現在MULLER ML725に履いているホイールは、シマノの「WH7900-TL C24」 もうふた世代前ですが一応「Dura-Ace」のグレード。 軽量でしかもチューブレス対応とあり、ポタリングで使うには充分な物だと思っています。軽くて乗り味はしなやか、お気に入りのホイールです。

 
 
このホイール唯一にして最大のウィークポイントが「11速に対応していない」という事。メインコンポが5800系の105となっているので、使用するスプロケは必然的に11速。スプロケがホイールに素直に取り付けられません。

普段使いの11速「11-28T」は、スプロケの内側に加工が施されており、WH7900に装着可能となっています。
 
 
「なんか面倒くさい!」と言うわけで、「11速対応のホイールが欲しい!!」となっています。
 

使用目的と価格帯から考えると、
カンパニョーロなら「ZONDA」
フルクラムなら「RACING3」
シマノであれば「WH-RS500」
あとはアレックスリムの「ALX 473EVO」
あたりでしょうか。
 

数々の邪念を抱きながらamaz〇nをチェックしていると、こんな素敵なものに出会えました。
 
シマノ 「CS-HG700 11S 11-34T」


現行の105グレードのスプロケなのですが、なんと8~10速用ホイールがそのまま使える逸品。10速ホイールを使用したくて、その上貧脚な自分にはマストなアイテムだったのでした。
 


怒涛の34T! 

コンパクトクランクのインナーと合わせるとフロントとリアが1:1になってしまいます。
 
ただ欲を言うと、高速から中速域の歯のピッチが飛びすぎ。スピードをそれほど求めない使い方からすると、スタートが14Tからでも大丈夫のような気がします。


リアディレーラーがRD8000GSで良かった。

ん、ホイールの話はどこへいった!?

〜GIOS ミストラル〜
言わずと知れたエントリーモデルのクロスバイクです。10年ほど前にはじめてのスポーツバイクとして手に入れ、現在も街乗り用として使用しています。


細かいパーツ交換やリフレッシュは行っていますが、大きなカスタムせずに現在に至っています。

乗り始めた頃は楽しく乗るだけでしたが、次第に

「最高速度はどれくらい出るんだ?」
「何キロ先まで走る事ができるんだ?」
「28cじゃなく23cのタイヤをはめてみよう!」
「ロードバイクのコンポは取付け可能か?」

なーんて、色んなことを考えるようになっていました。


ロードバイクを手に入れてからは、ロングのポタリングはMULLER、普段使いはミストラルと使い分けができるようになりました。ミストラルを無理やりロードバイク風にカスタムしなくて良かったのかな。


1年ほど前にタイヤを「パナレーサー グラベルキングSK 32c」に交換しました。これがなかなかに快適で、お気に入りのタイヤとなっています。限定のカラーリングが何とも不思議な感じとなっていますが、ご愛敬って事で目を瞑っています。


「スポーツバイクの爽快感を気軽に味わえる・・・」メーカーのホームページに書いてあるミストラル紹介の冒頭。

確かにそうだと思います。ママチャリでもない、ロードバイクでもない、マウンテンバイクでもない。ミストラルに限らずクロスバイクは、気軽にスポーツ感覚を味わえる良い存在だと思っています。


グラベル行ってみる??


2019年12月23日

寒い時期ですが、鈴鹿の山方面にポタリングに出かけてきました。全くのノープランな午前中ライド。山の裾野をのんびりと楽しんできました。


デポ地から少し走り、まずは「三重県民の森」駐車場にてトイレ休憩。春に訪れた時、駐車場は結構な数の車で賑わっていました。しかし今日は車の姿は無し。例年より暖かいとはいえ、アウトドア系はオフシーズンですね。


県道626・577でさらに南下し、湯の山温泉駅の近くに到着。このまま鈴鹿スカイラインを登る選択もありましたが、今日は湯の山温泉を経由するルートを選択。前方に御在所岳を眺めながらのんびりと登っていきます。


時折姿を見せる激坂に「どこがのんびりなんだよ!」と自分に突っ込みを入れながら、ボチボチと標高を上げていきます。途中、対岸に「ニホンカモシカ」を確認しましたが、あまりに遠くて撮影できず。残念ながら、望遠レンズを持ち合わせていませんでした。


土産物屋のヘアピンコーナーが終わると、そろそろこの道の終点が見えてくるはず。しばらく走ると、御在所ロープウエイの山麓駅に到着。広場の横にあるmont-bellショップでは、キャラクターの熊が出迎えてくれました。 


ちょっと「山の上価格」な缶コーヒーで暖をとりながら、登りで荒れた息を整える。年末だというのに、雪は山の上に少し見られる程度。やはり今年は相当な暖冬なんでしょうか。 


ヒルクライムは嫌いだけど山には登ってみたいというこの「矛盾」。鈴鹿スカイラインが閉鎖されたと言う話は聞いていなかったので、少し足を伸ばしてみることに。新しくできた「湯の山かもしか大橋」を渡りスカイライン側に向かう。「へ? あれ??」


「2019年12月23日11時30分」自分の目の前で、鈴鹿スカイラインが冬季閉鎖となりました。「なんと言うタイミングだ!」と思う反面、「登らなくて済んだ」とも思えたのでした。


通行止めのゲートからスカイラインを下山。アクアイグニス方面に行くことも考えましたが、今日は別ルートに決定。行き当たりバッタリでランチの店を探します。

(1日で一本しか無いのか!)

先程休憩した三重県民の森を抜け、尾高高原方面に向かう。以前知り合いに「尾高に美味しい蕎麦屋さんがあるよ」と教えていただいた事があり、頭の中が蕎麦一色になっていた。根の平という所で「そばの華」という看板発見。話に上がっていた店かどうかは不明だけど、とりあえずお店へ向かう。


「やっちまったな」事前の調査は必要ですね。蕎麦は諦めて他の店を探します。道沿いに数店の看板があったのを思い出して確認に向かう。 「ここに行ってみよう」 一軒のお店をチョイスしました。 


「ハーブカフェYKガーデン」に到着。 外から見る分に、お店は営業している様子。 自転車乗りのおじさんが一人で入るには敷居が高そうにみえるが、美味しそうなメニューが並ぶ看板が私を呼び寄せていました。


木をふんだんに使った店内には、小物や写真などが可愛らしくデコレートされている。「いかん、完全に場違いじゃないか」と感じた次第。しかし店員さん方に温かく声をかけていただき、ゆっくりとランチをいただくことにしました。





「全てストライクです。」出される全てが新鮮でしかも自分好みな食べのものばかり。リピート確定ですね。途中から客は私だけとなり、お店の方とゆっくりお話しさせていただきました。思いもよらぬ接点があったりで、楽しいランチタイムでした。

お店を後にし「もう少し走って帰ろう」と意気込んだ直後、雨が降り出しました。山の方から黒い雲が流れ込んでくるように見えました。「はい、撤収です」最短コースで車のデポ地に向かい、御在所・菰野ポタリングは終了です。お疲れ様でした。


あまり足を伸ばしたことのない菰野方面。鈴鹿山脈の麓とあり、走りごたえは充分でした。休憩や立ち寄り場所を上手く辿る事ができれば、もっと快適にポタリングができたように感じました。やはり山は良いですね!(ヒルクライムは嫌いですが)