最近「養老鉄道 サイクルトレイン」について話すことが数回あったので、簡単ではありますが備忘録がてらアップしたいと思います。



養老鉄道の詳しいことに関してはホームページやWikipediaを参考にしてください。


岐阜県の西部にポタリングに行く機会が多いため、養老鉄道のサイクルトレインは頻繁に利用しています。 始発駅である三重県桑名駅からの自転車持ち込みは不可ですが、桑名の次の駅である播磨駅から終点の岐阜県揖斐駅までは持ち込み可能になっています。


曜日や時間にも制限があります。
持ち込み可能なのは、土日と祝日の全時間帯と平日の9時から15時までの指定列車です。 また行楽シーズンの特別列車やイベントなどを開催しているとサイクルトレイン不可のタイミングもあるようです。 


少しネガな部分もありますが、サイクルトレインの恩恵を感じることが多いので利用頻度が高くなっています。 養老鉄道沿線にお気に入りのポタリングスポットが点在しているのが大きな点。 東海地方のヒルクライムのメッカとも言える「二ノ瀬」へのアクセスも良いですし、養老山地の西側には「ツアーオブジャパン」でおなじみのいなべ市もあります。 大垣市より北では揖斐高原や根尾川や板取川・徳山ダムなど、自然の中を楽しみながら走れるコースが多く、自分的お気に入りのスポットとなっています。


思わぬところで、少々面倒な点もあります。 それは運賃の支払い方法です。 養老鉄道は無人駅が多く、乗り込む前に切符を買うことができないことが多々あります。 降りる際に現金で払うことが基本となるのですが、ワンマンカーの列車だと支払いの際に運賃箱がある先頭車両まで移動しなければなりません。 もちろんPASMOやSuicaなど交通系のカードは使えませんので、小銭の準備が必要となります。 多度や大垣や揖斐などの有人駅だと切符の自販機が設置してあるので、事前に買っておけば降車時に慌てることがありません。


以前ポタリング中に体調を崩してしまい、途中でリタイヤした時もサイクルトレインにお世話になりました。  あまりにサイクルトレインが便利すぎて、最近では輪行袋で列車に乗ることが億劫になってきているくらいです。


ポタリングの移動にたいへん便利な養老鉄道のサイクルトレイン。 行動範囲が大きく広がる便利なツールだと思います。 この先も是非続けていって欲しいものです。


 


平成最後の年がスタートした頃、「MULLER JAPAN」さんにて点検とメンテナンスをしていただきました。 ML725 に乗り始めて2シーズンが経過。 金属系のフレームなので錆などの劣化が気になっていました。 (結構な頻度で雨に遭遇していますから…) 素人の自分が見ても何かと判断が難しいので、プロの目で見ていただきたかったのです。

 

平成の最後はこんな感じで

 

 

「トラブルはなかったですよ。 綺麗に乗ってもらっています。」 手塚社長にお墨付きをいただきました。 大きく更新したところはなく、消耗したパーツを交換して、平成最後のリフレッシュが完了。 

 

バーテープの交換

 


(バーテープ交換前)

メンテナンス時にバーテープの交換をお願いしました。 昨年まではDedaのホワイトを使用していましたが、今回は黒系のモノをチョイスです。 バーテープの色で思いのほかバイクの印象が変わってしまうんですね。

 

 

今回巻いてもらったのはMULLER JAPANが発売しているバーテープです。 一見普通の黒っぽいものなのですが、フラッシュを焚いて撮影すると

 

 

こんな感じになります!!  ヘッドライトなどの光にに照らされると、バーテープそのものが反射し色を変えて光るのです。  夜間走行の安全を考慮して作られたバーテープだそうです。 

 

チューブレスタイヤからクリンチャーへ

 

 

昨年はチューブレスタイヤのメリットとデメリットの両方を感じることができました。 IRCのフォーミュラプロ RBCCは大きなトラブルも無く、素晴らしいタイヤだったと思います。 ただ今年はクリンチャーに戻してみました。  「チューブレスが嫌だ」とか「2度と使うもんか」とは思いません。 ただ、「チューブレスじゃなくてもいいよね。」と言うのが今の自分に1番しっくりとくる言葉でしょうか。 
 
 
今年は 「Panaracer GRAVELKING」をチョイス。 サイズは700×26C  チューブはMAXXISのウルトラライトチューブ(パッケージに25%軽量と書いてあるモノ) グラベルキングは「安心感が違う」と言うレビューを良く耳にしています。 こんな評判が良いタイヤを一度使ってみたかったんです。


 新年度がスタートして何かと気忙しいですが、自転車に乗るときはのんびりと楽しみたいですね。



 

千代崎の海岸沿いにある ビーチサイドカフェ シャンティがお気に入りとなった3人。「次回はここでランチを食べる為のポタリングを企画しよう!」お店を後にし、海岸線沿いの堤防を北上。 しばらくはのんびりと海を眺めながらのポタリングです。


沖に向かって伸びている突堤を発見。 あっという間に撮影会のスタートとなりました。 どうして自転車乗りは「端っこ」が好きなんだろう?  自分も多分に漏れていないのですが。 

帰路は近鉄の塩浜駅から輪行で桑名方面に向かうことも考えていましたが、天気が回復したこともあり自走で四日市市から桑名市に向かいます。


「シャンティで甘いものを食べたから、少し塩気が欲しいよね」 さっき食べたばかりなのに、カロリー過多なポタリングもここまでくれば清々しいくらいです。 三岐鉄道 大矢知駅の前で作戦会議。 「どうする?どうする?」行き先を決めかねていると、西藤原行きの電車がもうすぐやって来るタイミングとなりました。 


三岐鉄道のサイクルパス(自転車ごと乗車可能なシステムの事)は初めての体験です。 養老鉄道のサイクルトレインは幾度となく利用していますが、自転車をそのまま列車にのせる違和感はいつも新鮮です。 2駅先のあかつき学園前まで乗ってみることにしました。 

ホームで間も無く来るであろう西藤原行きの電車を待っていると、富田行きのホームに行き違いの列車が入ってきました。 「貨物列車じゃん」


「三岐鉄道の三岐線は、藤原の山からセメントの材料を運ぶための貨車が走っている」こんな事を聞いたことはあったけれど、全くピンと来ていなかった。  JRの貨物ならわからなくはないけれど、こんなローカル線のホームに貨車が入って来るとは何とも不思議な光景です。


あかつき学園前駅に到着。 ホームに降りるととある自動販売機に目がとまる。  あ! さっそく買っている人がいる!


なぜ駅のホームにカップヌードルの自販機が置いてあるのだろう??  部活帰りの腹ペコ学生さんのためか??  わからない。 しかし、今日は腹ペコ自転車おじさん3人のためにあるものとしましょう。 

ともかく、いただきます。 山の上で食べる温かいカップヌードルはいつも最高だと感じます。 が、駅のホームでいただくカップヌードルも中々の至福感がありました。


カレーヌードルを完食した後は、あかつき学園前駅から伊坂ダムの周回コースを抜け桑名市内へ。 坂井橋で員弁川を越えるとスタート地点の星川駅に到着です。約90kmのポタリング、お疲れさまでした。


時折冷たい雨霰に遭遇するも一日中楽しく走れたポタリングでした。 厳しい天候の中でも「美味しいもの」というニンジンを鼻先にぶら下げられると、嫌でも走ってしまうものですね。 カロリーの消費と摂取を計算する事は怖いですが、こんなポタリングもありだと感じた次第です。


この後100m走ってもソフトクリームにはありつけませんでした。