内装・外装工事へ

四面それぞれの一区画に、斜めの"筋交(ｽｼﾞｶｲ)"を入れ、横振れ対策を施しています。

柱と柱の間に"間柱"が立ち、窓を支える"まぐさ"の上に、所定の間隔で５枚の縦長窓が付きました。

右から２枚目と４枚目が開き、あとはFIXです。

戸と窓の設置の後、壁の外部に防水シートが貼られています。

無塗装外装板が柱の間に設置され、外観がようやく見えてきました。

土台と同じ高さに"床根太"が固定され、その間に固形の断熱材がセットされました。

森さんち７年目点検

丸７年を迎えた、都農町の森さんご一家の住宅。ご主人と愛犬。

これから一年のメンテナンスは、デッキ材数枚の交換とドーマーの塗装。

掃き出し窓の鍵の不調以外、内外共に特別の問題点は無さそうです。

私が風邪の為に床下を這い回る事が出来ませんでしたので、床下点検は宿題にして頂きました。

建築中まだ小学校入学前だった長女はもう立派な中学生！早いものです。

屋根の造作

採光はもちろん換気にも活躍してくれる"天窓"が付きました。

内側から見る天窓。ロール状に巻いて収納される、ブラインドと網戸も付きます。

４５度の傾斜がある屋根では足場が必要です。

片方を固定したロープを角材に巻いて、しっかりと足場を確保し、防水ルーフィングが張られています。

屋根仕上げ材はアスファルトルーフィング。軒先に防水板金を設置し、下から張り上げていきます。

いよいよ 組み建て

好天に恵まれて組み建てが始まります。

立派な美容室の完成を願いながら、棟梁により四方にお神酒が上げられています。

プレカットされた部分を組み込みながら、土台と接合して柱が立ち始めました。

コンピューター制御で寸分たがわぬ加工が施された柱と土台が、一ヶ所ずつしっかりと組み上がっていきます。

最後の加工材、二本目の棟木が固定されて、無事「上棟」。

敷地をフルに使った設計の為、道路側の軒をどれだけ出すか、"下げ振り"を見ながら確認しています。屋根の傾斜角度は４５°。

両側に屋根を支える"垂木"が架けられ、軒先には横に"鼻隠し"が取り付けられています。

メインの場所となるカット・シャンプー椅子の上には、天窓の枠が出来つつあります。

展示会

毎年秋、ビッグサイトで開催される「ジャパン ホーム&ビルディング ショー」

例年よりブースの数やデコレーションが減り、会場にも底冷えする不景気な秋風が吹いていました。

元気な日本に戻れるよう、景気回復が切望されます。