どうも就労移行で支援員を行っている網川ニールです。

 

さて今回は私のことを少しお話させていただきたいと思います。

 

私はですね新卒から、現在の会社に勤めるまで長らく広告・出版業界で働いていました。

 

大学でも「メディア論」「広告学」を学んでおり、卒業論文でもゴリゴリの広告マーケティンについて書きました。

 

今もそうですが私は広告が大好きです。

 

何というか、情報で人の心を動かすことにとてつもない可能性と魅力を感じています。

 

さてさて、私が大学で学んだメディア論や広告学というのは成立してからまだ歴史が浅い学問です。

出来てから100年あるかないかくらい?

 

ですから色んな論拠や根拠を他の学問から持って来たりします。

例えば哲学や、心理学なんかが代表的なものですね。

 

話しが少しそれましたが、大学時代に哲学、心理を学んだことが今日、私が今就労移行で精神障害の人を相手にお仕事をしている遠因かもしれません。

 

さて、そんな感じで遠因として就労移行の仕事に携わる可能性があった私ですが、障害福祉業界に足を踏み入れる直接の原因は以下の3つかと思います。

 

①負傷兵のような同僚を

 見るのが嫌になった

 

広告業界、出版業界はブラックって本当ですか?

と良く聞かれます。

 

そう聞かれれば答えはYesです。

 

月の残業時間は100時間超えることはざらですし。

土日も普通に出勤します。

 

休みがないことをステータスのように語る人間も多くいます。

「いや~俺もう二月も休みねぇ~わ~」

とか

「昨日はてっぺん超えちゃって結局、会社泊まったわ~」

なんて自慢にもならない自慢が飛び回っています。

 

でもこういった自慢をしている人たちも本気で残業や休みがないことがすごいとは思ってはいません。

 

自慢話風に語っていないと苦境を乗り切れないんです。

 

だから残業自慢をしている人たちの目を見るとみんな深淵を覗いているが如く、深く黒い色をしています。

 

そしてある時、心が壊れて会社に来なくなります。

広告、出版業界って鬱率結構高いんですよね・・・・・

 

特に壊れやすいのは新卒で入社して三年以内の社員です。

 

夢や希望に胸を膨らませて入社してきた、新卒が傷つき疲れ果てて消えていくのをただ見送ることしかできないのは辛かったです。

 

ただ私自身は、鬱になることもなく心も壊すことはありませんでした。

 

しかしある時、友人に「そんなに人が鬱になって辞めてく業界で健全でいられるお前は、すでに壊れている」と言われて「なるほどな」と思いました。

 

そう言われて以降、「少し人間らしい心で働ける職場で働きたい」と思うようになりました。

 

②友達が発達障害だと分かった

 

私が就労移行で支援員をやるきっかけになった、大きな要因は友人のAの存在です。

 

Aは中学校時代から現在に至るまで、長い付き合いの友人、衒いもなく言えば親友です。

 

彼は学生時代から変わった人間で、周りから激しい、イジメにあっていました。

 

社会人になってからも、勤めていた工場で上司や同僚からもイジメられていました。

 

これまでのほとんどの時間を誰かにイジメられていたわけです。

 

※彼はそれを大して苦にもしていない強靭な精神を持っていたので、明るく元気に今日も生きています。

 

Aがイジメられる原因はいつも、「人の気持ちを察するのが苦手」、「人と上手く合わせられない」、「要領が悪い」といったものでした。

 

中学生の頃は、私自身も彼を「変わった人」と認識していました。

 

しかし先ほども書きましたが私は大学で、メディア論や広告論を学ぶ過程で、心理学などにも触れてきました。

 

その際に、発達障害に関しても学ぶ機会が多くありました。

 

社会人になって数年たったある時、私は友人のAの様々な行動から、

「もしかしたら君は発達障害かもしれない」

と伝えました。

 

今にして思えば、いくら親友とはいえ失礼な話しだと思います。

 

君は発達障害じゃないかって…

 

いや、失礼とかのレベルじゃないですね。

きっとA以外には絶体に言わない言葉だと思います。

 

私とAの間柄だから言えた言葉です。

 

ともかく私のその言葉を受けたAはクリニックを受診して、発達障害と診断されました。

 

診断されたときAは「発達だとわかったら、なんか楽になった」と言いました。

 

その言葉を聞いたとき、私はなんとなく、世の中には理由もわからずに、周りと上手くいかない人もいるんだろうな・・・・・・漠然と思ったのを覚えています。

 

その後も私はAに対して「多分それをやると会社の人に嫌われるよ」とか、「こういう時はこんな福祉サービスあるよ」なんてアドバイスをしていました。

 

そういった、あれやこれやをしているうちになんとなく「コレが仕事になったらいいな」と思うようになりました。

 

③とは言っても福祉に

 馴染めない自分がいた

 

そんなこんなで少しずつ、人間らしい心で働ける、誰かの為に働く系の仕事を意識し始めた私ですが、初めは老人介護やB型などに転職しようと思っていました。

 

人の為に働く

福祉

老人介護・作業所

 

という単純な考えです。

 

しかし特養やB型などを面接、見学するにつれて「おや、これは自分には無理なのでは?」という思いが強くなっていきました。

 

というのも、それらの福祉施設全体に流れている「お年寄りだからしょうがない」

「障害を持っている人だからしょうがない」

という意識についていける気がしなかったのです。

 

今もそうですが私は「お年寄りであることや障害を持っていることを言い訳にするのはズルい」と思っています。

 

ですからそこに合理性のない配慮はしませんし、障害を理由に特別な扱いはしません。

 

そんな考えの自分には、特養やB型事業所は合いませんでした。

 

※まあ、今にして思えば私が面接、見学した施設が「○○だからしょうがない」系だっただけの話しなのですが・・・

 

そこで私が次に目を付けたのがA型事業所です。

しかし、ここも私には合いませんでした。

 

これも私が行った施設がたまたまそうだったという話にはなりますが、A型事業所は「商業商業」しすぎていました。

 

何というか、「風邪くらいでは利用者を休ませない」、「過酷なノルマを課す」というのが、広告や出版業を想起させて嫌になりました。

 

何より、私が面接、見学をしたA型事業所は利用者さんが皆、楽しそうではありませんでした。

 

まあ仕事だから楽しそうでないのも当然ですが……

 

そこで最後に面接、見学をしたのが就労移行でした。

 

正直、就労移行は業界の下調べをしたとき、最も行きたくない場所でした。

 

名古屋だけでに60近くもあり、訓練内容もどこも似たり寄ったりで差別化が難しい。

 

圧倒的に強いLITALICOやウェルビーといった事業所がある……

 

何より、工賃などが出ないので経済的に余裕のある人間しか通えない。

 

そんなやりずらそうなイメージがありました。

※イメージじゃなくて全て事実か……

 

しかし実際に、面接、見学に行ってみると職員は上の事実を踏まえた上で、なんとか差別化を図ろうと努力していたり、利用者さんも一般就労を目指して、経済的にも精神的にも苦しい中、もがき苦しみ訓練を受けている様子に、今までの事業所にない「本気度合い」を見た気がしました。

 

※何度も言いますが、AとかBが本気じゃなかったって話ではなく、私が見た事業所がたまたまそうだったっということです。

 

そして何より、就労移行の「しっかりとアセスメントを取り、ビジネススキルを提供する」という仕事内容に引かれました。

 

特に私が受けた就労移行の面接担当者が言った「自分たちの同僚になっても良いと思える人間しか世の中に送り出さない。福祉だからという理由で、企業や同僚に我慢をさせるのはおかしい」といった言葉には感動しました。

 

こういった業界でなら私がこれまでに積み重ねてきたビジネスキャリアやスキルが活きるのではないかと思い私はこの業界へ転職することにしました。

 

さて以上が私が転職したきっかけでした!

 

実際に福祉の世界に入って見るとやはりギャップはありました。

 

過労死率なんか医療・福祉業界の方が、広告業界よりも高いし、給与も鬼のように少ないし……

 

ただ転職を後悔したことは一度もありません。

いや、一度くらいならあるかも……笑

 

でもね、これだけは言えます「毎日充実はしている!!」。

 

「正解のない問題と向き合う難しさ」「それが上手く行ったときの達成感」は他の仕事では得難いものがあります。

 

また就労移行は言い換えると「人の人生を背負う仕事」です。

 

障害を持たれた方が、一般就労をしたいという夢を叶え、社会に参加する。

 

一般就労が叶えば、将来的に恋人ができたり、家族を持ったりといった生活が可能かもしれません。

 

そんな生活を作っていく、就労移行という仕事は、多少のギャップがあっても続けていくべき仕事だと思っています。

 

さてさて、長くなりましたが私の転職きっかけについてでした。

 

今度は業界のギャップについて書こうかな?笑

 

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ギャップに関する記事


 

 

 

 

 

 

 



どうも就労移行で支援員をしている網川ニールです。

 

本日、小林賢太郎さんが東京五輪・パラリンピックの開会式のショーディレクターを解任されました。

 

理由は過去、小林さんが作ったコントでユダヤ人の大量虐殺を扱ったものがあったためです。

 

五輪・パラリンピックに関わる方が辞めることが続いています。

 

私は実際に、小林さんが作ったコントを見たことがあります。

正直、これに関しては非難を受けてしかるべきかと思います。

 

フレーズとして「ユダヤ人大量惨殺ごっこ」というフレーズが出ており、それに対して不快に思う人間がいることは当然です。

 

しかし、同コントの中ではそれを諫めるフレーズも出てきており、全面的に「ホロコーストを面白可笑しくあざ笑っている」という印象は受けません。

 

昭和の時代にはヒットラーをモチーフにしたキャラクターがコントや漫画に登場していましたが、それの延長線上にあるものかと思います。

 

それは小林賢太郎さん個人の問題ではなく、日本人全体の「ユダヤ人に対する歴史」、「ホロコースト」を正しく理解していない姿勢に由来している気がします。

 

とはいえ小林賢太郎さんの過去の作品は、非難の対象になるには十分な作品であることは先ほど書いた通りです。

 

ただ私は今回の小林賢太郎さんが「解任」されたことに関しては大いに疑問があります。

 

小山田氏のことは最後まで庇った組織委員会が、こうもあっさりと小林さんを切ったのは、問題をこれ以上大きくしたくないという思いからでしょう。

 

実際、今回のコントのフレーズは国際的も大きな問題になりますから

 

しかし小山田氏を擁護する際に組織委員会は「現在は高い 倫理観 をもって 創作活動 に献身する クリエーター の一人であると考えている」と発言をしました。

 

私はこの言葉は小林賢太郎さんにこそ当てはまる言葉だと思います。

 

今回問題になったような初期のコントには、見るものを不快にするフレーズが含まれるもの存在していたのは事実です。

 

しかし中期以降の、小林さんが作り出すコント作品は常に「弱者の目線」がありました。

 

集団の中で上手く呼吸ができずに、生きづらさを感じ、ポツネンと生きるしかない人間の孤独や哀愁を描いたり、奇妙な世界で生きる人間の当たり前の日常を描くことで、観る人に対して「多様性」を考えさせたり、弱者のための作品作りがありました。

 

そして中期以降は笑いになるが、人を傷つける「強い言葉」を使わないことを意識して作品作りも行っていたかと思います。

 

私は小林賢太郎さんは、コントという表現方法を使い様々な弱者の問題を描いてきたアーティストだと認識しています。

 

だから中期以降は、それこそ本当に高い倫理観を持って作品作りにあたっていたと思います。

 

そんな彼を解任した組織委員会は、どのような気持ちで「現在は高い 倫理観 をもって 創作活動 に献身する クリエーター の一人であると考えている」から続けて欲しい、と言ったのでしょうか?

甚だ疑問です。

 

解任を受けて、小林賢太郎さんは謝罪のコメントを発表しました。

私は全文を読み、自分の言葉で過去を恥じており「大きな後悔」をしているなと感じました。

 

おそらく、小林さんはこの先も一生、今回のことを背負って行くのでしょう。

 

しかし今回のような印象を持つのは、私自身がかつて小林賢太郎さんの作品に救われた人間だからということは否定できません。

 

私はある時期、生きるのも死ぬのも面倒だと思っていました。

 

社会の中でポツネンとたたずむしかなく、自分が存在している意味も分からず、自身の呼吸の音さえも雑音だと感じ、煩わしいと思っていた時期があったのです。

 

そんなとき彼の作品を見て、私はただポツネンと社会に佇むしかない人間であったとしても、同じように思考する誰かがこの空の下にいる、孤独ではあるが一人ではないのかもしれないと思い生きるのが楽になりました。

 

ただこれは私の感覚ですし、今回のコントが問題であるのは変わりません。

 

ともかく私は救われたということを伝えたかっただけです。

以上









どうも就労移行で支援員をしている網川ニールです。

 

最近、東京五輪の開会式で楽曲制作を担当するミュージシャン、小山田圭吾氏が過去にした発言が話題になっています。

 

詳しい内容について書くと気分を害する人もいるので割愛しますが、小山田氏は学生時代に障害者の方々に対して、筆舌尽くしがたい苛めを行っていたようです。

 

そんな人間に東京五輪・パラリンピックの開会式に関わる資格があるのか!

ということが今回騒動の発端です。

 

まあ、多くの人が思うように氏には資格はないと言っていいのかもしれません。

というより、彼が作った楽曲が開会式で流れてしまうことは日本の恥になる可能性もあります。

 

「あぁ~日本て、障害者差別したような人の曲をパラリンピックで流しちゃうんだ」

 

なんて思われたらたまったものではありませんから。

 

小山田氏は騒動後、今回の件に関して謝罪文を掲載しました。

しかし彼が謝罪するタイミングはもっと前にあったはずです。

 

謝罪文にあったように過去を悔やみ、反省をし続けたのであれば、あのインタビューを受けてから今日までの27年間、謝罪や償いをしてきた痕跡が残ってしかるべきです。

 

しかしテレビで芸人のカズレーザーさんがこの問題にコメントをしていたとおり、小山田氏が償ってきた痕跡は全く見えません。

 

小山田氏は悔やんだ結果、何をしてきたのだろうか?


むろん一般人の目に見える形で償いの痕跡を残さなければならない道理はありません。

 

だからもしかしたら、人知れずイジメた相手や家族に謝罪をしていたのかな? なんて淡い期待も持ちましたが、謝罪文を見る限りそれもなさそうです。

 

イジメがいつ許されるのか、その答えは明確です。

イジメが許されるのはイジメた相手が許してくれた時です。

 

「もういいよ小山田君、十分気持ちは伝わったよ」

 

心からそう言ってもらえたとき、初めてイジメは許されるのです。

それ以外に許されることはないと言えるでしょう。

 

芸人の太田光さんが小山田氏のイジメ問題の背景には当時の時代(の雰囲気)もある、と言っていました。


私もそれはあると思います。

 

今と昔ではイジメの質は違うし、校内暴力などはデータで見ても、当時の方が多いですから。

 

しかし過去の情勢と、今日まで小山田氏が謝罪をしてこなかったのは別問題です。


今回世間が怒っているのは、彼が今日まで過去の清算をしてこなかったからです。


だから世間の怒りは止まない。

 

他方で、どのような方法で被害者に詫びるのかは、小山田氏とイジメられていた当事者の方々は決める問題だとも思います。

 

当事者でもない人間に彼自身に私的な制裁を加える権利はありません。


許される範囲があるとすれば、小山田氏が東京五輪の開会式に関わる状況を署名活動などを通じて阻止するくらいのものです。

 

間違っても、彼の家族や関係者に、彼自身に直接危害を加えることはあってはなりません。

 

さて、今回の件で改めて思ったことがあります。


現代は簡単に過去の情報にアクセスできる時代です。

 

人をイジメていたログはいくら消そうとも残り続けます。

 

そしてイジメていた人間を簡単に探せる時代でもあります。

フェイスブック、ツイッター、インスタグラム・・・・・・

 

名前や出身地などが分かれば、それらを頼りに個人にたどり着けます。

 

昔、自分をイジメていた人間の名前をふっとした瞬間、気になってGoogleに打ち込んでみた。

 

するとなんと、その人物は子どもの教育に携わる企業の代表取締になっていることが判明・・・・・・

あるいは、自分の息子にイジメは最低だ!なんて叱ったエピソードをブログに綴っているかもしれません。

 

そんなとき、かつての被害者は冷静でいられるでしょうか・・・・・・

あるいは冷静でいなければならないのでしょうか?


私にはわかりません。

 

簡単に個人のことを調べられる時代に、かつてのいじめの加害者たちはどのような日々を過ごすべきなのでしょう?

 

過去のことだからもう忘れて過ごす?

なにか復讐されそうだから本人を探して直接謝罪をする?

被害者に伝わるようにネットを通じてメッセージを発信する?

 

どれも正解とは言い難い気がします。

これに関しても私はハッキリとした答えがわかりません。


ただ一つだけハッキリしているのは、イジメの加害者にならなければ、このような問題を悩まなくても良いということです。


誰かを罵り、辱め、人権を踏み躙る。


それをしなければ、過去の精算を求められることはありません。


だからどうか、皆さん人をイジメないでください。

学校だけではなく、職場やママ友同士、あらゆる場にイジメはあります。


そこで行われたイジメは当事者が忘れた頃に自身に返ってくることがあります……

 

どうも就労移行で支援員をしている綱川ニールです。
 
さてさて、どんな仕事にも向き不向きはあります。今回は就労移行の支援員に不向きな人の特徴を書いていこうかと思います。
 
移行の支援員に転職をお考えの方々は是非、参考にしてみて下さい。
 
当てはまる項目が多い方はもしかしたら移行支援の支援員には向いていないかもしれません。
 
あくまで「かも」ですけど……
 
てなわけで、向き不向きを確認だ!!!!
 
①真面目すぎる
移行支援に限らず、障害福祉の場では結構なことを利用者さんに言われます。
 
え? 結構なことってどんなこと??
そうね、気になりますよね。
言われるのは下のようなことです。
 
・お前の説明は意味がわからない
・顔がウザイ
・その顔、昔、人をいじめていた気がする!
・ムカつくから土下座しろ
・頼むからこの世から消えて下さい
・事業所の外だったらお前をブン殴ってやる!
・やっぱりこの中でも一発殴らせろ
 
上の言葉は全て綱川が利用者さんに実際に言われたことがある言葉です。
 
まあ、後半の殴るとか別にしてですね、こんな言葉を平気で言われるわけですよ。
 
正直いちいち、まにうけていたら心が持ちません。
以前にも書いたことがありますが、ここで大事なのは利用者さんの言葉の本質はなんなのか、何を言いたくて酷い言葉を口にしているのかを分析することです。
 
そのためには利用者さんの発言を客観視することと、受け流せる余裕が必要です。
 
人間ですから、酷いことを言われたら傷つきます。
でも利用者さんの発言が毎回クリティカルヒットしちゃう人は移行には向かないと言えるでしょう。
 
②会社単位で考えられない
 
利益を出さない仕事はただの趣味である。アラン・スミス(1906〜2006)
 
上記は何かと言うと私の考えた架空の人間と架空の名言です。
 
でもね、仕事って利益を出さないとダメなんですよやっぱり。
 
もちろん福祉は、単純にビジネスに換言できません。でも利益を出さなければ、会社が維持できません。
 
利用者さんのことを大事に考えつつも、出すべき利益をしっかりと出す。それは移行の支援員に求められる姿勢です。
 
例えば、週一しか通所できていない利用者さんがいたとします。
 
経営、利益について意識が薄い職員だと、
「まぁ〜本人がやる気が出るまで待ちましょ」
とか言ったりします。
結果、一年就労移行に通っていても、周1日しか通所できない、なんてことになります….
 
当然週一の通所では就職は夢のまた夢です。
 
これは利用者さんにとっても会社にとってメリットがありません。
 
良くも悪くも、就労移行は利用者さんが多く通わなければ利益が出ません。
 
そこだけを意識するのは大間違いですが、そこも意識しなくてはなりません。
 
ですから本人の状況に合わせて、こちらからも通所日数を増やすことを提案する必要があります。
 
そうすれば週一から徐々に日数が増えて1年後には週五日の通所が可能になるかもしれません。
 
週五日通所していれば、就職できる可能性はグッと高まります。
 
移行支援の利益と利用者さんのメリットが噛み合うわけです。
 
移行支援の仕事をしていて思うのは、会社の利益と利用者さんのメリットは意外に噛み合うということです。
 
それにもかかわらず、何故か多くの支援員は利用者さんの「辛い」とか「嫌だ」という言葉を鵜呑みにして、移行の利益にも利用者さんのメリットにもならない選択肢を取ってしまいます……
 
てなわけで、考えましょう利益!!!
それが良い支援につながるから!
 
あ、あと個人的に思うのは、通所が厳しいと感じる方はまずは自立訓練とかからスタートするのもありだと思います。
 
決まった時間に決まった場所に行くという習慣を身につける、まずはそれが就労の第一歩です!
 
そんで自立訓練でリズムが身についた、そこから就職してもいいですし、それでも少しビジネススキル手に入れたいなぁ〜なんて思ったら移行に通えばいいのかな、とか思ったりします。
 
③イライラが止まらない
 止める気もない
就労移行とか関係なく、イライラするのって良くないと思うんですよ。
 
単純に職場でイライラ隠さない人って怖いし、もっと言ってしまえば雰囲気悪くするから、いない方が良いまで思われてしまう。
 
本当にこえーし!
 
特に精神の利用者さんは支援のちょっとした態度の変化に敏感です。
 
だからね、イライラを隠さない、あるいは隠す気がない職員は就労移行に向きません。
 
イライラを全面に出していいのは中学3年生まで!
 
お母さんに「うるせぇババア!!」と怒鳴ってしまった、あの日の自分がまだ胸の中にいるのであれば直ちに抹殺するか、移行支援員を諦めましょう。
 
④とにかく支援しかしない
口が酸っぱくなるほど言っていますが、就労移行の仕事は、利用者さん支援だけではありません。
 
移行の支援員にはやるべき仕事がいっぱいあります。
下記がその仕事たちです!!
 
・経理(事務所内のお金の処理)
・請求(市町村への請求業務)
・購買(事務所内の物品購入)
・広報(Webサイト、ブログ、パンフレット、リーフレット類の作成)
・営業(相談支援センターや行政への営業回り、事業所にもよりますが最低、週10件程度行きます)
・企業開拓(利用者さんの就職先の開拓)
・事業所を開くにあたって必要だからやらなくてはいけない様々な行政上の手続き(消防計画とかなんとか)
・様々な事務(本当に様々、支援とは関係ない会社から求められる謎の提出書類なども含む)
 
パッと思いつくだけでこれだけあります。
目が痛くなる量です。
 
これらの業務は毎日、あるいは毎週、毎月やらなくてはならないのです。
 
だからね支援だけやってる場合じゃないのよ。
 
支援記録やモニタリング書くときだけパソコン使います!じゃないのよ!
 
やってくれー!
 
何か担当の社内業務を請け負ってくれーーー!
 
ということで、支援以外の業務はしない!
と決め込んでいる支援員は、移行支援には向かないですね。
 
だって就労移行って事業所の職員数って多くて5〜7人程度だもん。内部の仕事やってもらわないと回せんよ実際!
 
 
⑤自分の言うことを聞かせたい
利用者を一番楽に就職させる方法知っていますか?
それはですね、利用者さんの意向を無視して、企業に押し込めることです。
 
ぎゅーーーーっとね!
 
なんてひどい!!!
 
そう、それは酷いことです。
 
でもね、結構こういったことを行ってしまう支援員は多いんです。
 
事務がしたい!!!
 
って思ってる利用者さんに対して、「君は事務は出来ないから清掃の仕事をしなさい」的なことを言って、自分が想定している企業に就職させるよう誘導したり。
 
アセスメントの結果、向き不向きがわかり、客観的なエビデンスを持って「向いていない」ことを伝えるのはいいです。
 
しかし、支援員がして良いのはそれを伝え、向いている仕事を一緒に考えることまでです。
 
最後にどんな仕事につくのかを決めるのはあくまで利用者さん自身です。
 
利用者さんが「向いていないけどやる!」と決めたなら、否定することなく、そのためのプランを用意しなければなりません。
 
ただしこの時に、ちゃんと向いていない仕事をするデメリットを伝える必要はあります。
 
間違っても支援者の「私の言う通りにしていれば大丈夫!!」的な思いで、就職先を決めてはいけません。
 
でも、そういう支援者本当に多いですよね。
瞼を閉じればそんな支援員の顔が32人分ぐらい浮かびます。
 
⑥操れる利用者さんが好き
 
上で言った、自分の言うことを聞かせたい思いが強い支援員は、時に差別をします。
 
そりゃ〜ま〜露骨に差別します。
 
自分の言うことを聞いてくれる利用者さんが好きで、言うことを聞かない利用者さんは嫌いってなるわけです。
 
そんで自分の言うことを聞いてくれる利用者さんには「本当はダメだけど〇〇くんは頑張ってるからいいよ」なんて言ったりします。
 
まじで普通に問題になるから止めてくれ……
 
そもそも支援員は利用者さんを好き嫌いの天秤に乗せてはいけません。
そんな尺度を持つことは許されません。
 
無論人間だから「苦手」とかは思うかもですが……
 
好き嫌いの判断基準を持ち出しやすい人は移行の支援員には向かないかも知れません。
 
⑦他にパスできない人
移行の支援員は福祉出身ではなくビジネスキャリアの人間も多くいます。
 
そういった人は様々な事柄を自分一人でなんとかしようとしがちです。
 
例えば……
 
・この利用者さんは俺が就職させる!
・見学応対は私がやったから、私がそのまま担当になる!
・なんか落ち込んでるみたいだから面談は僕が入ります!!
・他の支援機関はこの利用者さんのことを何にも分かっていない! もう移行だけで進めていこう!!などなど
 
そしてこうやって一人で抱え込む人は、ある時、自分ではどうしようもなくなりトラブルを起こします。
 
就労移行や相談支援、なかぽつ、職業センターなど、それぞれに得意不得意があるように、支援員にも得意不得意があります。
 
企業に強い支援員、利用者さんの気持ちを落ち着かせるのが上手い支援員、気持ちを奮起させるのがうまい支援員……色んな支援員がいるからこそ適材適所で業務にあたるべきです。
 
だから上手く他者を頼る、仕事をパスできる人が移行の支援員には向いていると言えるでしょうから。
 
 
以上、就労移行の支援員に向いていない人の特徴でした!
これから移行支援で働きたい!
なんて思っている人の参考になればと思います。
 
ではでは!!!
 

 

 

 

 

 

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どうも就労移行支援事業所で支援員をしている綱川ニールです。

最近、同僚某女の仕事の出来過ぎ具合にビビっています。

私の事業所は支援員の数が少なく、常に人手不足です。

人手が足らなすぎて、背中と両脇から手が27本ほど生えてくる勢いです。

ええ嘘です。


でもそういう特殊形態に変異しないと回せないと思うほどに、私の事業所は人手が少ない訳です。

そんな中、私の同僚が某女は、まぁーーーー!テキパキ仕事をこなします。

時に「今、手一杯なんだよね!」とかいいながも余裕綽々で仕事をこなしています。

某女の横で私はその半分以下の仕事で「あなたが思うより限界です」とのたうち回っております。

そして何より某女は性格が良い。
※利用者さんにはあまりにもテキパキ指示を出しすぎて「なんか怖い」と恐れられてはいるが!

一緒に仕事をしていても、自然とこちらのフォローをしてくれる。
周りを見て、時に自己を犠牲をしてまで仕事を行う。

そんな某女だから、彼女が困った時は周りは自然と助ける。
利用者さんには某女の働き方を見て仕事とはこうやって行うべきなのだと知ってもらいたい。

ただ彼女は利用者さんから恐れられているので、その素晴らしい仕事っぷりはフォーカスされない……

そして何故か、こんなに仕事ができるのに会社からもフォーカスされていない……

職員の人数少ない割には良くやってんじゃん、程度にしか思われていない。

多分だけどうちの会社の上層部は、悪い魔女に正しい人事評価を行う目を奪われたんだと思う。

道に落ちてる、汚いハンペンとかに「君はすばらしい!」とか言って部長職を与えたりすると思う。

そんな会社に某女がどれくらいいるかはわからないが、いつかその仕事っぷりが認められて、正しい役職が与えられるのを祈るばかりだ。

あ〜あと綱川にも役職をくれ。
給料が安くて安くて仕方がないので。