曲がった坂道

曲がった道、坂道が好きです。
なんか映画を撮りたくなります。
いつも真っすぐ歩こうとはしてます。
苦労なくいければいいとも思ってます。
けど、振り返ってみると
僕が歩いてきた道はぐにゃぐにゃ曲がってて
けっこうな坂道だったりします
ため息が出るけど
その曲線が嫌いではありません。
格好良くないけど
時々美しいとさえ思います。
直線は絶対的な物ですが
曲線はオリジナリティに溢れている。
きっと僕にしか描けない
僕ですら二度とは描けない
山あり谷あり
それで
いいんじゃないかと
思います。

音楽、演劇、そして映画
平たく言えば作家として生きて来ました
旅も恋もしてきました
そして日々の生活も
時々それさえ作品の為にやってきた事なんじゃないかとさえ
思います。
そう思うと自分が人でなしに思えてきます。
現に僕の周りには
クリエイターしかいません。
とても素敵な人達なので
退屈はしませんし幸せな事なんですが

あ、ちょっと淋しい事を書いてしまいそうになりました。
とりあえずまた次の作品を作ります。
音楽になるのか、映画になるのか
愛あるものになるのか、冷たいものになるのか
分からないけれど
そうしていなければ
消えてしまいますから。
SONY NEX FS100〜「気持ち玉」撮影後記
昨夜遅くにアップした「気持ち玉」
たった一晩でたくさんの人に見てもらえて
とても幸せです。
Twitterの方では海外からもお褒めの声を頂いて
(英語の字幕もないのに・・・・作らなければ)
どう考えても僕や出演者のファンではなさそうなので
やっぱりこのカメラの注目度は高いんだな、と。

という事でSONY NEX FS100の印象を
ビデオSALONに書けなかった事も含めて
たっぷり書いておきます。
まずはなんと言ってもセンサーの実力でしょう
大型単板という事で
デジタル一眼の表現力を目指したビデオカメラという事になるんでしょうが
実はこのセンサーははじめから動画用に開発された物
super35というサイズは
おおよそAPS-Cのサイズからフルハイビジョンの16:9部分を切り取ったようなサイズで
レンズの焦点距離、被写界深度も解像度もAPS-Cとほぼ同じと考えていいでしょう
では動画専用で何が違うかというと
まず、明るい。
スミアや偽色が出にくい。
ローリングシャッター現象が起こりにくい
これだけでもデジタル一眼にビデオ機能をおまけに付けたようなP社の物とは
まったく意味が違うのですよ
明るさには正直驚きましたね。
前半は朝とは言え外光のほとんど入らない
アパートの室内での撮影。
(窓の外の光は作ってます)
この日は500Wのハロゲンを二灯持っていっていたのですが
光量を抑えるのに四苦八苦
それでも解放絞りで撮ろうとすると
NDフィルターが必要になるくらい。
当然ゲインは0のまま。
という事は暗部にノイズや偽色がほとんど出ない
YOU TUBEの画像ではわかりにくいんですが
本当に奇麗です。

今回僕が最も驚き、考えさせられたのが立体感。
このカメラの立体感は半端じゃないですよ。
フォーカスが合った所がツルッツルの高精細で出ると
今までの感覚よりもう1プッシュ押し出されたような感じになるんです。
被写界深度を浅めにして後ろをぼかそうものなら
「え?3D?」と思うくらい
いや、大袈裟じゃなくそれくらい浮いて来る。
僕は3Dにはまったく興味がなく、
むしろ毛嫌いしているくらいなんですが
この立体感には感動を覚えました。
ただし、背景にとけ込ませようとすると
相当な苦労が必要です。
ディテールや彩度、コントラストはかなり抑えてあります。
その辺りの調整項目はふんだんに用意されていて
使いこなすととてもおもしろいカメラになると思いますよ。

ボディ形状と質感はイカしてます。
昔の二眼レフカメラのように首からぶらさげて
上から覗き込んでブラブラ撮り歩きをしたくなるような気になります
ストラップの取り付け金具もちょうどその位置にあり、
うん。確信犯ですね。
ただモニターと再生関係のスイッチが上面部にあるのはいただけない。
ハイポジションに据えると身長182cmの僕でも
背伸びのし過ぎで後半足が吊ってしまうほど
せめてモニターだけでも下から見られると嬉しいんだが
というか、ソニーの開発チームに現場を知ってる人間はいないのか???
と思ってしまうほど腹立たしい。
ちなみに初めの写真
よく質問されるので説明しますと
ただのスチル用小型三脚にカメラを付けて
脚を一本だけ広げておなかに当てて支えてるんです。
あとの二本は両肩にしっかり乗せてます。
これなら片手でしっかり支えられ
フォーカス等のコントロールもやりやすいんです。
そもそも肩乗せビデオカメラでは
右目をビューファインダーに当て
左目で状況を見ながら撮影するものですが
センター付近にあるモニターを見る事を考えると
この方法は理想的な視野が得られ
絶えず両目でモニターと状況を確認しながら撮れるんです。
最後にフルハイビジョン60p。
魅力的です。
クライマックスの透明な気持ち玉を胸にしまい込む2カットがそれなんですが

エレガントなスロー映像です。
現在の所、ファイナルカットでこのスローを作るには
ちょっとした裏技が必要ですが
間もなくバージョンアップするので
そこでの対応に期待しましょう。
まあ、撮影時にスローとして撮る機能もカメラ側にありますから
それまではそれで。
なにより上位機種のF3にもない機能ですから
ミュージックビデオやアイドル、CM等を撮っている方には
めちゃめちゃお勧めですよ。
はーい、他に質問のある方はコメントください。
必ず答えます。
新作「気持ち玉」完全版公開!
いやぁ、最後まで難産でした。
それは編集が完了してからも続き
DVDやBlu-rayを作る段階で次々起こるトラブル
嫌になっちゃうのでいちいち書きませんが
ちょっとへこみましたよ。
でも昨日関係者試写会をやって
みんなの嬉しそうな顔をみられて
報われました。
横張芽衣さん、女優デビューおめでとう!
鳴海剛さん、赤川千尋くん、本当にありがとう。
ZYANGIRIの前田くん、福島くん、
照明と撮影助手をしてくれた江口くん、
今回も手伝ってくれてありがとう。
そして渋い自宅をロケ場所に提供してくれた
建築デザイナーの南部けんちゃん、久保ちゃん、
君たちのセンスに敬意を表して
美術としてクレジットさせてもらいました。
それから出演者の事務所の方々、
本当に協力的で情熱もあって素敵でした。
SONY、ビデオサロンのご協力にも
心から感謝しています。
という訳で皆さん!
ぜひ何回も何回も観てやってください。
今後SONY NEX FS100等の感想も書いていきますが
今日の所は
寝ます。
お花見???

今年は桜のお花見の季節には
モクレン2011で必死でした。
まぁ、満開の上野公園でやってたりしていたので
お花見したといえばしたのですが
実のところ
今のこの季節
僕にとっては絶好のお花見シーズン!
本当にいろんな花が咲き乱れています。
幸運な事に僕のスタジオの周りには
変わった花が多く植えられていて
わくわくします
梅雨の頃って天気が悪いと表現しますが
花にとってはとても嬉しい季節なんでしょう
生き生きしてますね

うちのスタジオの前にも
いくらか花を置いてますが
僕はサボテンでも枯らせてしまうほど
植物をうまく育てられない人間で
なのに今年も咲いてくれました
ニオイバンマツリ。
育てられないからめったに買わないんですが
これだけは欲しくて小さな鉢植えを数年前に買ったんです
なんといっても名前通り匂いが素敵です
花が紫色に咲いて
なんともいえないいい香りを漂わせて
そして花が白くなって終わる
大好きな花です。
それにしても何にもしていないのに
よく咲いてくれました。
そして近所にはその親分みたいな
ニオイバンマツリがあります。

ここまでくると本当にすごい香りなんです
幸せな気分になります。
そもそもこの花を知ったのがこのお宅のを見てから
おばさんが出て来たのをみはからって
名前を教えてもらったんです。
だから親分なんです。
それにしても見事な木です。


ところでブログ、
さぼってました。
ここのところずっと新作『気持ち玉』の編集
というか合成をしておりまして
主人公の手の上に
CGの玉を乗せていくのですが
まぁこれが大変!
瞬きもわすれて切って動かしまた切っての連続で
休憩時間にはひたすら眼を冷やすといった感じで
とてもコンピューターに向かう気にはなれない
そんなこんなで
ごめんなさい。
まだしばらくこの作業が続きます。
新作『気持ち玉』予告編です。
ビデオサロン6月号の発売に間に合わせるべく
あわてて予告編を作りました。
ごめんなさい。
合成はグズグズです。
本番はちゃんとやり直しますので
もう少し待っていてください。
本当にこの作品を編集している間
ずっとブルーでした。
セリフを聞いているだけでも
こうなっちゃうくらいだから
演じていた横張芽衣さんは
さぞ苦しかっただろうと思います。
トラウマになっていなければいいのですが・・・
そう心配になるほど
彼女は役に入り込んでくれていました。
それはこの予告編の表情を見ているだけでも
伝わってきます。
その演技に報いる為にも
さぁ!合成のやり直しだ!
ビデオサロン6月号。
間もなく発売です。
これを撮ったSONY FS100Jのテストとして
巻頭でこの作品の事が特集されています。
記事の方もお楽しみに。