千代崎の海岸沿いにある ビーチサイドカフェ シャンティがお気に入りとなった3人。「次回はここでランチを食べる為のポタリングを企画しよう!」お店を後にし、海岸線沿いの堤防を北上。 しばらくはのんびりと海を眺めながらのポタリングです。


沖に向かって伸びている突堤を発見。 あっという間に撮影会のスタートとなりました。 どうして自転車乗りは「端っこ」が好きなんだろう?  自分も多分に漏れていないのですが。 

帰路は近鉄の塩浜駅から輪行で桑名方面に向かうことも考えていましたが、天気が回復したこともあり自走で四日市市から桑名市に向かいます。


「シャンティで甘いものを食べたから、少し塩気が欲しいよね」 さっき食べたばかりなのに、カロリー過多なポタリングもここまでくれば清々しいくらいです。 三岐鉄道 大矢知駅の前で作戦会議。 「どうする?どうする?」行き先を決めかねていると、西藤原行きの電車がもうすぐやって来るタイミングとなりました。 


三岐鉄道のサイクルパス(自転車ごと乗車可能なシステムの事)は初めての体験です。 養老鉄道のサイクルトレインは幾度となく利用していますが、自転車をそのまま列車にのせる違和感はいつも新鮮です。 2駅先のあかつき学園前まで乗ってみることにしました。 

ホームで間も無く来るであろう西藤原行きの電車を待っていると、富田行きのホームに行き違いの列車が入ってきました。 「貨物列車じゃん」


「三岐鉄道の三岐線は、藤原の山からセメントの材料を運ぶための貨車が走っている」こんな事を聞いたことはあったけれど、全くピンと来ていなかった。  JRの貨物ならわからなくはないけれど、こんなローカル線のホームに貨車が入って来るとは何とも不思議な光景です。


あかつき学園前駅に到着。 ホームに降りるととある自動販売機に目がとまる。  あ! さっそく買っている人がいる!


なぜ駅のホームにカップヌードルの自販機が置いてあるのだろう??  部活帰りの腹ペコ学生さんのためか??  わからない。 しかし、今日は腹ペコ自転車おじさん3人のためにあるものとしましょう。 

ともかく、いただきます。 山の上で食べる温かいカップヌードルはいつも最高だと感じます。 が、駅のホームでいただくカップヌードルも中々の至福感がありました。


カレーヌードルを完食した後は、あかつき学園前駅から伊坂ダムの周回コースを抜け桑名市内へ。 坂井橋で員弁川を越えるとスタート地点の星川駅に到着です。約90kmのポタリング、お疲れさまでした。


時折冷たい雨霰に遭遇するも一日中楽しく走れたポタリングでした。 厳しい天候の中でも「美味しいもの」というニンジンを鼻先にぶら下げられると、嫌でも走ってしまうものですね。 カロリーの消費と摂取を計算する事は怖いですが、こんなポタリングもありだと感じた次第です。


この後100m走ってもソフトクリームにはありつけませんでした。