フインキーのふんいき レビュー -30ページ目

実用書「バカをつくる学校」 ジョン・テイラー・ガット

ニューヨーク州最優秀教師のベストセラー本です。

バカをつくる学校/ジョン・テイラー・ガット
¥1,470
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

タイトルとポップな表紙を見て、教師である筆者がバカなクラスを作る話かと勝手に想像してたのですが、全然違いました。
これは今の学校教育がいかにバカな子どもをつくっているのか!ということを力説した本です。

とにかく、語りが冷静かつ過激で、教師がここまで言っていいのか、と思うくらい今の学校教育を批判しています。

今の学校は会社で従順に働いてくれる傭兵を作っています。
文句も言わず、言われたことをやる人材を育てています。
それに疑問を持たず、それ以外の道は教えられていないため、外にも出られない。
一生コントロールされた人生が待っています。

これはアメリカでの話ですが、日本でも全く同じことが言えます。
これを読むと教育の裏に多くの陰謀が渦巻いている感じがします。
アメリカが日本人に英語の苦手意識を植えつけさせたように。

書かれている内容は結構難しいです。
4章の学校教育の「第四の目的」なんかは目で追ってるだけでした。
でも、言いたいことは理解できます。

学校の第一の目的である「読み書きそろばん」なんかは自宅学習で十分。
だいたい900時間かければ、誰でもできるようになると書かれています。

では、学校が存在する理由は…
大人がお金を稼ぐため。
社会が破綻しないように均衡を保つため。
消費を活性化させるため。

とても大きな力が働いているため、学校教育を変えるためには相当なエネルギーが必要です。
そのためには、まず皆が今の状況に気づくことが大切。

これからは少子化で子どもにお金をかける時代になるため、儲かる業界であることには間違い無い。
教育は変わっていかなければならないと思います。

DVD「THE SECRET」 レビュー

本の「ザ・シークレット 」の映像版です。

THE SECRET [DVD]/ロンダ・バーン,ボブ・プロクター,ジャック・キャンフィールド
¥4,410
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

内容は本と全く一緒です。
なので、どちらか一方を持っていたらもう一方は必要ないと思います。

映像のいいところは、
・短時間で内容を知れる
・頭に映像で入ってくるので、理解が速い
・学者や医者など本人の顔が見れる

こんなところでしょうか。

本の高級感漂う紙の質感などが感じられないことや、映像のスピートが速く、内容がじっくり噛みしめられない、などが映像版のマイナスポイントです。

映像の最初に映画のようなシーンがたくさん出てきますが、特に映画のようなストーリーはなく、シークレットについて偉い人たちがつらつらとセリフを話す内容です。
最初が盛り上がるだけに、見た後はちょっとガッカリするかも知れません。

個人的には本の装丁が好きなので、本をお勧めします。

実用書「すごい実行力」 石田淳

やろうやろうと思っても、今日もできなかった…という人向けの本。

すごい「実行力」 (知的生きかた文庫)/石田 淳
¥560
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★

この本を読むと3日で、やるべきことを実行できるようになるようです。

本のボリュームは少ないので、すぐ読めるでしょう。
で、読んだ後実行できるかどうか、それが問題です。

どうやったら実行力がつくのか、とりあえずざっくりとまとめてみました。

1.目標を具体的に設定する。
※この時点で曖昧に立ててしまうと目標が散漫になってしまう可能性があるので、一つに絞り込む。

2.その目標が達成したらどうなるのか、を考える。
※これは自分がワクワクするようないいことを考える。

3.それを達成するための直接的なやるべきことは何かを具体的にピックアップ。
※直接的なところがミソ。

4.1になるために3をしたら、2が得られる、という図式になる。
※2というワクワクが欲しくて、自然と3をする、という図式。

つまり、自分で餌を設定して、それを得るために自分の尻を叩くみたいな感じでしょうか。

目標を達成するためには、小さいことをコツコツと積み上げて達成させていくことになるかと思います。
そんなとき、この餌をどうやって用意すればいいの?ってことなんですが、自作のポイントカードなんかで代用することが書かれています。
あれをしたら1ポイント、これをやったら2ポイントなどレベルによって点数を分け、50ポイント貯まったらご褒美に何かを買う、なんて使い方です。

これはなかなかいいと思います。
面倒臭がり屋はここで挫折しそうですが(笑)

あと、日毎に達成率などをビジュアル化することもいいと書かれています。
グラフなんかに表すと一目瞭然でいいですね。

それでは Have a Nice JIKKOU!

実用書「リクルートのDNA」 江副浩正

リクルートをつくった人が書いたリクルートの歴史本。

リクルートのDNA―起業家精神とは何か (角川oneテーマ21)/江副 浩正
¥720
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

この本を読んで会社を作るって大変だなと感じた。

お金のこと、社員のこと、仕事のこと、次々と問題がでてくる。
そして失敗もする。
が、そんなもの成功するまでやったら関係ない。
途中の段階で見れば最悪の状況でも、成功した後で見れば失敗は必要なことだったりする。

皆の憧れの会社である今のリクルートがあるのは、まさしく筆者が良い会社としての土台を作ったからである。
社員が自由に生き生きと働ける環境作りを提唱していることが大きい。

それは社員にヤル気を出させるシステムである。

・目標を達成したら、皆で海外に旅行する
・皆の前で褒め、皆の見えないところで叱る
・卒業という名の早期退職や結婚式などのイベント
・社員の提案を即座に反映するスピード感
・高い給料
などなど。

社員にとって働く上での重要な要素は3つ。
1.相応の給料がもらえているか
2.休みたいときに休めるか
3.やりたい仕事ができているか

これらが満たされていると社員は会社をやめない。
逆に言うと、これが満たされている会社の経営者は優れている、と言える。

リクルートはこれを必要十分に満たしているんじゃないかな。
2番目の休みはとれてるか分からないけど…

他の会社もリクルートを見習って社員に愛情を注ぐいい会社にしてください。
ちなみにうちの会社はいい会社だと感じていますよ。

DVD「ポーラー・エクスプレス」 レビュー

オススメされた映画です。

ポーラー・エクスプレス [DVD]/トム・ハンクス,ノーナ・ゲイ,ピーター・スコラリ
¥1,500
Amazon.co.jp
スコア選択: ★★★★

普通に見れば、子供向けのファンタジー。
でも、よく見たら大人向けのサクセスストーリー。

サンタの存在を疑い始めた主人公の少年。
そんな少年の前に現れた北極点行のエクスプレス。
その列車に乗るとサンタに会えるらしい。

でも、北極点へ向かう前にいくつもの難関が…
列車の切符を無くしたり、列車が海面に落ちそうになったり、幻と出会ったり。
時間稼ぎとは分かりつつも手に汗握ります。

そして、到達した北極点。
目の前に現れたサンタ。
それでも、少年は疑い続けます。
だから、サンタがよく見えません。

でも、少年はここから変わります。
それは「信じる」心を手に入れたから。

いつからか子どもはサンタの存在を信じられなくなります。
それによって、今まで感じられていたものが感じられなくなります。
それはとても悲しい事ですね。

信じる事によって得られるものは大きいです。
疑うことをやめたら、楽なのにと思います。
でも、疑っちゃうんですよね。

少年の運命が変わったのは、「信じる」ことができるようになったとき、と思いましたが違いました。
答えは最後の車掌と分かれるとき明かされます。
それは、少年が列車に乗る決意をしたこと。

大事なのは列車の行き先じゃない、乗ろうって決めたことが大事なんだよ

まずは一歩から、ですね。