古材で "上がり框(ガマチ)" | ログハウス・ビルドのブログ

古材で "上がり框(ガマチ)"

那須さんとご一緒して、「桑」の古材を取り置きしてもらった高岡町の古城木材へ。


ログハウス・ビルドのブログ-移動


製材所の奥から取り出して、


ログハウス・ビルドのブログ-ローラー台へ


ローラー台の上へ。


ログハウス・ビルドのブログ-鎹


あちこちヒビが入らないように真横に「背割り」がしてあります。更に余計な割れが出ないように、何本も鎹(カスガイ)が根元に打ち込んでありますので、それを外します。


ログハウス・ビルドのブログ-カット1


根元を真っ直ぐ切り落とし、


ログハウス・ビルドのブログ-カット2


玄関の幅、1820mmの長さでカット。


ログハウス・ビルドのブログ-固定


那須さんに全面を良くご覧頂き、まずは背割りに合わせて二分割することに致しました。


桑にキズが付かないよう上下に補助板を入れ、それを上からしっかり押さえ込んで固定しています。


ログハウス・ビルドのブログ-半分に1


背割りに合わせてカットされていきます。


ログハウス・ビルドのブログ-半分に2


背割り部分と異なる地肌が現れました。とてもきれいです。


ログハウス・ビルドのブログ-二面落とし


上がり框として見せる曲面は一面のみ。さらにカットして四分の一を残しました。


ログハウス・ビルドのブログ-三面落とし


さらにカット。玄関からはいって目にするのは上に見える曲面。今最後にカットしている面が框の上面になります。


どのような仕上がりになるか、とても楽しみになります。


残りの材も、和室など他の場所で使えそうです。