ログハウス・ビルドのブログ -55ページ目

16年点検

宮崎市住吉にある西山さんのお宅に伺いました。

 

 

はや16年、子供さんお二人も巣立って数年が経ち、

 

 

雑木林を切り拓いて建てられた住宅も、木々に囲まれて貫禄の佇まいです。

 

 

400坪の敷地には、切らずに残された木も有れば

 

 

防風の為に新たに植えられた木々もあり、ともに大きく成長を重ねています。

 

 

川に面した北側。基礎の立ち上がりが90cm有りますので、全体に大きく感じます。

 

 

南側のウッドデッキには新たなラティスフェンスが取り付けられました。

 

 

いつも満杯の薪小屋。

 

 

新たな丸太も山積みになって、割られるのを待っています。

屋内外ともに特別の問題は無し、床下へ。

 

 

ウォークインクローゼットに有る床下点検口から降りて、隣りの洋室。床下が高いので楽ちんです。

 

 

タイルをモルタルで固定した玄関三和土(タタキ)部分の補強と、

 

 

ストーブ下の補強に外気導入口。

 

 

キッチン

 

 

スッキリポールから地中経由で、電気配線はここから屋内各所へ。

 

 

洗濯機とシューズボウル

 

 

トイレ

 

 

二ヶ所の洗面台

 

 

システムバス

 

 

その底盤

 

 

先日点検をした高橋さんと共に倒木の処理を頼まれて、丸太の山が更に積み上がって行きます。

2.5年点検

宮崎市の大瀬町へ。

 

 

広い農地の一部を宅地に転用して建てられた平家のログハウス住宅。

元気の良い雑草がきれいに刈り取られた中に、Kuさんの生活を支えながらしっかりと根付いた様に見受けられます。

 

 

台風の時に東北からの激しい暴風雨に、窓枠右側から侵入した雨水は、

 

 

窓の下を左から押されて窓枠右下から滲み出た様です。

施主が外部額縁に防水コーキングをしてくれましたので、次の台風で様子を見ます。

 

 

半年ごとの点検の度に絵が増えて、

 

 

どの壁にも大小の風景画がたくさん飾られています。

 

 

ほとんどがこの近辺で描かれたそうですが、

 

 

素人目にも中々上手な出来栄えに思えます。

 

 

イーゼルには自作のカンバスが架けられて出番を待っている様です。

屋内外は東側窓からの浸水以外には特に問題無し、床下へ。

 

 

キッチン

 

 

水の分岐栓

 

 

洋室の下

 

 

トイレ

 

 

洗面所

 

 

システムバス

 

 

水漏れの気配も無く、土台などの床下材はゴムハンマーに乾いた金属音を返してくれます。

意外な程に虫の侵入もなく、点検終了。

14年点検

宮崎市村角町の高橋さんのお宅に伺いました。

 

 

お隣の住宅を長女ご夫妻が購入され、一続きとなった敷地は広々とした空間になっています。

 

 

下部の枝をご自身で剪定されたそうですが、大木の上部はさすがに手が付けられない様です。

 

 

南西に境界フェンスの無くなったガレージも、のびのびとした風情で、

 

 

滞在時間の長い内部は、いつもながら良く片付けられています。

 

 

屋根の付いたデッキは床板が張り替えられ、玄関前も近々新しい床板の予定とか。

 

 

整理整頓の行き届いたダイニングキッチン。

 

 

一段高い和室。

 

 

洋室。

 

 

飴色に変わったリビング無垢板の壁。

 

 

最上部南面に天窓のある、リビング上の空間も良い色に変化しています。

 

 

孫が来た時の為に、下の物をストーブの上に置いてるんですよ。これからは囲いが必要かも・・と優しいお爺ちゃん。

秋も深まりそろそろ火が入る季節ですが、ストーブも出番が待ち遠しそう。

 

 

定年後もまだ週5日は勤務を続けておられる元気な高橋さんをパチリ、点検終了。

ログ外壁塗装

 

マスキングテープできれいにガラス養生が行われ、外壁の塗装が始まりました。

 

 

入口には丸太の階段。

 

 

今回はクリアの塗料です。

 

 

木口にはたっぷりと塗料を浸み込ませ、紫外線と雨水の影響を受けやすい破風(ハフ)と軒先の鼻隠(ハナカクシ)は、多めに重ね塗りが行われます。

 

 

隣りの作業場にはかわいい小児用の椅子や

 

 

机と椅子のセット、左はおもちゃストッカー(?)

 

 

そして大小の商品が多数準備されて、11月半ばの開店を待っている様です。

 

 

乾燥した秋晴れの中、4人の会社スタッフが手際よく塗装を進めていきます。

 

建築予定地

鹿児島市内各地での土地捜しから始まり、ようやく郡山町に見付かったご希望通りの土地を取得出来たのが5年半前。

いよいよキットをフィンランドのログメーカーに発注しようかとなって突然、加さんに「関西への転勤命令」!

 

 

鹿児島に来る機会が有ると、時々土地の状況を確認に寄らせて貰っています。

 

 

雑草が我が物顔で盛大に威勢良く繁殖して、建物四隅予定地に立てた配置杭も見えません。

 

 

娘さん達の成長が目覚ましい年賀状には、毎年「ログハウスの建築楽しみにしております!」との一文が添えられています。

この地に立派なログハウス住宅が完成し、ご家族皆様の健康的で明るく豊かな日々が始まるのが待たれます。