炉台造作2
ご希望の組み合わせが決まって、このような完成形になりそうです。
水を混ぜてモルタルを十分に練ります。
底部の厚みがほぼ均一になるようモルタルを敷き詰めていきます。
横に置いた底部用レンガをそのまま移動していきます。
背面部分にモルタルを敷き、背面の一段目が積まれていきます。
さらに二段目。
目地部分のスペースが、決めた通りの幅で取られています。
高さを確認して微調整。
高過ぎるレンガはゴムハンマーで叩いて合わせていきます。
三段目用のモルタルが準備されています。
底部とその上の三段が、ほぼ完成。
お二人ともなかなか器用なので、あとは完成までお二人にお任せすることに致しました。
薪ストーブの炉台造作1
弊社の場合、塗装と炉台造りは施主施工をお奨めしています。
建築工事の途中に大工工事のイロハを大工さんから教わり、それに塗装と左官工事の遣り方を幾らか覚えれば、その後の家周りの事はほとんどご自分で出来るようになります。
今日から薪ストーブ用の炉台造りです。
新燃岳の火山灰を使ったレンガと、水を混ぜるだけのモルタルをご準備頂きました。
リビングで炉台底部の配列を検討中。
レンガと床の間に軒天の残材を使い、ご希望のサイズにカットして敷きました。
レンガ背面と壁の間には空気層が必要です。ダンボールとコンパネを設置し、背面のレンガが垂直に積み上がった後で外します。
いろいろと検討・工夫をされて、ストーブを使用しない時期でも極力邪魔にならないよう、コンパクトな大きさになりそうです。
半分や四分の一の大きさのレンガも必要になりました。レンガに線を書き入れて丁寧にカットしていきます。
ようやく必要な枚数が揃いました。これから全部を底部に仮り置きして確認をします。
煙突の設置
ご主人の夏休みを利用して、ストーブ用の「炉台」を造作することになりました。
棟梁にお願いし、その前に煙突を設置してもらいます。
まず仮留めしていた角トップを外します。
煙導囲(エンドウガコイ)の内部で煙突を二ヶ所固定し、吊り下げる形になります。
断熱材と天井に四角の穴を空け、周囲を角材で補強しました。
三本の煙突を繋ぎ、ゆっくりと下ろしていきます。
頑丈に造作された煙導囲の中で、窮屈な作業が続いています。
煙突が中央にくるようメジャーで計測しながら、上下二ヶ所の固定金具をしっかりと設置していきます。
台風でも煙突内部に雨水が入らないようにして、角トップを再度設置し直しました。
天井の穴を専用の板金でカバーしました。
上部は直径20cmの二重煙突、室内は直径15cmの煙突です。
煙突が火打ち梁に接触しますので、その部分には断熱カバーを取り付けました。
煙突設置がほぼ終わり、あとは炉台造作とストーブ本体の設置が待たれます。
































