昨晩IMAX 3Dで『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』を観てきました。

あらすじ:


ブラック・パンサーであり国王であるティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を病で失い悲しみに包まれるワカンダ。
先代の王ティ・チャカの妻でティ・チャラの母であるラモンダ(アンジェラ・バセット)が女王となり悲しみを乗り越えようとする矢先に新たなる脅威がやってくる。

感想:
MARVELがファンがチャドウィック・ボーズマンとティ・チャラとのお別れする為に制作された作品とも言えるでしょう。冒頭のMARVELのロゴが出てくるMCU映画でお馴染みのところでもう涙が出てきます。
映画の中のワカンダの民と同じく映画観ている者も偉大なる気高きヒーローであるティ・チャラを思い出しながら物語は進んでいき彼の意志は受け継がれてワカンダと妹のシュリが前に一歩踏み出すまでを丁寧に描かれていました。
リアーナが歌う主題歌「Lift Me Up」が心に染みます。
ヒーロー映画として興奮するバトルシーン、手に汗握るアクションシーンは控え目で哀悼の意を示しているかのように心情描写に時間を割いていました。

MCU視点言うと本作はフェーズ4の1作でありフェーズ4は新しいキャラクターの登場・紹介するという役割があり本作ではアイアンハート(アイアンハート)が出てきます。来年のDisney+でドラマ「アイアンハード」が配信されてアイアンマンというか亡きトニー・スタークと向き合うことになるのでしょう。多くのキャラとお別れしつつも時は止まる事なく次の世代が繋いでいく世界観を今後も楽しみに見守りたいと思います。
(作品数多くて大変だけど)
良き映画でした。さよならティ・チャラ、さよならチャドウィック・ボーズマン
(点数:85点)

原題:BLACK PANTHER: WAKANDA FOREVER
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
監督:ライアン・クーグラー
出演:レティーシャ・ライト、ルピタ・ニョンゴ、ダナイ・グリラ、ウィンストン・デューク、フローレンス・カサンバ、ドミニク・ソーン、ミカエラ・コール、テノッチ・ウエルタ、マーティン・フリーマン、アンジェラ・バセット