基礎見て・・小さくて狭いなぁ!
固まったベースに墨付け(計測して線引き)をし、それに合わせて型枠が組まれました。手前二つは玄関ポーチの柱受け基礎。
立ち上がった鉄筋が中央に来るように調整しています。
屋根や壁が出来るまでに、基礎の中に雨水が溜まることがあります。水抜き用の穴を作る為、半円の筒が底に置かれました。完成時にはモルタルで穴埋めされます。
規格通りにセメント・砕石・水が混合され、クレーンの吊り下げた大きなバケツにミキサー車から移されていきます。
少しずつ移動しながら、適量をバケツから落とし、振動機を差し込んで隅々まで行き届くようにしています。
松尾さん一家4人が現場に到着。
『狭っ!』 最初に基礎を見ると、施主のだれもがそう感じるようです。
天端の厚さ2cmは、後日モルタルで仕上げます。
柱と基礎を緊結するホールダウン金物と、土台と基礎を固定するアンカーボルトが、場所と高さを確認しながら設置されました。
配筋検査 → 基礎の底盤
写真を撮り損ねましたが、プレカット工場で担当者や棟梁が顔を並べ、最終の図面・仕様確認を行いました。
今週中に木材が揃い、来週前半にプレカットされ、27日には現場に搬送されます。
プレカット打合せの後現場に行きますと、砕石の上に防水ポリフィルムが敷き詰められ、その上には図面通りに鉄筋が組まれていました。
直径10mmと13mmの鉄筋を組み合わせて使うのが一般的ですが、ここでは全て13mmが使用されています。
早朝から住宅瑕疵担保責任保険の配筋検査が始まりました。
柱と基礎を緊結する"ホールダウン金物"が多めに設置されている図面を見ながら、「減らしてもいいですけど、強いに越した事はありませんし、良いことです。」と言って頂きました。
底盤を真っ平らにする為に、要所に赤テープを巻いた鉄棒を立てています。
クレーンに吊られた大きなバケツの底から、勢い良くコンクリートが出てきました。
赤いテープを目印に、移動しながら必要な量を落としています。
空洞が出来ないよう、振動機を使って隅々まで流し込んでいきます。
一区画ごとに均等な平盤を造るのは熟練を要し、なかなか容易ではありません。
ほぼ均し終えると、目印の鉄棒を抜きます。
平らなコンクリート面に給排水用の管が浮かんでいます。
基礎は着々+打合せも終盤
外周の深堀りした部分の底を、コンクリで平らに固めます。
向き合っている貫(横)板の上端に水糸を張り、そこから75cm下で均します。
家造りの中で、左官技術を発揮出来る機会は少なくなってきました。
経験の積み重ねによるその技術とセンスは、見える所はもちろんですが見えなくなる大事な部分でも大きな役割を担います。
戸・窓・階段・床板・収納など家の主要部分を構成する各種建材の、サイズや色や構造などを最終確認。
水平に固まったコンクリートの上に、型枠がしっかりと固定されました。
大きな重量を全体で支え、台風や地震でもしっかりと家を守れるよう、頑丈な基礎が造作されます。
基礎を通して外部とつながる、給排水の配管もセットされました。