ログハウス・ビルドのブログ -57ページ目

敷地拝見

庭に離れをご希望とのお話があり、鹿児島県隼人町に出掛けました。

新築住宅の前のスペースに、6畳の小型ログが丁度収まりそうです。

 

 

直ぐ下に広がる錦江湾も秋の風情。

 

 

同じ霧島市内でも山の別荘地帯から見る桜島とはまた一味違った眺望を見せています。

ログ積み完了

 

ログ積みが三日間で終わり、防水ルーフィングが張られていきます。

 

 

高所の造作は脚立に道板を通しながらの作業です。

 


基本タイプよりログを2段増していますので、天井が高くて室内が大分広くなります。

 

 

通常は野地板兼天井板一枚の上に防水ルーフィングですが、天井板の上に40mm角の屋根垂木とその間に35mm厚の断熱材、そして合板の野地板が追加されていますので、夏には室内温度が幾らか和らぐはずです。

 

 

電気配線も予定通りに各所に設置されました。

 

 

3個の大きな梱包も残り僅か。

 

 

後は戸や窓に床下材と床下断熱材、

 

 

それに屋根仕上げ材のアスファルトシングルが出番を待っています。

 

 

秋日和の中順調に施工が進んで、完成が楽しみです。

床鳴り

リビングの床鳴りがするとお聞きしてから大分日数が経ちましたが、コロナの収まりを待ってようやくお伺い致しました。

 

 

建築後9年半が経ちますが、外観は経年変化もほとんど無く、

 

 

落ち着いた佇まいを見せています。

 

 

次女の可愛い成長も両親のご自慢です。

 

 

根太と床板の間の擦れかと「隠し釘」を打ってみましたが、違う様です。

フローリングの接合部分に有る凸凹が発生源と思われ、その間に専用溶液を流し込んで様子を見る事にしました。

次女のおみ足と共にパチリ。

 

 

高校2年生となり、身長170cmを優に超えた長男の部屋。成長この上なし!

 

 

ご主人の本棚は少々肥満気味。

 

 

長いブランクののちに再開された剣道に触発されてか、ご主人の部屋には立派な床の間が出現。

 

組み建て開始

基礎完成から充分な時間が置かれ、台風接近でも延期となりましたが、

 

 

ようやく秋空快晴の中、梱包が解かれ

 

 

バルト三国のエストニアから遥々やって来たログハウスキットが、陽光の中に顔を出しています。

 

 

大工さん二人で一段目ログの加工が始まりました。

 

 

基礎天端に防水ルーフィングを敷き、その上に

 

 

最初の半割シルログがアンカーボルトに固定され、しっかりと設置されました。

 

一段ずつ積み上げられていくログが四方の壁となり、木工品の展示・販売が行われる、立派な店舗としての活躍が待たれます。

 

 

修理とメンテナンス予定

弊社の輸入・施工した住宅ではありませんが、建築した会社が倒産したとの事で、色々とご相談をお受けしています。

 

お電話を頂き、トイレで水漏れを見付けたので何とかして欲しいとのご要望がございました。

 

 

リクシルに直ぐ電話して翌日には訪問してもらい、フロートゴム玉とパッキンを交換、大事に至らずに一安心。

 

 

先の台風前に「台風ご用心」のメールを送りましたら、「この前の台風で雨樋が飛びました」との返信有り。

東南側の雨樋と縦樋が外れていましたし、

 

 

その北側にも歪みや受け金具の腐食が目立ちます。

 

 

西側の雨樋も余命幾ばくといった様子です。

 

 

二階ドーマーは傾斜も緩く面積も狭いのでこの半丸樋でも大丈夫ですが、急勾配の大屋根は大型角樋でないと大量の雨水は受け切らない様です。

 

 

途中での再塗装予定がボツとなり、前回塗装から6年半経過し、

 

 

あちこちに痛みが目立ちます。

 

 

大きな穴の空いていた北面中央のログ端には、大量のコーキング剤を詰め込んで補修しましたが、

 

 

新たな内部腐食が見られます。思い切って板金でカバーした方が良さそうに思えます。

 

 

勝手口の階段や

 

 

南側の玄関デッキ階段にも腐朽菌が入り込んでいます。

 

 

そのデッキの手摺りにも大きな腐れの陥没。こちらにも板金カバーをするか、思い切って取り払うかの選択が必要です。

 

 

元々は布基礎で、基礎立上がり以外は全面「湿気を含んだ土」でしたが、白蟻駆除と共にコンクリートで土を覆いました。

右からトイレ、トイレ手洗い、そして檜風呂からシステムバスにリフォームした浴室の配管。

 

 

キッチン

 

 

洗面台と洗濯機

 

 

基礎換気口のネットも目詰まりして、余り役に立っていない様子です。

 

 

東側からの強風によるのか、3ヶ所の換気口が外れ掛かり、1ヶ所は行方不明の空洞。

 

 

6年前の白蟻駆除前に大きな蟻道の出来ていた基礎の角と

 

 

その上の土台と大引。

 

 

他の蟻道跡も確認しましたが、

 

 

白蟻の気配は見当たりません。

 

 

その代わり、ゴキブリの大量な糞と

 

 

風に運ばれて来た枝葉やゴミが散乱しています。

先ずは、ゴキブリ退治の市販薬カプセルをお預かりし、通りそうな場所あちこちに置きました。