$映画批評_気ままにツラツラと・・-ティンカー・ベルと月の石


今月は、思いの他映画を観にいけてません。
色々忙しいという理由と、今日は昨日明け方まで飲んでしまったので・・
昨日は昼間のうちに映画を観てきました。
鑑賞したのはシリーズ第二弾『ティンカー・ベルと月の石』です。

あらすじ:
もの作りの妖精ティンカー・ベルは、秋の準備に大忙し。
ある時、彼女は名誉ある仕事を任される。
妖精たちが空を飛ぶためには“妖精の粉”が必要で
それを作り出す大切な“月の石”を納める“聖なる杖”を
ティンクが作ることになったのだ。
ところが彼女は、ふとしたはずみでその月の石を粉々にしてしまう。
それは、ネバーランド滅亡の危機を意味する一大事。
そこで彼女は、願いを叶える鏡が眠るという難破した伝説の海賊船を
目指して遥かなる冒険の旅に出るのだったが・・・

感想:
子供が主なターゲットな作品なので吹替え版しか上映していないようです。
実際、鑑賞時は私以外は全員親子で劇場は埋まってました。
子供向けなので、変に芸能人を吹替えに配して、動員を期待するような
浅はかな作戦は必要ないので、ちゃんとした声優さんが声を当てているので
安心して吹替え版も鑑賞できます。

去年から毎年クリスマスの季節に公開される全4部作の第二弾にあたります。
前作はティンカー・ベル誕生の物語で、本作はもの作りの才能を活かした活躍と
本当に大事なものはなにかを描いています。

ティンカー・ベルの魅力は、彼女は元気で明るいけど、少しおっちょこいで
そして怒りっぽいという、欠点を持ってるからこそ魅力的なのです。
本作では、杖作りの最中に親友のテレンスに当たり散らして喧嘩をしてしまい
素直に謝れず、一人で問題を抱えることになり、旅に出て
自分が映った鏡を見た時に、友情の大切さに気づくのです。

子供達に、素直に過ちを認めることと、友情は大事だし、失敗から学ぶこと
と親も安心して子供と観れるファミリー映画として、ツボを押さえています。
上映時間も90分で、手軽に楽しめますので、冬休みに時間がありましたら
親子で観て欲しいです。大人もちゃんと楽しめますよ、映像が綺麗ですし
定番の物語になっていますので。
(点数:75点)

原題:TINKER BELL AND THE LOST TREASURE
製作年度:2009年
製作国:アメリカ
監督:クレイ・ホール
声の出演:メイ・ホイットマン、ジェシー・マッカートニー
アンジェリカ・ヒューストン、ジェーン・ホロックス、ルーシー・リュー
声の出演(日本語吹替版):深町彩里、細谷佳正、高島雅羅、山像かおり
(公開中)