昔ながらの型抜きドーナツ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

夫が近所のスーパーのパンコーナーでたまに買っている、袋入りドーナツ。


私は食べたことがないのですが、ドーナツならすぐ作れるのになぁと何種類か揚げてみたところ、オールドファッションだと硬すぎて、流動性のある種を揚げるケーキドーナツだと柔らかすぎるとのことでした。






ということは、昔ながらのタイプかな?と商品の口コミをいくつか読んで甘さや食感を調整し、昭和や平成初期あたりに家庭で作って食べられていたようなものをイメージして揚げたのが写真のドーナツです。


するとやはりこの味(が近い)と言ってもらえたので、忘れないうちに記録しておきたいと思います。

そのうち私も本物を食べてみなくては。





といっても配合は、よく作るオールドファッション生地の水分を増やしたものです。(こちらも名前は訳せば昔ながらのという意味になりますね)

ドーナツの細さや揚げ方で微妙に食感は変わるのですが、外はさっくり、中はソフトな仕上がりで、そのままだと甘さは控えめ。

溶かしたチョコレートやメープルシロップなどをかけても美味しく、冷めたらトーストするのもおすすめです。


↑こういう型やセルクルがあると便利ですが、コップなどでも可。



【材料】


7〜8個+味見用


卵 M1個(約50g)

砂糖 70g

米油or溶かし無塩バター 10g

牛乳 50g

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 3g

塩 少々


強力粉 打ち粉用に適量

揚げ油(あれば米油)適量

細目グラニュー糖 適量



※砂糖は上白糖もしくはきび砂糖を想定しています。

 グラニュー糖を使う場合は甘みが少なく感じるので、90gほど加えます。

 牛乳は卵と合わせて100g程度になるよう調整を。


【作り方】

①ボウルに卵を割り入れて、泡だて器で溶きほぐし、砂糖・油(またはバター)・牛乳をよく混ぜる


②薄力粉・ベーキングパウダー・塩をふるいながら加え、ゴムベラで切り混ぜる

★扱いにくければ冷蔵庫で休ませても。

③打ち粉をした台に取り出し、1~1.5cm厚さに伸ばす。型にも毎回打ち粉をしながら、好みの大きさの丸型で抜き、更に中央を抜く

★写真では直径7cm、中央は4〜5cmの丸型で抜いています。
 抜いてすぐ生地を揚げるか、抜きながら揚げるのが難しい場合は10cm四方に切ったオーブンシートの上に置いてください。

④揚げ油を低温に熱し、③を入れたら箸で中央の穴の形を整えつつ、たまに返しながら、全体的に程よく色づくまで揚げる

★シートを敷いた場合はシートごと入れ、自然に剥がれたら取り出します。
 油が高温になりすぎないよう注意してください。