『大草原の小さな家』「サーカスのおじさん」 | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

ある晩、インガルス家の外で突然銃声がします。チャールズは、飛び起きて、銃を持って外に出ます。外にいた人は、鶏を山猫が襲いに来たから、銃で追い払ったと言います。彼は、自分の名前はオハラだと名乗り、サーカスをしているといいます。チャールズは、一晩、外でサーカスの馬車を置いて休んでいいと言います。一晩のはずが、オハラさんは、居座り、メアリーやローラに手品をして見せて、すっかり人気者になります。ある日、オハラさんは肋骨を骨折しますが、シャミの秘密という秘薬を飲んで、すぐに回復します。それを頭痛に悩むハンソンさんに言ったところ、ハンソンさんも薬をもらいにきて、すっかり頭痛が治ります。お腹の痛みに悩まされていたオルソン夫人も、シャミの秘薬を貰います。しかし、オルソン夫人は盲腸炎で手術しないと死んでしまうかもしれません。怒ったベイカー先生は、オハラさんに秘薬の中身は、お砂糖と重曹でしかない、と本当のことを言うように言います。オハラさんは、うまく切り抜け、オルソン夫人は手術を受けて無事生き延びることが出来ました。ベイカー先生は、チャールズに、みんながオハラさんの薬が万能だと信じると危険だから、オハラさんを追い出すように言いますが……。

 

今回のゲストは、レッド・バトンズ。有名な役者さんです。

 

 

ポセイドン・アドベンチャー』で生き残ったひとりで、ジーン・ハックマン率いるスコット牧師に連れられて、船底に向かう人を演じています。兄を亡くした歌手のキャロル・リンレーに何かと親切にするおじさまです。

 

他にも、『史上最大の作戦』では、ノルマンディー上陸作戦の落下傘部隊の隊員で、落下傘が木に引っかかってしまい、降りられない役を演じていました。

 

1957年には、『サヨナラ』でアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。日本人女性と恋に落ちるアメリカ軍兵士を演じていて、相手役のナンシー梅木も、アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。日本人で初めてのオスカー受賞者となりました。

 

TVでは、『レッド・バトンズ・ショー』という番組を持っていたコメディアン。あちらでは、自分の名前を冠したショーを持つことは、ビッグスターの証です。ルシル・ボール然り。日本で、『うちのママは世界一』として放映されたのは、『ドナ・リードショー』でした。ジュリー・アンドリュースも、自分の名前を冠したショーを持っています。

 

アーネスト・ボーグナインに次いで、ふたりめのオスカー受賞者の登場でした。