DVD「ボックス!」 レビュー
「デトロイト・メタル・シティ」の李闘士男監督。
原作は百田尚樹の小説です。
高校生の木樽(高良健吾)は常に成績トップの秀才くん。
ある日、帰宅電車の中、不良の若者に絡まれる。
しかし、腕力に全く自信のない木樽は手が出ず…
そこに現れた救世主、鏑矢(市原隼人)。
彼は軽やかに不良どもをバッタバッタなぎ倒し、去っていく、はずが。
「あれ、カブちゃん?」
「ゆうちゃん?」
二人は何年ぶりに再開した幼なじみだった。
こんな出会いから始まる青春ドラマ。
鏑矢はボクシング部員。
彼はボクシングに関して天性の素質を持っていて、何でも簡単にできてしまう。
そんなカブちゃんに憧れ木樽はボクシングを始める。
自分も強くなりたいと。
しかし、そう簡単に強くなれない、鏑矢のように才能もないし、体も強くないし。
でも、努力して、毎日コツコツ言われたことをひたすら続ける、勉強のように。
すると、どうなるか。
そう、芽が出る。
ここからが面白い。
木樽が変わったように、周りも影響されて変化していく。
そこには打ちのめされ落ちていく奴もいるし、共に頑張る奴もいる。
ボクシングのルールなんて知らなくても、万人が楽しめるよう描かれている。
もちろんボクシングのシーンも迫力がある。
手数が早すぎて見えなかったり、スローで汗や血が飛び散るシーンなんか目を逸らしたくなるくらい。
不満は木樽の成長をじっくり描いてほしかったこと。
こんなに変わったんだ~と実感できたら、さらに面白くなったと思う。
もともと高良健吾の体格がいいだけにそれは難しいかもしれないけど。
それくらい。
原作は百田尚樹の小説です。
- ボックス! スタンダード・エディション [DVD]/市原隼人,高良健吾,谷村美月

- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
高校生の木樽(高良健吾)は常に成績トップの秀才くん。
ある日、帰宅電車の中、不良の若者に絡まれる。
しかし、腕力に全く自信のない木樽は手が出ず…
そこに現れた救世主、鏑矢(市原隼人)。
彼は軽やかに不良どもをバッタバッタなぎ倒し、去っていく、はずが。
「あれ、カブちゃん?」
「ゆうちゃん?」
二人は何年ぶりに再開した幼なじみだった。
こんな出会いから始まる青春ドラマ。
鏑矢はボクシング部員。
彼はボクシングに関して天性の素質を持っていて、何でも簡単にできてしまう。
そんなカブちゃんに憧れ木樽はボクシングを始める。
自分も強くなりたいと。
しかし、そう簡単に強くなれない、鏑矢のように才能もないし、体も強くないし。
でも、努力して、毎日コツコツ言われたことをひたすら続ける、勉強のように。
すると、どうなるか。
そう、芽が出る。
ここからが面白い。
木樽が変わったように、周りも影響されて変化していく。
そこには打ちのめされ落ちていく奴もいるし、共に頑張る奴もいる。
ボクシングのルールなんて知らなくても、万人が楽しめるよう描かれている。
もちろんボクシングのシーンも迫力がある。
手数が早すぎて見えなかったり、スローで汗や血が飛び散るシーンなんか目を逸らしたくなるくらい。
不満は木樽の成長をじっくり描いてほしかったこと。
こんなに変わったんだ~と実感できたら、さらに面白くなったと思う。
もともと高良健吾の体格がいいだけにそれは難しいかもしれないけど。
それくらい。
DVD「おにいちゃんのハナビ」 レビュー
国本雅広監督。
ストーリーは簡単に言ってしまえば、病弱な妹のためにニートの兄が一発奮起して花火を上げる、というもの。
妹役に谷村美月、兄役として今旬の俳優・高良健吾が演じている。
今後、バリバリ頭角を現してくる役者たちなので、知らない人はこの作品でチェックしておくといいかも。
病床もの、成長ものの映画は世の中にごまんとある。
沢山あるからこそ、見てる側は目が肥えているし、予測もできる。
こんな状況にも関わらず、面白いものは先が分かっていても感動できるし、ありきたりで退屈なものは途中で興味が無くなってしまう。
この作品は明らかに前者、面白い部類です。
でも、同じような内容なのに、この違いは何だろうか。
一つは役者たちの演技。
谷村美月の元気な姿と病弱な姿との対比が凄い。
携帯動画での表情は心が動かされた。
また、高良健吾の垢抜けない役も演技とは思えないくらい上手い。
悲しみも喜びも直に伝わってくる。
もう一つに編集の上手さが挙げられる。
いい素材があっても配置の仕方でその場面の印象が全然違ってくるはご存知の通り。
この映画はここぞってときにダメ押しの映像が挿入される。
いわば庶民のツボを押さえた作りになっている。
自分はこういった感動の押し売り映画は斜に構えて観るほうなんですが、きっちりやられました。
何か予想もしないプラスαがあると弱いようです。
多くの人に見て欲しい作品でした。
- おにいちゃんのハナビ [DVD]/高良健吾,谷村美月,宮崎美子
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★★
ストーリーは簡単に言ってしまえば、病弱な妹のためにニートの兄が一発奮起して花火を上げる、というもの。
妹役に谷村美月、兄役として今旬の俳優・高良健吾が演じている。
今後、バリバリ頭角を現してくる役者たちなので、知らない人はこの作品でチェックしておくといいかも。
病床もの、成長ものの映画は世の中にごまんとある。
沢山あるからこそ、見てる側は目が肥えているし、予測もできる。
こんな状況にも関わらず、面白いものは先が分かっていても感動できるし、ありきたりで退屈なものは途中で興味が無くなってしまう。
この作品は明らかに前者、面白い部類です。
でも、同じような内容なのに、この違いは何だろうか。
一つは役者たちの演技。
谷村美月の元気な姿と病弱な姿との対比が凄い。
携帯動画での表情は心が動かされた。
また、高良健吾の垢抜けない役も演技とは思えないくらい上手い。
悲しみも喜びも直に伝わってくる。
もう一つに編集の上手さが挙げられる。
いい素材があっても配置の仕方でその場面の印象が全然違ってくるはご存知の通り。
この映画はここぞってときにダメ押しの映像が挿入される。
いわば庶民のツボを押さえた作りになっている。
自分はこういった感動の押し売り映画は斜に構えて観るほうなんですが、きっちりやられました。
何か予想もしないプラスαがあると弱いようです。
多くの人に見て欲しい作品でした。
マンガ「アイアムアヒーロー」 1-5巻
映画にもなった「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の花沢健吾の現在連載中の漫画です。
花沢健吾の漫画は初めて読んだんですが、描写の仕方がとても印象的ですね。
とう印象的かというと、ひとつひとつのカットがどれも違う角度、距離から描かれているため、とても新鮮に映ります。
こんな下から、奥から、上から切りとったら、こんな絵になるんだ~、なんて感動してしまいました。
静かなんだけど動きがちゃんと出ていて、その場の空気感が伝わってくるような感じ。
まるで映画のよう。
さて、内容はダークです。
街中の人がどんどんゾンビになっていくというもので、とにかく気持ち悪い。
でも、1巻を読み始めたら最後、先が気になって止まりません。
後半になるほど、精神的に結構くるので、覚悟して読み始めたほうがいいと思います。
主人公の英雄は売れっ子漫画を目指す漫画家で、エロ漫画家のアシスタントをしている。
そんな冴えない彼にも彼女がいて、割と幸せな生活をしていた。
が、あるとき彼女からメールが帰って来なくなり、家に訪問してみると…
ここからがホラーの始まりです。
手に汗握る展開が続き、息つく暇もありません。
まだ連載途中なので、とても気になるところで終わるのが残念ですが、グロが苦手でない人は面白く読めるのではないかと思います。
- アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)/花沢 健吾
- ¥560
- Amazon.co.jp
花沢健吾の漫画は初めて読んだんですが、描写の仕方がとても印象的ですね。
とう印象的かというと、ひとつひとつのカットがどれも違う角度、距離から描かれているため、とても新鮮に映ります。
こんな下から、奥から、上から切りとったら、こんな絵になるんだ~、なんて感動してしまいました。
静かなんだけど動きがちゃんと出ていて、その場の空気感が伝わってくるような感じ。
まるで映画のよう。
さて、内容はダークです。
街中の人がどんどんゾンビになっていくというもので、とにかく気持ち悪い。
でも、1巻を読み始めたら最後、先が気になって止まりません。
後半になるほど、精神的に結構くるので、覚悟して読み始めたほうがいいと思います。
主人公の英雄は売れっ子漫画を目指す漫画家で、エロ漫画家のアシスタントをしている。
そんな冴えない彼にも彼女がいて、割と幸せな生活をしていた。
が、あるとき彼女からメールが帰って来なくなり、家に訪問してみると…
ここからがホラーの始まりです。
手に汗握る展開が続き、息つく暇もありません。
まだ連載途中なので、とても気になるところで終わるのが残念ですが、グロが苦手でない人は面白く読めるのではないかと思います。
小説「白銀ジャック」 東野圭吾
東野圭吾のミステリ小説。
白銀ジャックという名のとおり、スキー場ジャックの話です。
スキー場を舞台にした作品では、同筆者で鳥人計画がありました。
そちらの方はスキーのジャンプ競技で、選手を中心とした話でした。
で、今作はスキー場の経営者サイドが中心となった話です。
バブルの頃と比べ、今はスキーの人気が薄れ、庶民のスキー場離れが顕著になっています。
それにより被害を被るのはもちろんスキー場。
加え、誰かしらにスキー場に爆弾を仕掛けた、なんて脅迫されたら目も当てられません。
この本はそんなことが起こったら…というお話です。
経営者サイドはその脅迫をデマだとして受け流すのか、スキー場を封鎖して爆弾を探すのか、決断を迫られます。
受け流した場合、後で事故が起きたら完全にアウト、でもそれまでに処理できればセーフ。
また、封鎖した場合、お客の安全は保証されるが、このときに見込まれる売上がなくなってしまう。
経営が厳しい今だからこそ、この決断は難しいところではあります。
そして経営者がとった行動は、経営を続けるということでした。
これによって起きたことは…
感想としては、途中の経過も含め、意外な結末でとても面白かったです。
相変わらず読みやすく、スキーという今の時期にもぴったりな題材で、自分と重ねながら読めました。
大作ではないですが、安心して読める良作です。
- 白銀ジャック (実業之日本社文庫)/東野 圭吾
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★★
白銀ジャックという名のとおり、スキー場ジャックの話です。
スキー場を舞台にした作品では、同筆者で鳥人計画がありました。
そちらの方はスキーのジャンプ競技で、選手を中心とした話でした。
で、今作はスキー場の経営者サイドが中心となった話です。
バブルの頃と比べ、今はスキーの人気が薄れ、庶民のスキー場離れが顕著になっています。
それにより被害を被るのはもちろんスキー場。
加え、誰かしらにスキー場に爆弾を仕掛けた、なんて脅迫されたら目も当てられません。
この本はそんなことが起こったら…というお話です。
経営者サイドはその脅迫をデマだとして受け流すのか、スキー場を封鎖して爆弾を探すのか、決断を迫られます。
受け流した場合、後で事故が起きたら完全にアウト、でもそれまでに処理できればセーフ。
また、封鎖した場合、お客の安全は保証されるが、このときに見込まれる売上がなくなってしまう。
経営が厳しい今だからこそ、この決断は難しいところではあります。
そして経営者がとった行動は、経営を続けるということでした。
これによって起きたことは…
感想としては、途中の経過も含め、意外な結末でとても面白かったです。
相変わらず読みやすく、スキーという今の時期にもぴったりな題材で、自分と重ねながら読めました。
大作ではないですが、安心して読める良作です。
DVD「ロックンロールミシン」 レビュー
行定勲監督。
さえないサラリーマンの賢司(加瀬亮)は、デザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしている高校の同級生・凌一(池内博之)と出会う。
今の仕事にそれほど魅力を感じない賢司から見たら、好きなことができている凌一の仕事はとても魅力的に映った。
でも、今の仕事はやめられない。
お金のこともあるし、将来のことを考えたら…
しかし、実際に楽しそうにやっている凌一の仕事に触れたら、戻れなくなってた。
そんな話。
自分の好きなことに情熱を持って取り組んだら、いつか成功する日が来る。
もちろん今の安定した人生を捨てるわけだから、生半可な気持ちではダメで、相当な覚悟が必要だ。
世の中の多くの人が今の仕事に満足してるか、っていうとそうではないんじゃないかな。
誰しも好きなことに目を向けて、これを仕事にしてみたらどうなるだろう?と想像してみるとワクワクできると思う。
それをもっと現実的に身近に感じられた賢司は、実際に行動に移した。
この作品は夢物語ではなく、どちらかと言えば現実の厳しさを教えてくれる。
やっぱり才能ありきなんだよ、といった突き放した面もある。
幸せになるためには、犠牲になることも沢山出てくる。
熱意が足りなかったらどうなるかも分かる。
これを見た人は、つまらないけど今の安定した生活の方がいいか~って思うだろうか。
思うかもしれない。
でも、夢をみることは忘れたくないな。
- ロックンロールミシン【DVD】/池内博之,りょう,加瀬亮
- Amazon.co.jp スコア選択: ★★★
さえないサラリーマンの賢司(加瀬亮)は、デザイナーズ・ブランドを立ち上げようとしている高校の同級生・凌一(池内博之)と出会う。
今の仕事にそれほど魅力を感じない賢司から見たら、好きなことができている凌一の仕事はとても魅力的に映った。
でも、今の仕事はやめられない。
お金のこともあるし、将来のことを考えたら…
しかし、実際に楽しそうにやっている凌一の仕事に触れたら、戻れなくなってた。
そんな話。
自分の好きなことに情熱を持って取り組んだら、いつか成功する日が来る。
もちろん今の安定した人生を捨てるわけだから、生半可な気持ちではダメで、相当な覚悟が必要だ。
世の中の多くの人が今の仕事に満足してるか、っていうとそうではないんじゃないかな。
誰しも好きなことに目を向けて、これを仕事にしてみたらどうなるだろう?と想像してみるとワクワクできると思う。
それをもっと現実的に身近に感じられた賢司は、実際に行動に移した。
この作品は夢物語ではなく、どちらかと言えば現実の厳しさを教えてくれる。
やっぱり才能ありきなんだよ、といった突き放した面もある。
幸せになるためには、犠牲になることも沢山出てくる。
熱意が足りなかったらどうなるかも分かる。
これを見た人は、つまらないけど今の安定した生活の方がいいか~って思うだろうか。
思うかもしれない。
でも、夢をみることは忘れたくないな。