古材で "上がり框(ガマチ)"
那須さんとご一緒して、「桑」の古材を取り置きしてもらった高岡町の古城木材へ。
製材所の奥から取り出して、
ローラー台の上へ。
あちこちヒビが入らないように真横に「背割り」がしてあります。更に余計な割れが出ないように、何本も鎹(カスガイ)が根元に打ち込んでありますので、それを外します。
根元を真っ直ぐ切り落とし、
玄関の幅、1820mmの長さでカット。
那須さんに全面を良くご覧頂き、まずは背割りに合わせて二分割することに致しました。
桑にキズが付かないよう上下に補助板を入れ、それを上からしっかり押さえ込んで固定しています。
背割りに合わせてカットされていきます。
背割り部分と異なる地肌が現れました。とてもきれいです。
上がり框として見せる曲面は一面のみ。さらにカットして四分の一を残しました。
さらにカット。玄関からはいって目にするのは上に見える曲面。今最後にカットしている面が框の上面になります。
どのような仕上がりになるか、とても楽しみになります。
残りの材も、和室など他の場所で使えそうです。
地盤改良工事
地盤改良の工事を二日掛けて行います。
専用の重機が現場に到着。
先端に取り付けられる独特のスクリュウも異様な大きさです。
敷地の中に搬入されました。
様々な大型の機械や道具が、ユニック車から敷地に下ろされ設置されます。
10トン近くの水が必要との話で、お隣さんから水を拝借する了解を頂きました。
使用水量を計測出来るメーターを取り付けています。
固化剤を水と混ぜる攪拌機。
固化剤液はポンプアップされて、上端からドリルの中を通し先端へ。
意外とテンポ良く工事が進んでいきます。
3~4mの支持層からスタートし、土と固化剤を攪拌しながらスクリューが地表へと上がってきます。
スクリューを抜き取るとほぼ完成。
直径60cmの円柱が出来上がっています。
高さをレベルで確認しながら、上端表面を仕上げてゆきます。
きれいな完成表面。
最後の一本も完了。
敷地内の地中に31本の柱が立ちました。
これらの柱の上に頑丈な「べた基礎」が載り、その上に重量のあるログハウスが建築されます。









































