フインキーのふんいき レビュー
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DVD「ハーモニー 心をつなぐ歌」 レビュー

カン・テギュ監督。
韓国映画です。

ハーモニー [DVD]/キム・ユンジン,ナ・ムニ,カン・イェウォン
¥3,990
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スコア選択: ★★★★★

囚人の女性たちが合唱団を結成して、歌をうたう話。

ジョンへ(キム・ユンジン)はお腹の子供を守るため、殺人を犯してしまった。
そして、刑務所の中でその子供を産んだ。
子供の誕生日も刑務所で祝った。
刑務所にいながらにして、たくさんの思い出を子供と作った。

しかし、刑務所でずっと育てていく訳にはいかない。
刻々とわが子を養子に出す日が近づいてくる。


これは反則、子供が可愛すぎる。
こんな可愛い子供と別れないといけないなんて、心が揺れないわけがない。

そんな辛い中でも、ジョンヘは合唱団で皆を引っ張っていく。
挫けそうになりながらも頑張った末、神様は彼女に奇跡を見せてくれる。

合唱団メンバーはみな囚人ということで、まとめるのも一苦労。
色々なことがありつつも,みんなで壁を乗り越えていく。

もちろんいいことだけではない。
喧嘩、疑惑、別れ、死、そのどれもがつらい出来事になる。
だから、この中で前向きにやっていく気力はすごい。

この映画を見て、どんなことも乗り越えなきゃいけないから起こるんだと実感した。
たとえ、辛いことばかりでも、その後の幸福を見せてくれるために起こっているんだと思えれば、辛い世の中も捨てたものじゃないよね。

DVD「ハラがコレなんで」 レビュー

石井裕也監督。

ハラがコレなんで [DVD]/仲里依紗,中村蒼,石橋凌
¥4,935
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スコア選択: ★★

同監督の「川の底からこんにちは」が面白かっただけに、がっかり度は大きかった。
今回は少し空回り気味な内容。

妊娠9か月の原光子(仲里依紗)が故郷に戻り、昔世話になった人たちを助ける話。

困っている人を助ける光子。
しかし、あまり嬉しくないような助け。
そのずれた感覚が笑える人には面白いのだと思います。

ずーとこの調子で最後まで続きます。
つまり、合わない人にはきついということ。

個人的にはきつかった…
次見る「あぜ道のダンディ」に期待。

DVD「ヒミズ」 レビュー

園子温監督。
原作は古谷実のマンガです。
ベネチア国際映画祭の最優秀新人俳優賞に選ばれた作品。

ヒミズ コレクターズ・エディション [DVD]/染谷将太,二階堂ふみ
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スコア選択: ★★★★

園子温監督らしく、今回もセンセーショナルな内容です。
主演は染谷将太と二階堂ふみ。
二人ともこれから期待の実力派な役者さん。

中学3年の祐一(染谷将太)に恋心を抱く同級生の景子(二階堂ふみ)。
景子は祐一の他の人とは一線を画す、その性格が好きだった。
しかし、祐一は普通と言われる人生を歩みたいと思っていた。
そんな祐一の平凡な人生はひとでなしの父の出現により一気に変化する。


涙が出た。
こんなにまで自分を愛してくれる人は家族以外いるだろうか。

正当防衛とはいえ、非道なことをしたとき、他人はどう思うだろうか。
助けが欲しい自分を分かってくれて、近寄ってくれる人はいるだろうか。
周りにそんな人がいたら、自分は助けてあげられるだろうか。
そこまで思える、思ってくれる人が自分にはいるだろうか。

そんなことを考えたら涙が出てきた。
なんて自分は薄っぺらいんだ、と。

心がえぐられるような状態はつらい。
でも、それを経験することによって人は強くなる。
だから、それは経験しなければならないようにできている。

他人を想う気持ちっていうのを思い出さなきゃならない時期なんだろうな。
心がいたいよ。

DVD「キツツキと雨」 レビュー

「南極料理人」の沖田修一監督。
力を抜いて見れる、ハートフルな物語です。

キツツキと雨 豪華版 [DVD]/角川書店
¥5,985
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スコア選択: ★★★★

映画撮影のために森にやってきた監督・田辺幸一(小栗旬)とアシスタント。
撮影にぴったりな川を探すため、近くにいた木こりの岸(役所広司)に話しかける。
親切にも岸は彼らを川まで送り、その流れで撮影にも協力することになる。

はじめ撮影に嫌々だった岸がどんどん乗り気になっていくさまが面白い。
何人かいるゾンビ役の中の一人とはいえ、ゾンビとは思えぬ岸の不自然な動きが非常に笑えた。
とはいえ、撮影って本当に大変なんだなぁ、としみじみ。
尻キックは嫌やろな。

沖田監督は、人と人の間にあるものを描くのがとても上手。
今回は田辺と岸の心の変化がすごいリアルで興味深い。

田辺は最初、人と接するのが苦手で話すことさえ避けたのに、岸と関わるようになってからどんどん明るく成長していく。
また岸は田辺という若者と接することで、ニートの息子の想いがわかるようになっていく。
たまたま映画の撮影というきっかけで知り合った2人だけど、出会うべくして出会ったんだなと感じる。

そんなこんなで、なんとも言えない心が温かくなるようなシーンが多かった。
この映画をオススメしてくれた友達にも感謝。

DVD「SP 革命篇」 レビュー

波多野貴文監督。
野望篇の続編です。

SP 革命篇 DVD通常版/岡田准一,香川照之,真木よう子
¥3,990
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スコア選択: ★★★★

テレビドラマから続く作品の完結編。
前作から続いていた尾形(堤真一)と井上(岡田准一)の運命がひとまず決着する。

政治家たちが権力を使い、行なっていた今までの悪事を制裁しようとする尾形。
その政治家たちを守るため、あくまで仕事を全うする井上。
ともに仕事をしていた仲間が敵同士に。

外から見ると尾形は悪で井上が正義。
しかし、その中身を見てみると、悪を成敗する尾形と悪を守ろうとする井上という構造になっている。
果たしてどちらが正義でどちらが悪か。

実際どちらでもない。
これは見方次第でどっちにも転ぶ可能性がある。
悪の中身を見てみると、また違ってくるだろう。

政治家が悪いことをしていた。
そういう事実があったということを知らせる、それはとても価値がある。
しかし、だからといってその人の命までを奪う権利はない。

それを井上は止めたかったのだろう。
今回は特に、井上の特殊能力が効果を発揮する。
それがうまく決まったときはやはり気持ちがいい。

意味深な手紙が次回作を期待させるラストだった。
まぁ、主人公が死なない限りずっと続けられる内容なんだろうな。
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