地に馴染んでしまうこともあるのですが…)





あとからホイップクリームなどをサンドしたい時には、チョコを巻き込まないか、少しだけ巻き込むことでチョコの風味が移ったほんのり甘みのある生地に。




クロワッサンを載せる度、基準になる工程写真をとりたいと思いつつ今回もないのが参考にならず申し訳ないのですが…

サクッと軽い食感で、朝食やお茶のお供にぴったりです。


↑粉糖はお好みで。


【材料】

9個分+α(天板2枚分)

 準強力粉 190g
 ココアパウダー 10g
 ドライイースト 3g
 ぬるま湯 140g
 砂糖 20g
 塩 3.5g
 無塩バター 20g

 折込用無塩バター 100g

 チョコレート※ 適量

 ガムシロップ 適量

 強力粉(打ち粉用)適量



※チョコレートの分量は工程⑧の補足を参照

 板チョコや製菓用のバータイプのものが簡単です。



【作り方】

①バター溶かし、砂糖・ぬるま湯(熱ければ30〜35度程度まで冷ます)を加える。ドライイースト→準強力粉半量の順に泡だて器で混ぜ合わせ、残りの準強力粉・ココアパウダー・塩を加えたらスポンジの混ぜ方で、ゴムベラorカードを使って合わせまとめる


★ココアの色はややムラになっていてもOK。


②2倍に膨らむまで室温で発酵(扱いにくければ扱いやすくなるまで冷蔵)

★この間に折込用のバターはラップに包み、15cm四方に伸ばして冷蔵庫へ。

③ガス抜きし、生地を20cm四方に伸ばして、バターを包んで綴じる



④打ち粉をふって20×60cmに伸ばし、3つ折り


★ここで柔らかくなりすぎている場合はラップに包んで30分冷やす。

⑤向きを変えて20×60cmに伸ばして3つ折り

⑥ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やし、20×60cmに伸ばして3つ折り

⑦ラップに包んで冷蔵庫で1時間冷やす

⑧20~25×50cmに伸ばし、底辺が9~10cmの二等辺三角形にカットして、チョコを乗せて巻き込む



■仕上がりに合わせてチョコの目安量

 特に甘みは不要…なにも巻き込まない

 風味がほしい…一つにつきた4〜5g(↑この写真)

 しっかりチョコ感…一つにつき10〜15g程度


⑨25度で30分ほど最終発酵。やや膨らんだところでオーブンを240度に予熱し始める



★バターが溶け出すと層にならないので、オーブンの発酵機能は使いません。

 室温が低ければ、膨らむまで時間をかけます。

 乾燥に注意してカバーを掛けたり、たまに霧吹きしても。


⑩予熱が終了したオーブンに入れて、230度に下げて17分焼き、取り出したら焼きたてにガムシロップを薄く塗る


★冷めたら好みで泣かない粉糖を茶こしでふっも。

 チョコは気温が低いと固まるので、多目に巻き込んだものはトースターなどで温めるとまた柔らかくなります。



■私は均一に力を入れるのが苦手なので、リバースシーターを使っています。

 ほか麺類、シナモンロール用のパン生地、クッキー生地やタルト台作りなどにも便利です。