DVD「キック・アス」 レビュー
アメコミの映画化。
R-15です。
ひ弱な学生のデイヴは今日もカツアゲにあった。
うぅ、強くなりたい。スパイダーマンやウルヴァリンみたいに。
ドラえもーーーん。
後日、ヒーロー用の全身タイツを購入。
着てみると、何だか強くなった気がするぞ!
街に繰り出そう、武器を持って → ヒーロー・キックアス誕生。
この時点でおバカさ全開ですね。
ここからありえない事件が次々と起こります。
ちょっとした事件を解決し、一躍有名になったキック・アスは本物のヒーローと遭遇。
そして、本物の悪役に追われ、もうてんやわんやの大惨事に。
ここでの注目は子役のアクションシーン。
ここまでやったらそりゃ放映禁止になるわけだ、の内容です。
しかし、この辺りもアニメ的でどこか滑稽に映ります。
人間がパーンって破裂するとか。
それに加え、悪役がそこまで極悪非道に描かれていないので、メタメタにひねり潰すヒーローを見ていて、一瞬どっちが悪役かわからなくなりました。
それにしても、やり過ぎでしょ。
バットマンやスパイダーマン、Xメン、ウォッチメンなど最近のヒーローものとは一線を画すキワモノっぷり。
このお馬鹿さが許容できたら、おもしろく見れるでしょう。
R-15です。
- キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)/アーロン・ジョンソン,クロエ・グレース・モレッツ,クリストファー・ミンツ=プラッセ
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
ひ弱な学生のデイヴは今日もカツアゲにあった。
うぅ、強くなりたい。スパイダーマンやウルヴァリンみたいに。
ドラえもーーーん。
後日、ヒーロー用の全身タイツを購入。
着てみると、何だか強くなった気がするぞ!
街に繰り出そう、武器を持って → ヒーロー・キックアス誕生。
この時点でおバカさ全開ですね。
ここからありえない事件が次々と起こります。
ちょっとした事件を解決し、一躍有名になったキック・アスは本物のヒーローと遭遇。
そして、本物の悪役に追われ、もうてんやわんやの大惨事に。
ここでの注目は子役のアクションシーン。
ここまでやったらそりゃ放映禁止になるわけだ、の内容です。
しかし、この辺りもアニメ的でどこか滑稽に映ります。
人間がパーンって破裂するとか。
それに加え、悪役がそこまで極悪非道に描かれていないので、メタメタにひねり潰すヒーローを見ていて、一瞬どっちが悪役かわからなくなりました。
それにしても、やり過ぎでしょ。
バットマンやスパイダーマン、Xメン、ウォッチメンなど最近のヒーローものとは一線を画すキワモノっぷり。
このお馬鹿さが許容できたら、おもしろく見れるでしょう。
実用書「面白いほどよくわかる! 心理学の本」 渋谷昌三
本屋で平積みされ、表紙が目立っていたので、手にとってパラパラめくってみたら面白そうだ、ということで読んでみました。
全部で8章に分かれ、1つの題材に見開きで1ページ割かれています。
右ページに文章での説明、左ページに絵や表など視覚的な説明がなされた構成。
内容は主にこういった心理学者がいて、こんな心理学があるよ、といった心理学の触りの部分が書かれています。
しかし、カバーしている範囲はとても広く、古代の心理学から現代のニートの心理、脳科学まであります。
文章は中立的で、あくまで心理学の紹介といった書き方に終始しています。
例えば、仕事で溜まったストレスフルな心理の時にはこうしたほうが良いといったアドバイスなどは書いてありません。
ただ、こういったときには、あなたはこういう状況ですよ、といった分析は書かれているので、なるほど!と思うことが結構ありました。
寝相によって、その人の性格なども読み取れるみたいです。
一番印象に残ったのは、「恋愛・結婚のパートナーとなる決め手」が、自分に似た人をパートナーに選ぶ傾向があるということです。
個人的には、”自分の持っていないものを持っている”異性に惹かれるという考えなので、似ていない人を選ぶのかと思いきや、これは目からウロコでした。
その理由もちゃんと書かれています。
気になったら読んでみてください。
- 面白いほどよくわかる!心理学の本/渋谷 昌三
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
全部で8章に分かれ、1つの題材に見開きで1ページ割かれています。
右ページに文章での説明、左ページに絵や表など視覚的な説明がなされた構成。
内容は主にこういった心理学者がいて、こんな心理学があるよ、といった心理学の触りの部分が書かれています。
しかし、カバーしている範囲はとても広く、古代の心理学から現代のニートの心理、脳科学まであります。
文章は中立的で、あくまで心理学の紹介といった書き方に終始しています。
例えば、仕事で溜まったストレスフルな心理の時にはこうしたほうが良いといったアドバイスなどは書いてありません。
ただ、こういったときには、あなたはこういう状況ですよ、といった分析は書かれているので、なるほど!と思うことが結構ありました。
寝相によって、その人の性格なども読み取れるみたいです。
一番印象に残ったのは、「恋愛・結婚のパートナーとなる決め手」が、自分に似た人をパートナーに選ぶ傾向があるということです。
個人的には、”自分の持っていないものを持っている”異性に惹かれるという考えなので、似ていない人を選ぶのかと思いきや、これは目からウロコでした。
その理由もちゃんと書かれています。
気になったら読んでみてください。
DVD「川の底からこんにちは」 レビュー
石井裕也監督。
モントリオール・ファンタジア映画祭の最優秀作品賞、最優秀女優賞を受賞した作品。
劇場公開して色々と話題になっていたこの作品、やっと観ることができました。
話は主人公の佐和子(満島ひかり)が実家のしじみ工場を継ぐというもの。
この映画の面白いところはそのシュールさにあると思う。
それは佐和子のOL時代の感情のこもっていない会話から始まり、しじみ工場での社歌や従業員のおばちゃんたちの着替えシーンまで、突込みどころ満載な内容となっている。
ともすれば、やり過ぎに感じてしまうほどで、これは確実に好き嫌いが分かれる。
自らを「中の下」と称し、人生を諦めたような主人公。
そんな彼女があることをきっかけに一発奮起 → 倒産しかけていた会社を立て直す → めでたしめでたし
とよくあるパターンかと思いきや、そんな簡単な話ではなかった。
まず、変わるきっかけの出来事が、よく分からない。
これは色んなことがありすぎて、どれが原因かワカラナイ。
そして、会社を立て直す。
そのためにやったこと、この場面が今作で一番伝えたかったことじゃないかな。
扱いが難しい従業員のおばちゃん達をまとめるのが一番大変ということがよく分かる。
ドロドロしてます。
めでたしめでたし、にいくまでにも色んなことが起きる。
「中の下」とは思えないほど、バラエティに富んだ人生、山あり谷ありです。
泣き笑いのハッピーエンドは個人的には好きでした。
今作一番のモヤモヤはテニス部のキャプテンが東京でしたがっていたことかな。
モントリオール・ファンタジア映画祭の最優秀作品賞、最優秀女優賞を受賞した作品。
- 川の底からこんにちは [DVD]/満島ひかり,遠藤雅,相原綺羅
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
劇場公開して色々と話題になっていたこの作品、やっと観ることができました。
話は主人公の佐和子(満島ひかり)が実家のしじみ工場を継ぐというもの。
この映画の面白いところはそのシュールさにあると思う。
それは佐和子のOL時代の感情のこもっていない会話から始まり、しじみ工場での社歌や従業員のおばちゃんたちの着替えシーンまで、突込みどころ満載な内容となっている。
ともすれば、やり過ぎに感じてしまうほどで、これは確実に好き嫌いが分かれる。
自らを「中の下」と称し、人生を諦めたような主人公。
そんな彼女があることをきっかけに一発奮起 → 倒産しかけていた会社を立て直す → めでたしめでたし
とよくあるパターンかと思いきや、そんな簡単な話ではなかった。
まず、変わるきっかけの出来事が、よく分からない。
これは色んなことがありすぎて、どれが原因かワカラナイ。
そして、会社を立て直す。
そのためにやったこと、この場面が今作で一番伝えたかったことじゃないかな。
扱いが難しい従業員のおばちゃん達をまとめるのが一番大変ということがよく分かる。
ドロドロしてます。
めでたしめでたし、にいくまでにも色んなことが起きる。
「中の下」とは思えないほど、バラエティに富んだ人生、山あり谷ありです。
泣き笑いのハッピーエンドは個人的には好きでした。
今作一番のモヤモヤはテニス部のキャプテンが東京でしたがっていたことかな。
DVD「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」 レビュー
「リング」の中田秀夫監督。
原作は米澤穂信の小説です。小説の記事はこちら 。
時給11万2000円につられて集まった10人の男女。
7日間の密室生活で一つの殺人事件が起きる。
それが起爆剤となり、9人は疑心暗鬼になっていく・・・
原作と内容が変わっていると聞いてはいたんですが、ここまでとは思ってなかったです。
原作にあった良さが全て失われている印象を受けました。
なぜこうなったのか、考えてみました。
まず、焦点を当てるところが間違っている。
原作の面白いところは殺人ではなく、殺人によって表れる人々の思惑、疑惑などの心理的な部分とそれに裏付けられた行動です。
しかし、この映画は殺人とその後の行動にだけ焦点が当てられていて、そこに行きつくまでの人々の心情が描かれていません。
それによって起こることは、登場人物と一緒に驚き、怖がり、感動する楽しさが無くなる、ということ。
これは退屈です。
次に、キャラ設定、結末を変えたことで、話が劣化している。
これは原作の不透明な部分を一つの解釈として取り入れたことによる弊害だと思います。
原作では詳細は語られず読者の想像におまかせといったものがいくつかあります。
それをこの映画では理由付けをして、矛盾のない形で描きました。
それは、ある人のゲーム参加の理由、莫大なお金が必要な理由、このゲームの存在理由など。
しかし、それによって話自体を変えざるを得なかったのか、逆に原作の良さは失われ陳腐な内容になりました。
最後に、役者は頑張っているのに、肝心のキャラが全然活きていない。
原作では完全無欠の不思議美少女・須和名(綾瀬はるか)は空気だし、主役級の関水(石原さとみ)は端役に成り代わり、岩井(武田真治)なんて、可哀想すぎる。いい役なのに…
そして、主人公の結城にいたっては、ワーワー騒いでるチキン野郎にしか見えない。
原作ではあんなに冴えてて、ここぞっていうときに頼りになる男だったのに。
残念です。
唯一の救いは、原作とは結末、そこに行き着くまでのプロセスが全く違うので、映画を見た人でも小説は楽しめるということ。
映画を見て憤慨した人は小説よんでください。
きっと納得してもらえるでしょう。
原作は米澤穂信の小説です。小説の記事はこちら 。
- インシテミル 7日間のデス・ゲーム [DVD]/藤原竜也,綾瀬はるか,石原さとみ
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★
時給11万2000円につられて集まった10人の男女。
7日間の密室生活で一つの殺人事件が起きる。
それが起爆剤となり、9人は疑心暗鬼になっていく・・・
原作と内容が変わっていると聞いてはいたんですが、ここまでとは思ってなかったです。
原作にあった良さが全て失われている印象を受けました。
なぜこうなったのか、考えてみました。
まず、焦点を当てるところが間違っている。
原作の面白いところは殺人ではなく、殺人によって表れる人々の思惑、疑惑などの心理的な部分とそれに裏付けられた行動です。
しかし、この映画は殺人とその後の行動にだけ焦点が当てられていて、そこに行きつくまでの人々の心情が描かれていません。
それによって起こることは、登場人物と一緒に驚き、怖がり、感動する楽しさが無くなる、ということ。
これは退屈です。
次に、キャラ設定、結末を変えたことで、話が劣化している。
これは原作の不透明な部分を一つの解釈として取り入れたことによる弊害だと思います。
原作では詳細は語られず読者の想像におまかせといったものがいくつかあります。
それをこの映画では理由付けをして、矛盾のない形で描きました。
それは、ある人のゲーム参加の理由、莫大なお金が必要な理由、このゲームの存在理由など。
しかし、それによって話自体を変えざるを得なかったのか、逆に原作の良さは失われ陳腐な内容になりました。
最後に、役者は頑張っているのに、肝心のキャラが全然活きていない。
原作では完全無欠の不思議美少女・須和名(綾瀬はるか)は空気だし、主役級の関水(石原さとみ)は端役に成り代わり、岩井(武田真治)なんて、可哀想すぎる。いい役なのに…
そして、主人公の結城にいたっては、ワーワー騒いでるチキン野郎にしか見えない。
原作ではあんなに冴えてて、ここぞっていうときに頼りになる男だったのに。
残念です。
唯一の救いは、原作とは結末、そこに行き着くまでのプロセスが全く違うので、映画を見た人でも小説は楽しめるということ。
映画を見て憤慨した人は小説よんでください。
きっと納得してもらえるでしょう。
DVD「ゴーヤーちゃんぷるー」 レビュー
松島哲也監督。
原作は竹内紘子の小説「まぶらいの島」です。
学校でのイジメを機にひきこもりになったひろみ(多部未華子)は、パソコンサイトでケンムンという青年と知り合う。
ひろみは彼の言葉に励まされ、西表島で働いている彼に会いに行くことを決めた。
そこに行けば、かつて家を出て行った母親にも会えるかもしれないという想いを抱いて。
廃盤になって価格が異常に高騰してるこの作品、こんな高いお金(アマゾン参照)を出して買う人は果たしているのかいないのか。
巷では普通にレンタルしていて、セレブしか見れないという作品ではないのでご安心を。
女子のイジメってなんて陰湿なんでしょう。
昨日のイジメっ子が今日はイジメの対象に、そんなゲーム感覚でとっかえひっかえイジメをする。
あぁ、やなヤツ。
それに耐えられず内に籠ってしまったひろみは、何かを求めて一人で沖縄に旅に出る。
それが中学生一人でっていうから凄い。
しかもお家に内緒で。
向かうは沖縄の西表島。
その道中で運良く、世話をやいてくれるサヨと出会う。
彼女との出会いによって、ひろみは多くのことを学ぶ。
生と死、出会いと別れ、愛情。
ネタバレになるから具体的には語れないけど、この歳で、この地で、こういった経験ができるというのは本当幸せだな。
一生忘れられない思い出になるんだろう。
どうしもうなく行き詰まったら、後先考えず、沖縄に行くのもいいかもしれないって思った。
それはきっと人生をちゃんぷるーなものにしてくれるんだ、うん。
原作は竹内紘子の小説「まぶらいの島」です。
- ゴーヤーちゃんぷるー [DVD]/風吹ジュン,多部未華子
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
学校でのイジメを機にひきこもりになったひろみ(多部未華子)は、パソコンサイトでケンムンという青年と知り合う。
ひろみは彼の言葉に励まされ、西表島で働いている彼に会いに行くことを決めた。
そこに行けば、かつて家を出て行った母親にも会えるかもしれないという想いを抱いて。
廃盤になって価格が異常に高騰してるこの作品、こんな高いお金(アマゾン参照)を出して買う人は果たしているのかいないのか。
巷では普通にレンタルしていて、セレブしか見れないという作品ではないのでご安心を。
女子のイジメってなんて陰湿なんでしょう。
昨日のイジメっ子が今日はイジメの対象に、そんなゲーム感覚でとっかえひっかえイジメをする。
あぁ、やなヤツ。
それに耐えられず内に籠ってしまったひろみは、何かを求めて一人で沖縄に旅に出る。
それが中学生一人でっていうから凄い。
しかもお家に内緒で。
向かうは沖縄の西表島。
その道中で運良く、世話をやいてくれるサヨと出会う。
彼女との出会いによって、ひろみは多くのことを学ぶ。
生と死、出会いと別れ、愛情。
ネタバレになるから具体的には語れないけど、この歳で、この地で、こういった経験ができるというのは本当幸せだな。
一生忘れられない思い出になるんだろう。
どうしもうなく行き詰まったら、後先考えず、沖縄に行くのもいいかもしれないって思った。
それはきっと人生をちゃんぷるーなものにしてくれるんだ、うん。