古材で "上がり框(ガマチ)"
那須さんとご一緒して、「桑」の古材を取り置きしてもらった高岡町の古城木材へ。
製材所の奥から取り出して、
ローラー台の上へ。
あちこちヒビが入らないように真横に「背割り」がしてあります。更に余計な割れが出ないように、何本も鎹(カスガイ)が根元に打ち込んでありますので、それを外します。
根元を真っ直ぐ切り落とし、
玄関の幅、1820mmの長さでカット。
那須さんに全面を良くご覧頂き、まずは背割りに合わせて二分割することに致しました。
桑にキズが付かないよう上下に補助板を入れ、それを上からしっかり押さえ込んで固定しています。
背割りに合わせてカットされていきます。
背割り部分と異なる地肌が現れました。とてもきれいです。
上がり框として見せる曲面は一面のみ。さらにカットして四分の一を残しました。
さらにカット。玄関からはいって目にするのは上に見える曲面。今最後にカットしている面が框の上面になります。
どのような仕上がりになるか、とても楽しみになります。
残りの材も、和室など他の場所で使えそうです。









